東京新聞杯2014予想
"展開不問の強味がある⑫クラレントを信頼"

ベストアン馬サダー
13期 予想歴22年

◎クラレント
  3着/5人気

○サトノギャラント5着/4人
▲ショウナンマイティ10着/2人
△エキストラエンド2着/3人


1週間延期されて明日開催される東京新聞杯は、GⅢでは勿体ないほどの好メンバーが揃ったが、東京開催は今週も土日が中止になるという異例の事態。土曜日の昼前に除雪が不可能と判断された芝コースの積雪が、日曜の好天でどこまで回復しているのか。馬場状態が読めても馬券が当たるわけではないが、やはり気になるところ。同じ様に土日が中止になり、稍重で開催された先週の月曜日は、内を突いた馬も伸びていたように、顕著な馬場差は見あたらなかった。内も外も一様に伸びるなら、ロスが少ない内が有利になるのは自明の理。

⑫クラレントの連覇に期待した。近走で唯一崩れたマイルチャンピオンS(GⅠ)の敗因は、やはりプラス12キロという馬体重の増加だろう。490台まで絞った前走できっちり巻き返しているように、あれがこの馬本来の実力ではないのは明らかだ。近走では好位で競馬を出来るようになっており、3走前の毎日王冠(GⅡ)では、逃げてエイシンフラッシュに0秒1差の3着。逃げ馬不在で読めない展開も、自在性の高さは大きな強みになる。言わずと知れたことだが、重賞2勝、GⅠ3着がある東京マイルは<2011>のベスト舞台。今週こそセーブ気味の追い切りになっているが、先週、先々週と速いところを追い切っているので不安はない。

②サトノギャラントも同舞台4戦4勝のコース巧者で、前走のキャピタルS(OP)では、出遅れて直線で壁になるという並みの馬なら惨敗している展開だったが、前が開くとあっという間に突き抜けた。2000mでは詰めが甘くなってしまうが、この距離では持ち味の瞬発力を存分に発揮できる。少し間隔はあいたが、休み明けも④①①②着と全く苦にしておらず、発馬が決まれば逆転まで可能。

地力上位の⑩ショウナンマイティが三番手。休養前の毎日王冠は-18kgと体調面に問題があったが、産経大阪杯(GⅡ)や安田記念(GⅠ)の走りから、立て直してくれば能力的には1枚上の存在。この馬も休み明けを苦にしないタイプで、この中間の乗り込み量も十分。きっちり巻き返してくるはず。

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