フェブラリーS2014予想
がんばれ浜中くん!

クライスト教授
10期 予想歴35年

◎ベストウォーリア
  13着/3人気

○ベルシャザール3着/1人
▲ワンダーアキュート6着/5人
△ホッコータルマエ2着/2人
×ノーザンリバー
×ブライトライン


自信度A・・・
◎に推す馬が「前走重馬場勝ち」「勝てば騎手連覇」であることが不安材料なので一つ割り引いてAに設定。

◎…2番ベストウォーリア【 57.0・石 坂・浜 中 】
JCダートの再戦であるからには人気面でもJCダート組が重視されるのは当然だろう。裏返せば、JCダート不出走馬でここに臨戦する馬だけがJCダート上位組を倒せる存在となるはず。よって、騎手の連覇は気になるが思い切って同馬を本命とする。

○…11番ベルシャザール【 57.0・松田博・Cデムーロ 】
JCダートの再戦が基準であるからには、勝ち馬である同馬を軽視するのはさすがに邪道だろう。ただし、馬は3ヶ
月ぶり、鞍上もやや弱化と思われるため今回は対抗までとする。

▲…4番ワンダーアキュート【 57.0・佐藤正・武 豊 】
マイル戦の実績がないのは不安だが、鞍上と馬の能力バランスが一番安定しているのが同馬なので好走時一発あるならと見て単穴とする。

△…15番ホッコータルマエ【 57.0・西 浦・ 幸  】
展開と距離経験なら本命にできる馬だが、スマートファルコンと同じく「地方ばかり勝っている馬」であるのが大い
に不安であり、加えてお休み中だった鞍上自身の臨戦過程も信用できないので今回は複穴までとする。
【勝たれたらそれまでだけど…苦笑】

伏…7番ニホンピロアワーズ【 57.0・大 橋・酒 井 】
東海ステークス完勝からの臨戦はある意味理想的だが、いざ競り合った時に鞍上の腕の差が出てしまうのが大きな不
安材料なので今回は伏兵までとする。

LS…1番ゴールスキー【 57.0・池 江・ベリー 】
根岸ステークス勝ちは立派だが、マイル戦2戦2敗であること、休み明け好走の反動、今回の相手レベル高さの3点を考えるといくらベリーでも勝つのは厳しいと判断して大穴までとする。

X…6番ノーザンリバー【 57.0・浅 見・戸 崎 】
実質は鞍上強化だが、今の騎手界は騎手の実力ではなく縁故ある者が優遇される状況であり、いくら戸崎でもブライトラインをコカしたこともあり、さすがにシルシ馬たちに先着できないと判断せざるを得ないので消し馬とする。
X…8番グランドシチー【 57.0・相 沢・Uリスポリ 】
リスポリ自体は腕があるので心強い材料だが、前走ギュイヨン騎乗でニホンピロアワーズに完敗しているからには仮に上積みがあっても微々たるものと判断できるので消し馬とする。
X…9番アドマイヤロイヤル【 57.0・橋 田・四 位 】
前走好走すべきところを好走できなかった時点で今回は用なしと判断。何より今の鞍上の信用度は人気馬でも危険であるため消し馬とせざるを得ない。
X…12番ブライトライン【 57.0・鮫 島・福 永 】
戸崎から福永に乗り戻す自体は悪くはないことだが、如何せん鞍上が鞍上だけに馬券になったらヤラセとなり、しかもジェンティルドンナをトバした直後であるからには消し馬に置くのが妥当と判断して消し馬とする。
【彼の着順で主催者の心根が分かるだろう】

※騎手の腕なら外人と元地方が圧倒的に上だが・・・
純粋な騎手の腕と馬の能力比較で予想すれば、「1と11に8が絡む」としておけば簡単。だが、馬に恵まれなければレースを勝てないのが騎手の宿命であり、ベリーは馬の距離面で不安、CテデムーロはG1馬ながら休み明け、リスポリは前走ギュイヨンで酒井の馬に完敗していることを考えると騎手の腕だけでは決まらないはず。
騎手の腕で馬をどこまで走らせられるか…本物の騎手たちの腕前に注目している。
【ちなみに現実的な大穴としてはドリームバレンチノ(岩田)に期待しているのだが、さすがにマイル戦ではいくら岩田でも3着も厳しいでしょうが!笑】


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フェブラリーS2014回顧
弱い訳がない!

クライスト教授
10期 予想歴35年

次走狙い:コパノリッキー
次走危険:ノーザンリバー


レースレベル5・・・
現役ダート最強馬たちが集まったレースでありレベル「5」以下などあり得ない。

○・・・大穴だろうが何だろうが、現役最強ダート馬たちが集まったレースを制せる馬が弱い訳がない!
また、流れや展開がベストだったにしても単にマグレでホッコータルマエを抑えこめる訳もないはず!
したがって文句なしの次走狙い馬!

X・・・正直な所、危険馬を選ぶのはかなり難しかったが、次走に期待して一番危険度の高い馬を挙げるとすれば、戸崎という信頼できる鞍上が完全に展開を味方につけながらベルシャザールの差しに屈した同馬だけが次走着順から過度な期待が懸けられることが推察できるので危険馬とする。

※ベストウォーリアに期待してただけに・・・
コパノリッキーの優勝にはもちろん驚かされましたが、◎に推したベストウォーリアを兵庫CTで千切っていたことを記憶していたので、驚き以上に「どうして田辺くんを信用でしなかったのか」ということに後悔の念が湧きました。
また、当初は「浜中くんはどんなシミュレーションをしてるんだ?」と思いましたが、彼が控える競馬を選択したからには包まれて大敗しても仕方ないと今では思っています。
ちなみに、今回の◎馬大敗で分かったことは、「競馬学校上がりの騎手たちの多くに不足しているのはペースの遅速における判断力とそれに対応する瞬時の対応力である」と思われます。つまり、京都記念における横山典の決め打ちのように“レース前から決めた乗り方はできても流れに応じて馬を操作するレース感が欠如している”ということ。
だから実戦経験でどんなレースにも対応できる技を身に付けた外人ジョッキーたちに負けてしまうのでしょうし、世界では誰も通用しないのでしょう。
上手い騎手とは、馬に恵まれる以前に馬のことをよく知り、それ以上に他馬のことを知る騎手だと思います。その意味でも騎手と厩舎が乖離したシステムにある現状では優秀な騎手など絶対に生まれないでしょう。
今回の田辺くんの大穴も、内田博のスロー逃げを見極められなかった先行馬の人気馬に騎乗していた他の騎手たちの未熟さの表れであると思います!


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