13期 予想歴4年
◎マイネルラクリマ
4着/11人気
○カレンミロティック14着/5人
▲トウケイヘイロー6着/1人
△ダークシャドウ11着/12人
・ステップレース見解
福島記念
少し内有利な馬場。テン少し早く、中盤かなり緩んだ中弛み戦。(額面のラップよりは、2・3番手以降の馬はスムーズな追走)
ダイワファルコンは2・3頭分外。
マイルルラクリマは1頭分外。
緩急のあるラップに強いダイワファルコンが捻じ伏せるように先頭に立って押し切り。
マイネルラクリマは5F目6F目で少し緩めたことで、後続に詰め寄られ、ロングスパートをかける形に。
朝日CC
内外フラットな馬場。テン中盤緩い上がり勝負。
アルキメデスは1頭分外。
マイネルラクリマは1頭分外。
距離ロスは小さいとはいえ、スローで早め先頭→ラスト少し失速したところを差されたマイネルラクリマには辛い競馬だった。やはりこの馬は、先行力・追走力を活かせるレースでこそ。
有馬記念
内外フラット。テン中盤の早い底力戦。
カレンミロティックは2頭分外。
ヴェルデグリーンは4角では6・7頭分外。
ナカヤマナイトは2頭分外。
ラストはオルフェーヴルとデスペラード以外失速していて、基本的には脚を溜めた馬が有利。
開幕週後者かと思われていたカレンミロティックが、時計のかかるこの舞台でも追走力を発揮し6着。これは明らかな加点。
阪神C
内外フラットな馬場。テンかなり緩い後傾ラップ。
ダイワマッジョーレは最内。
サダムパテックは1・2頭分外。
後方の馬は高い持続力を備えていないと勝負にならなかったレース。
サンカルロはこのスローの中、なんとか持続力を活かして4着に食い込みました。
ややマイラー有利なペース。
AJCC
内外フラットな馬場。前半から中盤が早く、上がりがかかる。
ヴェルデグリーンは2頭分外。4角では5頭分外。
ヴェルデグリーンは平均ペースの中山2200mがベストか。
追走ペース的には、1800mなら取り付いていくのは厳しいかも。
後方からズドンと差せる条件(前がバテバテ、外有利な馬場など)なら、追い込んでくる可能性も否定は出来ないが。
・各馬評
ジャスタウェイ
追走ペースは1800mがベストの持続力差し馬。秋天では2000mの前傾ラップで追走が1800m並みになり適性ドンピシャ。先行馬、後続がギクシャクした競馬をする中で、福永騎手らしい無理をしない追走が光りました。
過去に連対したことがあるのは、東京・新潟・阪神の3場のみで、跳びの大きなフットワークが示す通りの直線巧者。
後手に回りつつも3着を確保した中山金杯が有りますが、その時の流れは中弛みの上、斤量56.5キロで、今回に繋がってくるかは微妙。
荒れ馬場はこなします。
能力全開が叶った前走が評価されての1番人気なら、能力全開が叶いそうに無い今回はそれなりに評価を落とします。
トウケイヘイロー
ゲートの良さ、追走力を活かして、末脚の問われにくいコースを逃げ切ってきました。中山1800mは末脚の要求度が低いので、当然歓迎。
ただ、逃げ切った札幌記念・函館記念、途中からハナを切った鳴尾記念は共に内が有利な馬場状態でした。今回の中山記念は内外フラットなので、再現は楽ではありません。
人気サイドでもあるので、それなりの評価にしときます。
ロゴタイプ
スプリングSでは中盤から競り合う前を追いかけて、早めに捕らえての完勝。底力の高さがうかがえます。皐月賞ではスピードレースを最内で追走しての勝利でした。
心配なのは、皐月賞のパフォーマンスから更に伸びしろがあるかどうかと、札幌記念の消耗が響いていないかということ。
今回の中山記念は、スプリングSと同じように前を追いかける展開が期待出来るので、心配しすぎるのも良く有りませんが、積極的な評価をする価値は無いと判断します。
アルキメデス
中山記念はキレの活かしにくい条件。その上、斤量増。かなり厳しい競馬になります。
ナカヤマナイト
昨年の中山記念は2頭分外を回って勝利。底力はG2級であると言えるでしょう。
秋天を見る限りは、長い直線向きの持続力に欠けます。
前走の大敗と、昨年ほど調教で動いていない点がマイナス。
カレンミロティック
有馬記念で加点有り。綺麗な馬場がベストですが、時計のかかる有馬記念で6着。
金鯱賞にしても垂水Sにしても、タイムトライアルのようなラップ推移で前を追いかけての完勝。今回はトウケイヘイローを追いかければ楽に再現が狙えます。
やや小柄なので、水分を含んだ馬場に少し不安を残しますが、本線に加えるべき一頭です。
ヴェルデグリーン
中山1800mではややスピード不足か。
エアソミュール
大跳びで一気の加速が効かない為、この枠から先行すれば中途半端な位置しか取れず、結果大きく距離ロスをしてしまいます。
ダークシャドウ
細かい解説は省きたかったのですが、ここまで人気が無いとチェックしておく必要があります。この枠からインを追走すれば目立たずに直線まで運べ、底力を活かしてそのまま粘ってしまう可能性があります。相手に。
マイネルラクリマ
競り合う2頭を追いかける展開の福島1800mで何度も結果を出してきた。
前走はイン有利な馬場でズルズルと後退し競馬にならず。
マイラーの底力・スピードも有る上に、道悪実績も有ります。
大外枠ですが、行ききるか控えるかの選択が嵌れば一気に巻き返しても。
・予想
中山はかなり時計のかかる馬場。
開幕週らしい内有利のトラックバイアスは発生せずに、内外フラットになっている。
先行有利の決め打ちで大勝負を仕掛けようかとも思っていたのだが、馬場が想定と違うので注意。
◎マイネルラクリマ
先行力、追走力が有り、重馬場実績も有る。コーナーで脚を使うレースはローカルで何度も経験しており、1週コースへの不安も無し。斤量も2キロ減なので、前走よりかは行き脚が付くと想定されます。
▲カレンミロティック
有馬記念での加点は魅力でしたが、馬場が有馬記念の時よりも悪く、スピード持続力を活かせない恐れがあります。ただ、追走力は何度も証明しているので、相手には。
△トウケイヘイロー
重馬場は大丈夫とはいえ、内有利なトラックバイアスが発生していた方がレースはしやすかったはず。
▽ジャスタウェイ
直線巧者。コーナーでの加速が問われた中日新聞杯と京都記念ではしっかりパフォーマンスを落としています。直線勝負に徹して2・3着ならあるかもしれませんが……。
▽エアソミュール
控えれば4コーナーでの加速が問われてしまいます。大跳びなので、少し不安。先行すれば、おそらく外外を回されるでしょう。先行力はマイネルラクリマに劣ると考えているので、後手に回って対応できるかがポイント。
▽ダークシャドウ
明らかなプラスはありませんが、前走は出遅れが響いて競馬にならなかったので度外視可能。スムーズなレースが出来れば。
…ロゴタイプ
皐月賞は最内を追走した上、綺麗な馬場でした。スプリングSの走りを評価する手もありますが、レベル的には物足りません。
▽の馬は買わないかも。
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