08期 予想歴15年
◎アサクサキングス
3着/1人気
○ドリームパスポート9着/5人
▲アドマイヤジュピタ1着/3人
×メイショウサムソン
最近はデータ予想はしていなかったが、天皇賞(春)に関しては非常に気になるデータが。
過去10年の連体馬20頭の内、18頭が4・5歳馬であった。
なかでも4歳馬は8勝、2着5回の好成績。
昨年はこのデータに注目しつつも、エリモエクスパイアを切って苦い思いをしてしまった。
今年の該当馬はホクトスルタン・アサクサキングスの2頭。
どちらも有力馬だが、ホクトスルタンは重賞実績皆無。鞍上も長距離の上手い横山典だけに穴人気しそうだが、ここでは重い印は打ちづらい。
もう一頭の4歳馬アサクサキングスを本命にしたい。過去の4歳馬の中でも特に好成績を挙げている菊花賞馬。前走の大阪杯も直線で接触して一度は下がってしまう不利がありながらも僅差の3着。最弱世代と言われた現4歳牡馬だが、少なくとも菊花賞の上位3頭は強い。(2着アルナスラインは先週のメトロポリタンSを圧勝、3着ロックドゥカンブは有馬4着)
2歳時の百日草特別を勝った時には、騎乗した横山典騎手が「この馬はスピードのあるイングランディーレだ」と評価していたのが印象に残っている。実際その後皐月賞・NHKマイルと惨敗したが、距離の延びたダービーで2着後、菊花賞を制し、改めて長距離馬だと認識した。
前走は2000mのレースだったが早い時計の決着にも対応できたし、スタミナだけでなくスピード能力の高さも再認識でき収穫のある内容だった。叩き2戦目で状態は間違いなく前走以上だし、ベストの長距離戦なら今回も好勝負だろう。
5歳馬はアドマイヤメイン・アドマイヤジュピタ・メイショウサムソン・ドリームパスポートの4頭が該当。
今回も人気を集めそうなメイショウサムソンは、前走内容があまりにも物足りない内容。レース前の雰囲気からも天皇賞(春)へ向けての叩き台としての出走ではなかったように思える。調子が悪かったのか、ピークを過ぎてしまったのか。中間は陣営のトーンも上がってきたが、ここでは買い辛い感じ。
前走阪神大賞典を制したアドマイヤジュピタも人気を集めそうだが、前走はスローの直線だけの競馬を先行して粘っただけの印象。AR共和国杯が強い勝ち方だったし、勢いを買ってここでも印は打ちたいが、どうもフレンチデピュティ産駒が天皇賞(春)を勝つイメージが沸かない。
アドマイヤメインは最近のレース振りから手を出し辛いが、今回と同じ高速馬場だった菊花賞で大逃げをうっての3着。それ以来馬券に絡んでいないが、思い切った騎乗をすれば案外面白い存在。
ドリームパスポートは骨折明けから4戦して一度も馬券に絡んでいないが、徐々にレース振りも良化。前走の大阪杯では前残りの展開を後方から上がり最速の脚を使ってきての4着だけに、評価できる。この4頭の中ではこの馬に高評価を付けたい。
過去10年で0勝・2着2回(05年ビッグゴールド・7歳、06年リンカーン・6歳)の6歳以上の馬が大半を占めるだけにデータ予想でかなり絞れてしまうが、押さえるならこの2頭。
メルボルンC2着が示すように長距離は合う、7歳だがまだまだ衰え知らずのポップロック。
長距離のスペシャリスト、絶好調の鞍上が不気味なトウカイトリック。
◎アサクサキングス
〇ドリームパスポート
▲アドマイヤジュピタ
△ホクトスルタン
△アドマイヤメイン
△ポップロック
△トウカイトリック
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