産経大阪杯2014予想
2014 大阪杯 予想

朝霧博人
14期 予想歴16年

◎エピファネイア
  3着/1人気

○ショウナンマイティ5着/4人
▲キズナ1着/2人
△フラガラッハ6着/8人
×カレンミロティック


阪神大賞典と並ぶ古馬路線の始動となる重要なレース。
近年でも、メイショウサムソン、ダイワスカーレット、ドリームジャーニー、ヒルノダムール、ショウナンマイティ、オルフェーヴルとGⅠ馬で名馬がずらりといる。

今年の早くからエピファネイア、キズナ、メイショウマンボと2013年のクラシック路線を賑わした馬が出走すると話題になっているレースだ。
ラップ傾向としては、たんたんとしたラップから1000m通過後に11秒のラップが連発し、阪神コースのゴール前の坂を急激に減速することなく登ることが要求される。

本命はエピファネイア。
キズナとは二歳時にラジオNIKKEIで対戦しているが、その後は弥生賞、日本ダービーでしか戦っていない。
それはお互いに別路線を歩むことになったのだが、ファンからすればどちらが強いのかよくわかっていないのではないだろうか(私もそのひとりになる)

エピファネイアのパドックをいつも見ているのだが、少し泡が出て鶴首で周回をしている。
その姿から、やはり闘争心がすごい馬だと感じる。それはレースにも表れていて、福永騎手がかかる姿が見られた。それでも、福永騎手の教育で最後の一冠の菊花賞を手にした。
菊花賞後にジャパンカップ、有馬記念に向かわなかったのは、傍目からは圧勝、完勝に見えてもやはり3000mという自身の適正外の距離を走ったからだと思う。だからこそ、天皇賞(春)には向かわずに海外挑戦をするのだろう。

私がエピファネイアが強いと感じたのは皐月賞だった。

以下がラップなる

12.0 - 10.6 - 11.5 - 11.6 - 12.3 - 12.1 - 12.0 - 11.9 - 12.0 - 12.0
前半600m 34.1
後半600m 35.9

前半1000m 58.0
後半1000m 60.0
という超ハイペースである。

その皐月賞で14枠という外をかかりながら走りロゴタイプに交わされはしたが、エピファネイアが今後強くなると感じた。

そして、日本ダービーだが、

12.3 - 10.5 - 12.2 - 12.5 - 12.8 - 11.9 - 12.7 - 12.3 - 11.9 - 11.6 - 11.7 - 11.9

前半600m 35.0
後半600m 35.2

前半1000m 60.3
後半1000m 59.4

もちろん、2000mと2400mではラップの価値は違うだが、参考までに。
前半600m、1000mの比較をすると、皐月賞が激流だったことがわかる。
そして、皐月賞よりもペースが落ち着いている日本ダービだったが、ここでもエピファネイアはかかっている。
キズナは、ここを目標に騎手、馬主、厩舎サイドが教育していただけに、ここはロゴタイプ、エピファネイアに比べて『格段にダービー仕様の仕上げになっていた』、馬の操作性、仕上げの差が春には出ていたと強く感じる。
だからこそ、私のなかではエピファネイアがかからない距離(2000m~2400m?)での能力差はエピファネイア>キズナになっている。


競馬雑誌の大阪杯、キズナ、エピファネイアのフォトパドックを見て初めに感じたのは以下の通り。

キズナ・・・三歳時に比べて全体的に肉付きが良くなってきた。どこかひ弱な印象をもっていたのだが、まだまだ成長を感じる。

エピファネイア・・・菊花賞以来となるフォトパドックなので楽しみにしていたが、馬体に成長があるかは疑問。トモが少し寂しく映るが気性で走るタイプだけに十分に力が出せると思う。しかし、パドックを見るまでの自信がSだったが、見てからだと一抹の不安を感じた。

雨が降っており当日の馬場状態が気になる。
とりあえず本命はエピファネイアでいくが、相手がわからない。単勝が2倍ついてるなら単勝だけ買うかも。

単勝が1.9倍なので、他の券種を買いました。

馬券はブログにて公開予定です。


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産経大阪杯2014回顧
2014 大阪杯 回顧

朝霧博人
14期 予想歴16年

次走狙い:キズナ


ブログ始まって以来、長い競馬予想→馬券アップとやったので、ならば回顧もしなければならないと思ったのでやります。馬券が当たっていれば楽しい回顧になったのに(^_^;)

まず、いつも通りのラップから

12.8 - 11.3 - 12.5 - 12.0 - 11.9 - 11.8 - 11.7 - 11.5 - 12.4 - 12.4

前半600m 36.6
後半600m 36.4

前半1000m60.5
後半1000m59.8

上のラップ表を見るとわかるのだが、400mのラップが全体のラップで最速、その後はひたすらに緩い流れとなっている。

前年の大阪杯は14頭ということもあったかもしれないが、ラップが

12.6 - 11.4 - 12.7 - 12.2 - 12.6 - 12.2 - 11.6 - 11.3 - 10.9 - 11.5

前半600m 36.7
後半600m 33.7

前半1000m 61.5
後半1000m 57.5

前半の600mからのタイム差はほぼないのだが、中間ラップの1000m、1200mラップが全然違う流れとなっている。
前半の600mからのタイム差はほぼないのだが、中間ラップの1000m、1200mラップが全然違う流れとなっている。
2014 大阪杯 11.9 - 11.8
2013 大阪杯 12.6 - 12.2

そして、そこからの流れが
2014 大阪杯 (11.9 - 11.8)- 11.7 - 11.5 - 12.4 - 12.4
2013 大阪杯 (12.6 - 12.2)- 11.6 - 11.3 - 10.9 - 11.5

これを比べてみるだけでも、2014の大阪杯が緩い流れだったのはわかると思う。
2014は後半までダラダラとした流れ、2013は1000m通過後に徐々にラップが上がり、最速はラスト400mになりそこから坂を登るという傾向通りのラップとなっている。

レース映像を見ると、福永騎手はスタートしてから横枠のメイショウマンボより下げてキズナを意識しています。
エピファネイアとキズナを比較すると、『キズナにないポジションとれる機動力がエピファネイアにあるのに、あえてキズナの土俵で戦って負けた印象が残りました。』

キズナは自分の形に徹して結果を残したレースでした。武豊騎手も、「これで負けたら仕方ない」というような武豊騎手の得意な、力がある馬のリズムを壊さないでレースを進める→最終コーナーで外に持ち出す→あとは綺麗なフォームで追う→その結果の勝ち負けは仕方ない
みたいなレースでした。
どうしても、今年の牡馬クラシックのトーセンスターダムのレースとダブってしまいます(笑)

ショウナンマイティは前に行き過ぎた感もあるのですが、そこからの伸びがなかったのでやはり本調子ではなさそうです。

パドックの印象を書いておきます。
エピファネイア・・・三歳時に比べて落ち着いて周回をしていたが、馬体に成長を感じなかった。もしかしたら、キズナとの差が開いていくかもしれない。

キズナ・・・三歳時に比べて少しうるさかったが、入れ込みというほどではなかった。フォトパドックで感じたように馬体の成長を感じ、まだ成長途上といった感じである。三歳時に海外遠征をしたので、精神的ダメージの不安があったのだが、レースを見ると大丈夫。

両者は早ければ、宝塚記念で再戦があるかもしれませんが、キズナは宝塚記念前後に海外遠征をするので、もしかしたら両馬の対決はこれが最後の可能性もあります。

ここから先は個人的な願望なのですが、今の操縦しやすいエピファネイアならもっと積極的にポジションをとりに行く騎手を乗せたのも見たいですね。個人的にはルメールを希望します。
ルメール騎手は、コスモバルク、ハーツクライを無理なく先行させた騎手でコーナの周り方も上手いので、宝塚記念か有馬記念で一度は見てみたいのですが(^_^;)


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