13期 予想歴22年
◎エピファネイア
3着/1人気
○メイショウマンボ7着/3人
▲ショウナンマイティ5着/4人
△キズナ1着/2人
大きな注目を集める3強対決。出走頭数は僅か8頭と寂しく、馬券的な妙味は薄いと言わざるを得ないが、一流馬同士の直接対決に興味は尽きない。舞台となる阪神芝2000m(右内)は、先行有利の内まわりコースだが、切れよりも持久力を求められる舞台でもある。下り坂の天気は気になるが、スローに流れての直線勝負の公算が高い。
本命は世代最上位と言われていたポテンシャルを発揮できるようになった④エピファネイア。クラシック三冠②②①着の実績も然ることながら、昨秋に最大の課題だった折り合い面に進境を見せたことで、今後の可能性が広まったのは間違いない。輸送の負担が少ない関西圏では5戦5勝と負け知らずで、前向きな気性的からも緒戦から能力全開。
相手本線に⑤メイショウマンボ。一線級の牡馬とは初対決でここが試金石と言えるが、3度負かしたデニムアンドルビーが、ジャパンCでジェンティルドンナにハナ差の2着なら足りる計算。阪神コースでは成績が上がってないが、それは巡り合わせ。操作性が高く、自在性のある脚質からもこの舞台が合わないはずがない。気楽な挑戦者の立場を利して、無欲で乗れば差し切りまで。
得意舞台での巻き返しに期待したい②ショウナンマイティが三番手。近走はややスランプ状態も、昨年はあのオルフェーブルを上回る上がりを繰り出して0秒1差の2着。安田記念(GⅠ)では、不利がありながらロードカナロアにクビ差まで肉薄と、調子さえ取り戻してくれば、能力的には互角。ここは走り頃の叩き3戦目。
⑦キズナも当然外せないところ。エンジンの掛かりが遅く、内まわりコースに適性があるとは思えないが、この頭数なら自分のタイミングで仕掛けられる。半年ぶりの実戦で目標は先になるが、恥ずかしい競馬はしないはず。
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