13期 予想歴22年
◎ロサギガンティア
10着/6人気
○イスラボニータ1着/2人
▲ウインフルブルーム3着/8人
△クラリティシチー8着/10人
未対決の有力馬が多く、今年の皐月賞はまさに群雄割拠の戦国絵巻。舞台は小回りでコーナー4つの中山芝2000mということもあり、やはり内枠が有利で、先行タイプが狙い目になる。また、急坂を2度越えなければならないコースで、高いスタミナ、底力も必要だ。
スプリングS(GⅡ)勝ちの⑪ロサギガンティアを中心視した。重賞初挑戦となった前走は、出遅れて後方からレースを進めたが、向正面で徐々に進出。3~4コーナーで完全に前を射程圏に入れると、荒れ馬場をものともせずに、力強く抜け出した。勝ち時計の1分48秒4は、昨年のロゴタイプと0秒6差で、例年以上に時計が掛かっている今年の馬場を考えれば同等の評価で良さそうだ。確かにジョッキーの好騎乗はあったが、出遅れを挽回しての完勝は能力があってこそ。依然として発馬には不安があるものの、器用さが求められるこの舞台で、自分から動ける自在性は大きな武器。520キロを超える雄大な馬体をしており、パワー勝負も合っている。
完成度で他をリードしている②イスラボニータは、ここまで牡馬には負けていない。初の右回りに荒れ馬場、さらに直線の長いコースしか経験がないのは不安材料だが、軽快な先行力、立ち回りの上手さはいかにも中山向きといえ、これまで見せたパフォーマンスは、その不安を補って余りあるもの。東スポ杯2歳(GⅢ)のレコード勝ちもさることながら、他馬より重い57キロだった共同通信杯(GⅢ)は、上がり3Fは10秒9-10秒9-11秒4(推定)で悠々と抜け出した。少し間隔は開いたが、休み明けは問題なく、1週前追いではCWコースで圧巻の一番時計。レースセンスの高い同馬にとって、2番枠は絶好枠。スムーズなら勝ち負けになるだろう。
休み明けの若葉S(OP)で距離に目処を立てた⑱ウインフルブルームは、<2310>の安定感が魅力。勝ち切るにはワンパンチ足りないも、前に行っての粘り強さは今の馬場にピッタリ。久々を叩いた上積みもあるはずで、バンドワゴンの回避で展開面のアドバンテージも見込める。大外枠から無欲で逃げれば上位進出も可能。
紆余曲折ありながらも、この舞台に辿りついた③クラリティシチーは、馬込みを苦にしないので内枠を生かせる。前走のスプリングSは常に外々を回るロスの多い内容で、権利取りに徹していたようなレース。出遅れのあった東スポ杯2歳でも、勝ち馬のイスラボニータとは0秒2差で、相当な実力の持ち主なのは間違いない。配当妙味も十分だ。
以下
△①ワンアンドオンリー
△⑰トゥザワールド
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