13期 予想歴22年
◎ゴールドシップ
7着/2人気
○フェノーメノ1着/4人
▲キズナ4着/1人
△デスペラード17着/5人
古馬最高峰の名に恥じないだけのメンバーが集った今年の天皇賞春。阪神大賞典(GⅡ)で完全復活を遂げた⑧ゴールドシップに期待した。その前走はハナにも行けそうな行きっぷりまで見せて、積極策から危なげなく完勝。阪神コースが合っているのは確かだが、鞍上との呼吸やゴーサインへの反応も良く、何より馬のやる気が昨秋とは別物だった。この中間も絶好の動きを見せていて、1週前にはCWコースで61秒2-48秒5-36秒4-12秒6(一杯)の破格の時計。速い上がりを要求されるとモロい印象は拭えないが、ステイヤーとしての資質は断然で、一時の不調から立ち直った今なら、GⅠ4勝の底力を信頼できる。
相手本線は連覇を狙う⑦フェノーメノ。脚部不安の休養明けだった日経賞(GⅡ)は5着に敗れたが、本来のデキからほど遠かった中で、0秒5差の5着なら悪くないだろう。一度使った後も乗り込み量は十分で、迫力満点だった昨年の状態に近づきつつある。有力馬の中でこの馬が一番時計勝負に不安がなく、3歳未勝利戦でレコードが出るような高速馬場も割り引き材料にはならない。位置取りのアドバンテージは大きいはずで、好位から見事な立ち回りを見せた昨年の再現も十分可能だ。
秋には凱旋門賞への再挑戦が既定路線になっている⑭キズナは、京都コースで3戦負けなし。巷ではディープインパクト産駒に3000m超えの重賞勝利がないと囁かれているが、同馬はスタミナを要するロンシャンの2400m戦で、世界のトップホースを相手に①④着。まったく問題はないだろう。阪神内回りから京都外回りへのコース替わりも大歓迎で、天皇賞春を知り尽くしている武豊鞍上なのも心強い限り。前が止まらない馬場に一抹の不安がある分だけ評価を下げたが、父のように捲り一閃があっても驚けない。
ここに来て本格化著しいる⑱デスペラードも連下に加えたい。昨秋までは終い一辺倒の脚質で伸び悩んでいたが、ここ3走の内容は目を見張るもの。ステイヤーズS(GⅡ)では、3600m戦ながらラスト3ハロン35秒4の上がりを繰り出して圧勝。2走前の有馬記念(GⅠ)でも、直線の大きなロスがなければ入着以上はあったはず。そして前走の京都記念(GⅡ)では逃げて差すという変幻自在のレース振りで大金星。以前の不器用さは完全に払拭されている。京都コースに相性も良く、目下の充実度では4強にも引けを取らない。
以下
△⑫ウインバリアシオン
△③サトノノブレス
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