NHKマイルC2014予想
ミッキーアイルが5連勝でG1制覇なるか?

予想屋マスター
12期 予想歴25年

◎未定 

○ミッキーアイル1着/1人


今週のメインレースは、第19回NHKマイルカップである。

第19回NHKマイルカップは、3歳馬のマイル王決定戦ということもあって、注目を集める。

そこで、競馬理論の競馬予想では、第19回NHKマイルカップに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

ニュージーランドトロフィー組からは、1着のショウナンアチーヴ(後藤浩輝)、2着のショウナンワダチ(北村宏)、3着のベルルミエール(川島信二)、4着のアルマエルナト(藤岡佑介)、5着のウインフェニックス(石橋脩)、7着のマイネルディアベル(柴田大知)及び8着のカラダレジェンド(田辺裕信)が第19回NHKマイルカップに出走する。

ショウナンアチーヴのニュージーランドトロフィーの勝利という結果は、出遅れを克服したものであったため、強い内容であった。

よって、第19回NHKマイルカップの競馬予想においては、ショウナンアチーヴにニュージーランドトロフィー組では高い評価を与えて当然である。

そこで問題となるのは別路線組との比較だが、メンバー強化であることは確かなので、ショウナンアチーヴを絶対視までは禁物と判断している。

一方でショウナンワダチのニュージーランドトロフィーの2着という結果は、コース取りと勝ち馬に目標にされたことによる差と見ることもできるため、ショウナンアチーヴと大きな能力差はないと考える。

すなわち、第19回NHKマイルカップの競馬予想においては、展開や条件次第では、ショウナンワダチがショウナンアチーヴを逆転可能と判断すべきである。

またベルルミエールのニュージーランドトロフィーの3着という結果は、不利な外枠からの発走で、先行して早めの先頭で押し切ろうとする横綱競馬によるものであったため、上位2頭とは着差ほどの能力差はない。

そのことから、第19回NHKマイルカップの競馬予想においては、先行力を生かせる展開になるようであれば、ベルルミエールがショウナンアチーヴ及びショウナンワダチとの差を詰めてもおかしくない。

またアルマエルナト、ウインフェニックス、マイネルディアベル及びカラダレジェンドは、ニュージーランドトロフィーの見所のない内容から、第19回NHKマイルカップの競馬予想において高い評価は不要である。

そして皐月賞組からは、10着のロサギガンティア(柴田善臣)及び15着のキングズオブザサン(蛯名正義)が第19回NHKマイルカップに出走する。

ロサギガンティア及びキングズオブザサンの皐月賞の敗戦は、強敵相手で同情の余地こそあるものの、見所のない内容であった。

ただし、ロサギガンティアは、スプリングステークス勝ちの実績だけでなく、直線で前が壁になったベゴニア賞の内容から、ショウナンワダチよりも上という評価が妥当である。

そのことから、第19回NHKマイルカップの競馬予想においては、ロサギガンティアにニュージーランドトロフィー組と互角又はそれ以上の評価を与えるべきである。

そして桜花賞組からは、4着のホウライアキコ(和田竜二)及び6着のアドマイヤビジン(四位洋文)が第19回NHKマイルカップに出走する。

ホウライアキコ及びアドマイヤビジンの桜花賞の結果は、上位3頭には力負けといった内容であったが、0秒3~4差で走っている。

なお、桜花賞馬ハープスターが新潟2歳ステークスの勝ち馬であることや桜花賞2着馬レッドリヴェールが札幌2歳ステークスの勝ち馬であることから、今年の3歳牝馬世代は、牡馬と互角又はそれ以上と見ることもできる。

その点を考慮して、第19回NHKマイルカップの競馬予想においては、牝馬ということで人気の盲点になるようであれば、ホウライアキコ及びアドマイヤビジンを穴馬として注目すべきである。

そしてアーリントンカップ組からは、1着のミッキーアイル(浜中俊)が第19回NHKマイルカップに出走する。

ミッキーアイルのアーリントンカップの勝利という結果は、3馬身半もの差をつけており、スピードの違いを見せつけたものであった。

ただし注意しなければいけないのが、ミッキーアイルのアーリントンカップ及びシンザン記念の勝利は、インが極端に有利な馬場でのものである。

その点を考慮して、第19回NHKマイルカップの競馬予想においては、楽に逃げを打てるようであればミッキーアイルの逃げ切りの可能性が高いが、少しでも競られると止まる可能性もあるので、絶対視までは禁物と判断すべきである。

そして毎日杯組からは、2着のエイシンブルズアイ(福永祐一)が第19回NHKマイルカップに出走する。

エイシンブルズアイの毎日杯の2着という結果は、後の皐月賞5着馬ステファノスに先着したこと自体は評価に値するが、好位のインを追走する展開に恵まれたものでもあった。

そのことから、第19回NHKマイルカップの競馬予想においては、エイシンブルズアイに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

そしてファルコンステークス組からは、2着のサトノルパン(武豊)が第19回NHKマイルカップに出走する。

サトノルパンのファルコンステークスの2着という結果は、直線で前が塞がる不利を受けてのものであったため、強い内容であった。

また、ファルコンステークスで6着のサトノルパンが次走のニュージーランドトロフィーを制しており、ファルコンステークスのレベルも高い。

その点を考慮して、NHKにマイルカップの競馬予想においては、サトノルパンに高い評価を与えて当然である。

そして朝日杯フューチュリティステークス組からは、5着のアトム(川田将雅)が第19回NHKマイルカップに出走する。

アトムの朝日杯フューチュリティステークスの5着という結果は、内で包まれて脚を余してのものであったため、度外視可能である。またアトムは、デビュー戦でミッキーアイルを破っている。

そのことから、第19回NHKマイルカップの競馬予想においては、久々を克服できれば、アトムも好走可能と判断すべきである。

そして橘ステークス組からは、1着のタガノブルグ(三浦皇成)が第19回NHKマイルカップに出走する。

タガノブルクの橘ステークスの勝利という結果は、4コーナーで外からぶつけられる不利を克服してのものであり、着差以上に強い内容であった。

その点を考慮して、第19回NHKマイルカップの競馬予想においては、追い込みが届く展開になるようであれば、タガノブルクにも注意が必要と判断すべきである。

以上のように、競馬理論の競馬予想では、第19回NHKマイルカップに出走する有力各馬の能力を分析した。

この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第19回NHKマイルカップの最終的な予想を決断する。

競馬理論のファンの方は、第19回NHKマイルカップの予想をお楽しみに。

以下のURLから2013年以前のNHKマイルカップの関連記事がご覧いただけます。

http://www.keibariron.com/database/nhkmilecup

NHKマイルカップのコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。

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NHKマイルC2014回顧
ミッキーアイルがスピードの違いで押し切る

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次走狙い:ロサギガンティア


第19回NHKマイルカップは、単勝1.9倍と断然の1番人気に推されたミッキーアイル(浜中俊)が逃げ切ったことで幕を閉じた。

競馬理論の競馬予想では、内枠を引いたダンツキャンサー(藤田伸二)に絡まれる可能性が高いため人気ほどの信頼感はないと判断し、ミッキーアイルを押さえ評価にとどめてしまった。

レース中、ミッキーアイルは二の脚の速さでダンツキャンサーに競りかけられることもなくハナに立った。

そして、ミッキーアイルは直線で後続に詰め寄られゴール前では上位6頭が横一線になったが、なんとか凌ぎ切り、第19回NHKマイルカップを制覇した。

ミッキーアイルの第19回NHKマイルカップの勝利という結果は、楽に先手をとれるスピードはさすがであったが、マイペースの逃げに恵まれたものでもある。

そのことから、次走の安田記念においてミッキーアイルが古馬相手でも押し切るためには、楽に逃げる展開などに恵まれる必要があると判断している。

その一方で第19回NHKマイルカップでは17番人気のタガノブルグ(三浦皇成)が2着に入り、波乱を演出した。

タガノブルグは、内枠を生かして中団のインを進み、直線でも馬群を上手くさばいて2着に追い込んだ。

タガノブルグの第19回NHKマイルカップの2着という結果は、コースロスのない展開に恵まれたものであったため、レース内容としては着順ほどの価値はない。

すなわち、今後の重賞戦線においてはタガノブルグに第19回NHKマイルカップ2着馬ほどの高い評価は不要である。

また第19回NHKマイルカップでは12番人気のキングスオブザサン(蛯名正義)が3着に入った。

キングズオブザサンは、タガノブルグと並ぶような位置で脚をためたが、直線に向くとタガノブルグに前に入られてしまったため、仕掛けが遅れてしまった。

しかしながら、キングズオブザサンは前が開くと一気に差し脚を伸ばしたが、3着止まりであった。

キングズオブザサンの第19回NHKマイルカップの3着という結果は、ロスのない競馬に恵まれたものではあるものの、直線でスムーズに馬群をさばけていれば勝てた可能性が高い。

そのことから、第19回NHKマイルカップ以降の重賞戦線においては、キングズオブザサンがミッキーアイル及びタガノブルグを逆転可能と判断すべきである。

一方で競馬理論の競馬予想が本命に予想したロサギガンティア(柴田善臣)は4着に敗れてしまった。

ロサギガンティアは、出遅れてしまったこともあり最後方からレースを進めた。
そして、ロサギガンティアは直線で大外に持ち出されると、上がりナンバーワンの脚を使ったが、上位3頭には僅か届かず、4着止まりであった。

ロサギガンティアの第19回NHKマイルカップの4着という結果は、コース取りの差を考えると一番強いレース内容であった。

そのことから、今後の重賞戦線においてはロサギガンティアに第19回NHKマイルカップ組で1番高い評価を与えるべきである。

以上のように、第19回NHKマイルカップは、ミッキーアイルが1番人気にこたえて逃げ切った。

ただし、第19回NHKマイルカップは1~6着までが0秒1差であったように、上位陣に大きな能力差はない。

よって、今後の重賞戦線においては、展開や条件次第で第19回NHKマイルカップ組の着順が入れ替わることを頭に入れて予想して頂きたい。

以下のURLから2013年以前のNHKマイルカップの関連記事がご覧いただけます。

http://www.keibariron.com/database/nhkmilecup

NHKマイルカップのコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。

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