NHKマイルC2014予想
(注)条件設定を変更しました

スカイポット
14期 予想歴17年

◎ミッキーアイル
  1着/1人気

○ベルルミエール12着/11人
▲ホウライアキコ5着/8人
△ロサギガンティア4着/2人
×サトノルパン


★予想に大きな変更があります。ご注意ください(修正箇所のある段落は冒頭に★を打っています)

NHKマイルC予想ツールの説明

 馬流天星の若駒戦予想は、昨期からシンザン記念週までにシーズンを短縮しており、それ以降はアナログ予想に必須である天星指数の算出を停止させて頂きました。今年も条件戦以上の指数を概算で出してきたので参考指数は公開しますが、予想のロジックは旧来のデータアートと並列といたします。

 NHKマイルCデータアート(馬場差重視データ)は、過去18年のNHKマイルCの出馬表と結果を分析し、好走パターンについて抽出法にて評価を上げ、凡走パターンについて消去法にて評価を下げることで、そのバランス等を総合的に分析するといういわゆるデータ予想に基づく予想ツールです。詳細については紙面の関係上、HP上に掲載しているリンクアドレスを紹介させて頂きますので、そちらを参照してください。

 NHKマイルC「馬場差重視データ」… http://baryutensei.com/31nhkm.htm 
 過去実演… http://baryutensei.com/32nhkm.htm
 NHKマイルC予想資料(トラックバイアス分析)…http://baryutensei.com/report/1405bt-nhkmdoc.pdf
 ※初見の方は、先にそちらをご覧頂くことを推奨します。

 なお、過去実演ページでは好走を見抜くことが困難と思われる馬にも印が打たれており、それらは事後的にデータを更新したものが多いのですが、昨年は馬連2万馬券を的中、3連単123万馬券をぎりぎりで外したくらいで、傾向は捉えていると考えています。

 NHKマイルCの過去の結果を分析したところ、当日の馬場差の影響を強く受けていることが判明しており、前日や前週の馬場差指数(TBI)を用いることで前日までに予想の結論を出すことができませんが、事前にはいくつかのパターンによる予想をしておきます。

データ及びアナログによる各馬分析

★なお、前日のTBIを算出したところ、3つのサンプルのTBIが「8.7」「56.9」「36.7」、平均34.1のバイアス不安定条件(内先行有利)に該当しました。今回は、内先行有利をメイン、バイアス安定条件を保険として予想を組み立て直します。

 最新版のデータアート(バイアス不安定条件(内先行有利)の場合)に照らし合わせて抽出法と消去法のデータ該当状況を出したものが以下となります。右は指数です。印はデータアートによるものを記載していますが、最終結論とは異なります。

【2014年】
印 番 馬名        着順 データ該当状況   指数
  1 キングズオブザサン ? 「X」       57.0↑
  2 タガノブルグ    ? 「X」       60.8↓
△ 3 ダンツキャンサー  ?           50.7
  4 ロサギガンティア  ? 「Z,X」     59.6
  5 ショウナンアチーヴ ? 「Z,X」     59.7
△ 6 ベルルミエール   ?           59.4
  7 ホウライアキコ   ? 「Z,V」     60.3
  8 サトノルパン    ? 「Z,X]     59.0↓
  9 アトム       ? 「X,V」     61.1
◎ 10 ミッキーアイル   ?           64.0
  11 カラダレジェンド  ? 「Z,V」     52.4
  12 ショウナンワダチ  ? 「X」       60.0
  13 アルマエルナト   ? 「Z,X」     56.4
△ 14 ウインフェニックス ?           60.5
  15 アドマイヤビジン  ? 「Z,X」     58.9↓
△ 16 エイシンブルズアイ ?           58.5
△ 17 マイネルディアベル ?           57.4
△ 18 ピークトラム    ?           59.0

★指数はミッキーアイルだけ64と抜けていて、他馬は60程度で横一線という状況。バイアス安定条件想定下では、データアートでミッキーアイルは消去法に該当していましたが、バイアスが内寄りに変わったのでデータアートでも本命を打てるようになりました。各馬の紹介文も大幅に書き直しましたので確認していきましょう。

◎ミッキーアイル(浜中)
 ひいらぎ賞までは余力を残すような手応えで楽勝していて、どこまで強いのかと思わせましたが、シンザン記念、アーリントンCではひいらぎ賞と同じ指数64で止まっており、底が見えてきました。前走は上がり2Fが11.1-12.5と失速していて、展開次第では失速するシーンも想像できます。ただ、この馬はゲートを出てからの行きっぷりが良く、これまでのレースでは4角までに後続から競りかけられることがありませんでした。流石にG1では絡んでくる馬もいるかなと思うのですが、内枠の逃げ馬ダンツキャンサーは藤田騎手なので、玉砕覚悟で競り合うとも思えませんし、逃げの好走実績を持つマイネルディアベル、ホウライアキコ、エイシンブルズアイらも番手で問題ないタイプで、無理にはいかないでしょう。すると、結局はこの馬のペースで直線を迎え、あとは馬及び騎手のペース配分と当日の馬場差次第ということになりそうです。
★バイアスの恩恵もあれば、勝機は増したように思い、自信を持って本命を打ちたいと思います。

△ロサギガンティア(柴田善)
 昨年のマイネルホウオウもそうでしたが、スプリングSの好走馬はNHKマイルCと相性が良く、スプリングS1~3着馬がそのまま入った2002年のような例もあります。前走の皐月賞では、スタート後、向こう正面まで馬が口を割っていて、やや折り合いがつかなかったように見えます。最終コーナーでは中団外目を小細工なく回ってきており、敗因は折り合いか、距離かと思います。完敗に見えても着差は0.6秒にすぎません。岩田騎手が騎乗停止となって鞍上は変わりませんが、柴田善臣騎手も府中で先行馬なら手が合うので、少しでも前につけてくれれば好走可能性が高まります。内枠は前につけるという面でも、無駄な動きをせずに追い出しを待てるという面でもプラスと考えます。

注エイシンブルズアイ(福永)
 毎日杯も好走馬を多く輩出している相性の良い重賞ですが、内訳を見るとタイキフォーチュン、クロフネ、キングカメハメハ、ディープスカイ、コティリオンと、元々器が大きかった馬も多く過信は禁物のように思います。また、前走の2着は、インバイアスの条件下、内々を回れた恩恵が大きかったと思われます。一番強い競馬を見せた白梅賞でもバイアス利を受けていましたし、末脚が加速SHP寄りなので東京への変更及び外枠はマイナスと思います。指数も高くはありませんので、おさえまでですね。

▲ホウライアキコ(和田)
 デイリー杯時の指数は63とミッキーアイルに近い値ですが、最近は60で安定。パワーの要る馬場を使っていること、差す競馬に回っていること、イレ込みが激しいこと等が原因と思われます(または早熟だったか)。フィリーズレビューは前が詰まったという敗因があり度外視でき、小倉2歳Sを勝利しているようにパワータイプではないため、阪神から東京への変更は基本プラスと考えられます。積極的に前にいって、できればミッキーアイルの後ろにつけられれば行った行ったで決まるかもしれませんが、最近、差す競馬に色気を出しているのが不安材料。追って長く良い脚を使えるタイプではないので。
★桜花賞からの臨戦は、過去にラインクラフトとデアリングハートのワンツー、ピンクカメオの優勝がありますが、フォーエバーマーク、サウンドバリアー、ワンカラット、エイムアットビップのように敗退した馬もいます。ラインクラフトとデアリングハートは桜花賞馬とそれに0.1秒差という馬であり、現状の抽出法「B」データでは0.3秒差まで許容しているものの、個別に厳しくすればホウライアキコのB判定は消すことができてしまいます。前につけられれば好走可能性は高いのですが差しに回ると思うので評価を下げつつ、バイアス安定時のデータアートの本命なので▲とします。

・アドマイヤビジン(四位)
★バイアス想定が内有利となったため、データにも該当せず軽視します。バイアス安定条件であれば、抽出法データに該当かつ消去法に非該当のため狙えそうに見えますが、桜花賞0.4秒差となると、前述のワンカラット、エイムアットビップと同じとなり、また、『A』の判定は紅梅Sによるものですが、過去に牝馬限定戦レースを参照して『A』判定を付けている馬はいないので、データを修正して対象外にする修正も容易です。

・サトノルパン(武豊)
 マイルでは55程度の指数しか持っていなかったところ、ファルコンSで59に上げてきました。力の要る条件のほうが向いているように思われ、東京は中京より軽い馬場のため、指数は下がると見ます。現状のデータでは残っていますが、過去に前2走とも1400m以下を使用した馬で馬券に絡んだ馬は、前3走で2勝以上しているか、OP以上で上がり最速経験が必要といったデータも簡単にできてしまうところで、今回は軽視妙味と判断します。

注ショウナンアチーヴ(戸崎)
 この馬は朝日杯FS2着時の指数が一番高く(62.5)、次にNZTの約60。しかし、中山以外では、くるみ賞、からまつ賞で約59、ファルコンSの56は負けすぎとしてもムラが大きいタイプで、東京ではパフォーマンスを下げる可能性もそれなりにあると思われます。前走は出遅れのロスがあったのですが、この馬は常習犯で本番でもやりかねません。
★枠順的に内を捌いて来れる可能性はあり、戸崎騎手の腕が侮れないためおさえてはおきます。

・ショウナンワダチ(北村宏)
 こちらは朝日杯以降の3戦、指数60程度を続けて出しており、アチーヴよりも堅実味があります。共同通信杯では上位と離されましたが、この時は内が良かったので2着のベルキャニオンと指数は同等でした。人気になりにくいので狙いたいところですが、この馬もスタートが遅めで後ろから行く脚質であること、今期もヘグりを何度か見た北村騎手であることを考えると強気にはなれません。
★北村騎手は土曜日にもダイワレジェンドを馬券圏外に飛ばすという騎乗ミスをしてしまっていました。後方から外を回すことが想定されるため軽視します。

△アトム(川田)
★朝日杯では内でロスなく進めたものの直線で進路を見つけるのに手間取って、末脚を余す、消化不良の内容でした。朝日杯のパドックを見たときに抱いた「小さくてオーラがない馬」という印象が引っ掛かります。休み明けは、過去にひいらぎ賞からの臨戦で2着に入ったシンコウエドワードがいるものの、順調に使えなかったのは事実であり、実際、前走が2月以前の馬は人気以下に敗れることが多いです。しかし、それでも調教内容は非常に良いので問題ないかもしれず、過去に例のない馬柱という未知の魅力、デイリー杯で指数62.5を記録している素質を評価するのもありかと思います。思ったより人気も落ち着いていますので。

注ウインフェニックス(石橋脩)
★ピークトラムとともに抽選突破しましたが、この2頭は新潟2歳Sの3,4着馬。今期の新潟2歳S組は、1着ハープスターが桜花賞を勝ち、2着のイスラボニータが皐月賞を勝ち、伝説のレースとなってきているのですが、NHKマイルCに3,4着馬が抽選突破してきたのは面白いですね。
 ウインフェニックスは新潟2歳SといちょうSにおいて、世代トップクラスのパフォーマンスを示した馬で、百日草特別は完全にヘグリによる負けで脚を余しています。また、葉牡丹賞以降の中山戦からは綺麗に指数を5程度落としたまま走り続けていて、早熟だったと考えるよりは、中山が向かない(東京(新潟)が向く)馬と考えたほうが自然と思われます。
★最近は先行しており、内先行有利想定のデータアートで残ったのですが、陣営によると今回は思い切って直線に賭ける競馬をするとのこと。思い切り期待値は下がってしまいました。バイアス安定条件に戻る可能性もなきにしもあらずなのでおさえてはおきます。

注ピークトラム(横山典)
★新潟2歳S3着馬で、指数59と水準にはある馬ですが、近走は先行~中団からそれほど切れない末脚を使うにとどまっており、昨年の夏ほどの末脚は使えなくなっているように見えます(近走の上がり順位は3位、3位、5位で、昨年も含めて上がり1位経験なし)。大外枠では前につける想定もし辛く、馬券圏には入れないと思いますが、人気薄でデータアートをクリアできたので少額のおさえ候補で。

・タガノブルグ(三浦)
 サトノルパンの解説時に紹介した過去に前2走とも1400m以下を使用した馬で馬券に絡んだ馬は、前3走で2勝以上しているか、OP以上で上がり最速経験が必要というデータはクリアしているので、一概に消しと言えません。ただ、データアート上では消しの評価で、マイルを使った際に指数を落としている(58.7)ので、期待値としてはやや低いと考えます。

○ベルルミエール(川島)
★初稿では適性が向かないと見て軽視としていましたが、バイアス条件により一転、対抗に引き上げられると判断するに至りました。1600mの指数は59級、1400mの指数は61級と、ここでも通用できる能力があり、今回は内先行有利という条件を存分に活かせる内枠先行馬であり、展開は前2走ほど激化するとは思えず、マイルの距離でも息がもつと考えます。

★・マイネルディアベル(ウィリアムズ)
 データアートで復活し、外国人騎手を見ると可能性があるかもと思えてしまうのですが、外国人騎手の腕をもってしても朝日杯の4着が最高で、距離的に1600mは長いと思わせる走りを見せてきており、上がりの速さや血統系統的にも強味がありませんので軽視します。

 その他の馬は、データ的にも、指数的にも強調できないため軽視とし、コメントを割愛させて頂きます。

★まとめ
 以上の分析より、下記のとおり印を打ちます。一番左から、結論となる印、データアートにおけるバイアス不安定時(内先行)の印、バイアス安定時の印、バイアス不安定時(外差し有利)の印です(「・」は無印の意味)。

結内デ外
・・・△ 1 キングズオブザサン
・・・・ 2 タガノブルグ
・△・・ 3 ダンツキャンサー
△・△△ 4 ロサギガンティア
注・△△ 5 ショウナンアチーヴ
○△・・ 6 ベルルミエール
▲・◎・ 7 ホウライアキコ
・・△・ 8 サトノルパン 
△・△・ 9 アトム
◎◎・・ 10 ミッキーアイル
・・・・ 11 カラダレジェンド
・・△△ 12 ショウナンワダチ
・・・・ 13 アルマエルナト
注△・△ 14 ウインフェニックス
・・△・ 15 アドマイヤビジン
注△△△ 16 エイシンブルズアイ
・△・・ 17 マイネルディアベル
注△・◎ 18 ピークトラム

 当日にバイアスがデフォルトでしたというオチも全くないとは言えませんが、予想としては綺麗にまとまりました。


tipmonaとは?

NHKマイルC2014回顧
NHKマイルCの結果分析(二つの馬場差軸)

スカイポット
14期 予想歴17年

次走狙い:ロサギガンティア


 注目のミッキーアイルは、スタートがいつもより遅かったものの、二の脚が速くすぐに先頭に立ち、テン3F34.6のミドルペースに持ち込みました。直線は後続との差を広げることができず、目が離せない展開となり、最後には外からの猛追も受け、結果、3着までタイム差なし、6着まで0.1秒差という大接戦となりましたが、何とか逃げ粘りました。直線の長いコースで流石にパフォーマンスを下げてしまい、他馬との能力差のアドバンテージで何とかなったという形でしたが、ここは想定の範囲内です。

 スタート後、ミッキーアイルにプレッシャーをかけにいったのはホウライアキコでした。後方に控えて力を出し切れない可能性を指摘しつつ単穴を打ちまして、結果的には5着に敗れましたが、ミッキーアイルの2番手から0.1秒差まで迫れたのは、この馬の素質の高さを示したものと思います。番手で競馬ができれば行った行ったもあると考えていましたので、この好走も想定の範囲内です。

 直線でミッキーアイルとホウライアキコを射程圏に入れたのはショウナンアチーヴでした。もっと後ろからになる可能性が高いと考えていましたが、そこは流石の戸崎騎手、一時は差しこまれるかと思いましたが、やはり東京では中山ほどの末脚を使えず、ホウライアキコにクビ差の6着まで。これも想定の範囲です。

 それから、好相性レースであるスプリングSの勝ち馬のロサギガンティアが4着まで伸びてきたことも、結果だけを見れば想定内でした。しかし、結果的には2,3着にタガノブルグ、キングズオブザサンが入りました。もちろん、これは想定外としなければなりません。この2頭が好走できた謎解きをしていきたいと思います。

 まず、考えられることとして、この2頭は1枠(最内)の馬であったこと。今回のNHKマイルCでは、馬番が1~10の馬の中で二桁着順となったのはベルルミエールだけで、馬番が11番より外の馬が全て二桁着順になるという、奇妙に見えなくもない現象が起こっています。レースVTRを見れば直線入り口で内2頭分にいなかった馬で掲示板に載ったのはロサギガンティアだけです。このような場合、大抵馬場差が原因となっていることが多く、今回は前日のTBI(馬場差指数)が内先行有利を示していたように内が良かったので、このような結果が生まれたと考えられます。しかし、内先行有利であれば、ベルルミエールあたりがあれほどの惨敗をすることはなかったのではないでしょうか。

 当日、不思議なことが起きたのですが、5RのTBIは13と低く、前日の傾向のまま(もしくはそれ以上に内が良い)という評価となったものの、9RのTBIは275という、極端な外差し有利を示す評価が出たのです。2RのTBIを平均するとフラットの評価となりますが、事前にこのような極端な評価が並立したことはありませんので、当惑したまま、当初想定の馬券を購入することにしました。そして、結果を見て気が付いたのは、TBIが低い値となっていた(つまり、内先行有利を示していた)時も、インを追い込んだ馬が数頭いたことです。

 私の予想では、例えば朝日杯において、縦のバイアス(前が有利か後ろが有利か)と横のバイアス(内が有利か外が有利か)という表現をしているのですが、今回に当てはめると縦のバイアスは後ろ有利で横のバイアスは内が有利だったということではないかと思い当りました(この状況は過去既に、昨年の小倉2歳Sでも見られた現象)。「内差し有利」ということです。

 馬場差というと、普通は内先行有利か外差し有利かという二択で考えられがちですが、今後は縦と横の2つの軸から馬場差を考えることが必要なのかもしれません。激流が発生するかしないかも、この縦のバイアスによるというのは感覚でわかっていることでもあります。

 印を打てなかったので完全なタラレバではありますが、タガノブルグは指数60.8↓で、OPで上がり最速経験があり、短距離経由でも能力的に通用できる素質がありました(評価を書く時に何度か後ろ髪を引かれました)。また、キングズオブザサンのほうは距離短縮による指数上昇リスクを考慮すれば指数的にも通用しないとは言えなかったのと、マイル戦及び東京コースが初だったという未知の魅力があったと言えるのではないでしょうか。イン差し有利を想定すれば選べないこともなかった、かも。

 「紐荒れするだろうから、ミッキーアイルを頭固定で手広く流せば高配当が取れるんじゃないか」。私と同様に思っていた方は結構多かったのではないかと思います。結果も確かにその通りなはずなのに、馬券は外れ。レース後、しばらく動けなかった方が多いように見えました。4~6着の馬を買っていれば、「0.1差の紙一重でいくら外した」といった話を反省会でされたのではないでしょうか。僅かなアヤですが、競馬の現実は厳しいものです。全ては今後の糧にすると考え、今日のレースの悔しさを昇華させましょう。

 それでもひとつ言いたいこととしては、ロサギガンティアの進路取りです。スタートが悪かったのは仕方がありませんが、(内枠が良い条件で)内枠を引いているにもかかわらず、最後方まで下げて大外を回す大味な騎乗をしていました。これで一時は差しこめるかと思わせた4着ですから、普通に内を捌いていれば勝ちもあったと思います。自分の予想ではこの騎手の危うさを前提に、内枠のため軽減できると書きましたが、想定を遥かに超える酷い騎乗でした。

 朝8:30に来場し、開門ダッシュで席を確保してくれた後輩(競馬を始めたばかり)が、2=4=10の3連複(390倍相当×300円)を持っていまして。「これも競馬」、「騎手の腕も重要」といった意味での洗礼になるんでしょうが、良い思いをさせてあげたかったものです。

 次走狙い馬は鞍上変更を条件に。


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