オークス2014予想
王女包囲網。

アキ
14期 予想歴18年

◎ハープスター
  2着/1人気

○バウンスシャッセ3着/3人
▲ペイシャフェリス17着/13人
△ヌーヴォレコルト1着/2人
×サングレアル
×フォーエバーモア


展開予想
逃げ馬はペイシャフェリスくらいしかいないんだけど、1コーナーまでが短い東京2400mだと枠次第でペースの変動が激しい。外枠からの逃げでバウンスシャッセ・ブランネージュがくっつくと単騎逃げでもペースは上がる可能性はあるかなと。

◎ハープスターは仕方ない。この距離で良さが出そうなタイプだし、そこまでペースが緩む可能性はそんなに考えていない。普通に乗って切れ味を引き出せば問題はないかなと。
○バウンスシャッセはやはり前々で運ぶ馬で考えた中で。皐月賞はハナを奪いきれずポジションも悪くなったけどペースアップの流れにもついて行った内容だし、フラワーCより評価できる。今回は明確な逃げ馬がいるし番手で落ち着くだろうし、この枠ならそう急かさずにポジションは取れる。ハープスターを意識せず自分でペースアップして主導権を握れる馬なのでここは狙いたいですね。
▲ペイシャフェリスは人気を落としすぎると厄介な1頭。桜花賞はフクノドリームの大逃げでポジションが難しくなって脚を使い切れなかった。アネモネSで見せた引きつけて一気に突き放つ脚は魅力だし、アネモネS組もその後成績はいい。前々でうまく溜めればあわやもありえる馬。枠順も歓迎材料。
△ヌーヴォレコルトは桜花賞はポジションは良くなかったけど切れ味勝負でも対応してきたのは収穫。このメンバーなら多少前々で運べるし、こうやまき賞の内容なら仕掛けの自由度も効く。ここは実績を評価して。
ブランネージュはフローラSの内容を評価して。締まった流れを早めの位置取りから最後までしぶとく脚を使った強い内容だったと思う。ただ内枠が欲しかったしその分のロスで押さえまで。マーブルカテドラルは桜花賞は一瞬の脚を活かせない展開だったし、ここで馬群が詰まった要所の脚を活かせればそう差はない気もするので押さえには入れたい。
×サングレアルはハープスターと位置取りは同じになるし、その比較ではまず苦しい。加えて、展開次第で後方馬は苦しくなるしそこまでの力量かは微妙。敢えて消しで。
×フォーエバーモアはクイーンCの内容だと距離が伸びてどうだろうなあというところ。ペイシャフェリス単騎だと大逃げの可能性有りで縦長の隊列になるし、ポジションが迷ってしまうリスクもある。加えてこの外枠では消したい。


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オークス2014回顧
[川田将雅]名馬は、騎手の短所も教えてくれるもの。

アキ
14期 予想歴18年

次走狙い:ハープスター
次走狙い:バウンスシャッセ


3連複的中ですけど、最悪のケース想定してハープスター2着からも買っていたんで3連単きっちりいただきましたm(--)m

さて、レースを見た限りでは、その「最悪のケース」に近い形になってしまったかなあと。ハープスターのスタートからの運びは良かったんだけど、問題は向正面の位置取り。横のニシノアカツキに微妙に重なる状態で外に出せない形でした。これをどうするのかなあと見てたけど、結局3コーナー近くでも何もしなかったなあと。4コーナー手前で若干減速する形で外に出したけど、いくら直線が長いといっても、あそこから加速するのは手間がかかるし実際遅すぎたかなと。比較的流れたラップだったしそこまで他の馬も脚を使えないだろうという読みもあったかもしれないけど始動の遅さがこの着順になったと個人的には見ています。
川田は個人的には評価している騎手だし、関西ではトップを張れる騎手だとは思っています。けど、やはりデビュー時からの欠点でアクションの大きいフォームだけに細かく動いたり、加速を素早くスイッチできる技術が少し足りない。先行する・粘り腰を引き出す才能は優れているので目立ったしまいます。
過去のケースでいうと、アドマイヤモナークで2着に食い込んだ有馬記念があるけど、あれは人気がなかったから無心でコース取りできた面が強いし、最近は条件クラスの人気馬(タガノエンブレム等)でもそれができてきているけどGIの舞台・そして人気馬でこの競馬をこなさないとトップはとれない。今の川田に足りない部分は正直、努力によって身につける事ができる部分だし、今回のどこがいけなかったか?という部分を素直に反省して次に活かして欲しいと思います。
そして改めて思うのはハープスターの凄さ。騎手の欠点を露呈する形でもあの僅差まで突っ込んでこれるのは名馬の証。古い話ですけど、ダンシングブレーヴの英ダービー(鬼脚で差し込むもシャーラスタニに届かず2着)に通じるものがありました。個人的にはこのコンビで凱旋門に行って欲しい。騎手の飛躍と成長を考えてるからこそ余計に思います。


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