エプソムC2014予想
マジェスティハーツが悲願の重賞制覇なるか?

予想屋マスター
12期 予想歴25年

◎未定 

○マジェスティハーツ6着/1人


今週のメインレースは、第31回エプソムカップである。

第31回エプソムカップは、春のG1シリーズ終了後のレースということもあり、一線級不在の混戦模様である。

そこで、競馬理論の競馬予想では第31回エプソムカップに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

新潟記念組からは、2着のマジェスティハーツ(横山典弘)、4着のカルドブレッサ(ウィリアムズ)、5着のダノンヨーヨー、8着のレインスティック(吉田豊)が第31回エプソムカップに出走する。

マジェスティハーツの新潟記念の2着という結果は、ユールシンギングの決め手に屈してしまったが、3着以下を1馬身半離していたため、褒めていい内容であった。

そのことから、第31回エプソムカップの競馬予想においては、今年に入って2着続きという崩れていないマジェスティハーツに高い評価を与えて当然である。

一方でカルドブレッサの新潟記念の4着という結果は、前が壁になって脚を余したものであって、スムーズなレース展開ならばマジェスティハーツと差を詰めたはずである。

そのため、第31回エプソムカップの競馬予想においては、展開次第でカルドブレッサがマジェスティハーツを逆転可能と判断すべきである。

またダノンヨーヨー及びレインスティックの新潟記念は新潟の外回りが向いたため、小差の競馬ができた。

つまり、第31回エプソムカップの競馬予想においては、外の差しが届く馬場状態になるようであれば、ダノンヨーヨー及びレインスティックに注意を払うべきだが、それ以外では重視する必要はないと判断している。

そして、都大路ステークス組からは2着のディサイファ(四位洋文)が第31回エプソムカップに出走する。

ディサイファの都大路ステークスの2着という結果は、勝ったグランデッツアが強すぎたが、きっちりと連対を確保していたため、どんな相手でも崩れなく走れることを示した。

またディサイファは、中山金杯において外を回らされながらもカルドブレッサと小差の競馬をしていたため、内容的にはカルドブレッサを上回ると判断できる。

そのことから、第31回エプソムカップの競馬予想においては、ディサイファに新潟記念上位組と互角あるいはそれ以上の評価を与えるべきである。

そして、京王杯スプリングカップ組からは4着のメイケイペガスター及び6着のインプロヴァイズが第31回エプソムカップに出走する。

メイケイペガスターの京王杯スプリングカップの4着という結果は、前残りの展開を先行したものであったため、スタート難があるこの馬にとっては外枠も有利であった。

その点を考慮して、第31回エプソムカップの競馬予想においては、メイケイペガスターに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

一方でインプロヴァイズの京王杯スプリングカップの4着という結果は、前残りの馬場およびその展開で大外から追い込んだものであったため、レース内容としては着順以上の価値があると判断できる。

そのことから、第31回エプソムカップの競馬予想においては、インプロヴァイズが出走してくるようであれば注意が必要である。

そして、中山記念組からは4着のマイネルラクリマ及び11着のダークシャドウ(戸崎圭太)が第31回エプソムカップに出走する。

マイネルラクリマの中山記念の4着という結果は、ロゴタイプとクビ差であったことから、悪くない内容であった。

つまり、第31回エプソムカップの競馬予想においては、メンバーが弱化する点を考慮すると、マイネラクリマにも押さえ程度の評価は与えるべきである。

またダークシャドウの中山記念の11着という結果は、出遅れた上に外を回らされて競馬にならなかったことも確かだが、2013年以降のレース内容があまりに冴えない。

そのため、第31回エプソムカップの競馬予想においては、過去の実績を考慮しても、ダークシャドウには押さえ程度の評価を与えれば十分である。

そして、中日新聞杯組からは1着のマーティンボロ(川田)が第31回エプソムカップに出走する。

マーティンボロの中日新聞杯の勝利という結果は、54キロの軽ハンデに恵まれたことは確かだが、後の新潟記念馬であるユールシンギングを破っている。

そのことから、第31回エプソムカップの競馬予想においては、マーティンボロにも新潟記念上位組と互角の評価を与えるべきである。

そして、白富士ステークス組からは12着のペルーサ(北村宏司)が第31回エプソムカップに出走する。

ペルーサの白富士ステークスの12着という結果は、全く見所のないものであった。

そのことから、第31回エプソムカップの競馬予想においては、G1でも好走歴のある実績を考慮しても、衰えが隠せないペルーサに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

以上のように、競馬理論の競馬予想では、第31回エプソムカップに出走する有力各馬の能力を分析した。

この結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などを加味して、第31回エプソムカップの最終的な予想を決断する。

競馬理論のファンの方は、第31回エプソムカップの予想をお楽しみに。

以下のURLから2013年以前のエプソムカップの関連記事がご覧いただけます。

http://www.keibariron.com/database/epsomcup

エプソムカップのコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。

予想屋マスターhttp://www.keibariron.com/


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エプソムC2014回顧
ディサイファが悲願の重賞制覇

予想屋マスター
12期 予想歴25年

次走狙い:マイネルラクリマ


第31回エプソムカップは、1番人気のマジェスティハーツ(横山典弘)が7着に敗れ、中波乱の決着となった。

その波乱の第31回エプソムカップを制したのは、2番人気のディサイファ(四位洋文)であった。

競馬理論の競馬予想では、重賞レースやオープン特別では勝ちきれていないが、終始外を回る展開において強い内容を繰り返していたディサイファを評価し、今回のエプソムカップでは1枠を引いていたため、ロスの少ない競馬をするであろう点からディサイファを本命に予想した。

レース中、ディサイファは中団のインを追走した。そして直線で前がバラけると、逃げ粘るマイネルラクリマを力強い伸び脚で差し切って、第31回エプソムカップを制覇した。

第31回エプソムカップにおけるディサイファの勝利という結果は、内枠でロスのない競馬に恵まれたものではあったが、スローペースをきっちりと差しきっていたため、レース内容としても悪くない内容であった。

このことから、第31回エプソムカップ以降の重賞戦線の競馬予想においても、相手なりに崩れないディサイファにそれ相応の高い評価を与えるべきであると判断できる。

その一方で、第31回エプソムカップの2着にはマイネルラクリマ(川田将雅)が粘り込んだ。

競馬理論の競馬予想では、58キロの斤量であってもディサイファに先着した福島記念の内容から、マイネルラクリマにも高い評価を与えていた。

レース中、マイネルラクリマは好スタートを切ると、パドトロワを行かせて2番手からレースを進めた。

そして、マイネルラクリマは直線に向いて早めに先頭に立つと、外から迫ってきたタマモベストプレイを突き放して勝利を収めたようにも見えたが、内からディサイファの強襲にあってしまったため、2着に敗れてしまった。

第31回エプソムカップにおけるマイネルラクリマの2着という結果は、香港からの遠征帰りでディサイファより1キロ重い57キロの斤量であったことを考慮すると、レース内容としてはディサイファと互角である。

すなわち、第31回エプソムカップ以降の重賞戦線の競馬予想においては、器用な先行力をもっているマイネルラクリマが展開の助け次第でディサイファを逆転してもおかしくないと判断すべきである。

そして、第31回エプソムカップでは8番人気のダークシャドウ(戸崎圭太)が3着に入った。

競馬理論の競馬予想では、G1戦線でも好走を繰り返してきた実績とロスのない競馬が可能な内枠を評価したため、ダークシャドウにも高い評価を与えていた。

レース中、ダークシャドウはディサイファと並ぶ位置から競馬を進めた。そして直線に向いた後は、前が何度も壁になってしまい、仕掛けが遅れてしまったため、3着止まりであった。

第31回エプソムカップにおけるダークシャドウの3着という結果は、59キロの斤量で前が壁になる不利を受けたが、それを克服したため、復調をうかがわせる好内容であった。

つまり、第31回エプソムカップ以降の重賞戦線の競馬予想においては、ダークシャドウの巻き返しにも十分注意を払うべきである。

以上のように、第31回エプソムカップはディサイファの悲願の重賞制覇で幕を閉じた。

しかし、第31回エプソムカップの結果はインが有利な馬場状態の影響を受けたことも確かなため、展開や条件次第では着順が大きく入れ替わりそうである。

競馬理論のファンの方は、混戦の夏競馬の予想もお楽しみに。

以下のURLから2013年以前のエプソムカップの関連記事がご覧いただけます。

http://www.keibariron.com/database/epsomcup

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