14期 予想歴18年
◎ゴールドシップ
1着/1人気
○カレンミロティック2着/9人
▲デニムアンドルビー5着/6人
△ジェンティルドンナ9着/3人
×フェイムゲーム
×メイショウマンボ
◎ゴールドシップは馬場状態の悪化で評価を上げるしかないかなと。天皇賞よりは鞍上も含めて思っているより順調に準備してきている点は材料としては上々。土曜の雨にもよるけど、マイネルラクリマの回避で序盤置かれるリスクは少々減ったし印は必要かなと。
○カレンミロティックは相当迷っているんだけど、去年の年末から宝塚記念では買いたいと思っている馬なので一応現状本命で。状態面の不安は陣営のトーンからは乗り切ったようだし、鳴尾記念の印象から距離延長でなんとかならないかなあという期待もある。有馬記念は距離は意外と大丈夫でタフな馬場の方のダメージが影響したし、ここはヴィルシーナが引っ張って番手でそこそこ流れたらわからない。正直今年の競馬は全て不完全燃焼だし、ひと叩きしての今回激変を今のところ期待している馬。
▲デニムアンドルビーは乗り替わってから道中のポジション・加速の速さが改善されてきている。その意味では内回りも克服できるチャンスはあるし、急仕上げのヴィクトリアマイルからの2戦目は個人的には面白いかなと。良い意味で違った持ち味を出して欲しい。
△ジェンティルドンナは去年に比べると先行馬が目立つし前を目標にしやすい分状況はましかなと。去年は2つめの馬群で目標にされてしまうのも厳しかったし、ペースが下げ止まってくれればナチュラルにコーナリングできるし苦手の瞬間の加速は求められないはず。ただし馬場状態の悪化は予想以上でこれは評価を下げる必要はある。
ウインバリアシオンはこの距離でペース対応が求められると長期休み明けとはいえ金鯱賞で完敗しているし、2年前の宝塚記念でも詰めが甘かったしそう信頼はできないかなと。それでもスタミナの高さと一瞬の脚で一気に上がれるのは武器だし押さえには。ヴェルデグリーンは意外と馬場が悪化した方が条件的には悪くない。重賞2勝も要所でそう速い脚を問われない形だったし、オールカマーで好調期のメイショウナルト・ダノンバラードをまとめて撃破している内容はいい。押さえで。
×フェイムゲームはパワー・スタミナ比べで穴人気の可能性はあるけど、AJCCはそこそこいい条件だったし少なくともヴェルデグリーンには完敗しているのでここでは上位の評価は打ちにくい。消しで。
×メイショウマンボは混合戦での不安は大きい。大阪杯でもそれが原因かもしれないし、対ヴィルシーナでは今回優位も、他の牡馬及び女帝1頭に対しては疑問の残るところ。これも今のところ消したい。
tipmonaとは?
14期 予想歴18年
次走狙い:ホッコーブレーヴ
次走危険:ウインバリアシオン
頭数が少ないので個別分析をここでも。
1着 ゴールドシップ
◎評価。スタートは出負け気味も、ペースの上がらない状況を利してポジションを上げるのに成功。3コーナーからのロンスパ戦で序盤多少手間取るも直線は突き抜ける。
当日の馬場だと短距離でもどう頑張っても34秒台後半。もしくは35,6秒の上がり決着になる馬場だったのでこの馬で仕方なかったかなと。前半も多少ペースアップして1分2秒は平均ペースだったしそこそこの消耗戦になって良さが出た形。ここから秋のローテーションが難しいけど、その時の馬場状況がやっぱり左右する馬じゃないかなと。強いのは強いけど。
2着 カレンミロティック
○評価。序盤はヴィルシーナ・フェイムゲームに行かせる形での3番手前後の追走。ペースアップの序盤では追走に苦しむものの、直線ではしっかり脚を伸ばして2着確保。
うーん、まあ最後の最後で馬場が保ってくれたのも大きかったけど、勝てたかもなあという感じ。個人的には序盤もう少し流れて、早め先頭で押し切るイメージだったし、序盤わずかに緩んで後半に少々速い脚を要求されたのも大きいかな。インポケットに入って動きにくかったのもあるけど。でも体調が戻ればこれくらいは走れる馬。ここ3戦はスムーズさに欠けていたし、有馬記念であのタフな展開でも踏ん張った能力を評価してもいいなと。ペースを引き上げても音を上げない馬だし、天皇賞やジャパンカップでも侮れない馬だと思う。強いですよ。
3着 ヴィルシーナ
不安もあったけどハナを切る選択。中盤でペースを落としてのロンスパ戦に持ち込む形。デニムアンドルビーの伸びが鈍く競り合う形にうまく持ち込んで勝負根性を発揮して粘り込んだ形。
政治騎手的に言えば、久々に「舐められ逃げの福永」で一泡吹かせた感じ。この形を想定もできたけど、去年の有馬記念でルル-シュにこれ期待しといてハイペースで自爆してたからなあ・・・だから買えなかった。あれ見なかったら買えたかもだけど、カレンが潰す形で考えてたから前目で2頭残る形は想定してなかったなあ。これは反省。福永はこの日も全く流れを読めていないケースがあったけど、こういうレースをちゃんとしてほしいかな。レースを曲がりなりにも支配できるんだから。
4着 ヒットザターゲット
序盤から終始後方インで溜める形。勝負所でもインから僅かに外に持ち出すくらい。直線ではホッコーブレ-ヴが詰まった外に出して急追。3着争いに食い込む。
嵌ったなあと。とにかくこの馬は後半勝負で、かつロンスパも加えた総合戦で強い馬だし、今回の展開は完璧だった。これでこの結果なんだし力の差もあるし阪神は基本合わないんだなと改めて。鵜呑みにはしない方がいいかなと。
5着 デニムアンドルビー
▲評価。中団のインでじっとしている形。直線伸びかかるも、坂の地点でも鈍い伸びで、最後は逆に差し込まれる形でなんとか掲示板確保。
浜中らしいポジショニングだったし、前目につける形も正解だったと思う。それでこの結果だし地力勝負では少し差があるのかなというとこ。あとローズSは勝ってるけどジャパンカップの内容だと時計がかかる馬場は意外とプラスにならないのかなと。
6着 フェイムゲーム
序盤から外枠から被せる形での先行策。ヴィルシーナ目標にロンスパ戦に対応してくるも直線伸びを欠く。
このペースで前目で脚をしっかり溜めたんだし北村宏が持ち味を出してうまく流れに乗ったなというところ。でも距離なんだろうなあ。ウインバリアシオンもそうだけど距離はもっと長めでじっくり乗った方がもっと走れる印象。
7着 ウインバリアシオン
中団でじっくり溜めるも、勝負所での動きが鈍く、直線も伸びを欠く形で流れ込む。
まあ過剰人気だったなと。この馬が復活しきれていないのもあるけど、金鯱賞でのカレンミロティックとの差が現状の能力だろうと。2400オーバーでは逆転できるけど。この馬の印象はなるべくスローで、かつ団子状態で一瞬の脚で抜けきるイメージだし、こうやってダラダラ脚を使う形は案外の馬。ここでの着順を素直に受け取った方がいいと思う。天皇賞秋とかとても危なくて買えない馬。
8着 ホッコーブレ-ヴ
インで待機。ロンスパ序盤の流れに対応して直線はインで鋭く伸びるもデニムアンドルビーを押し切れず詰まる形で終了。
まあ、コースロスはないとこなんですけどね。その前のレースもそうだし戸崎はあのコースを決め打ちしていた感じ。でもあそこから捌けてナンボの結果だし、そこできっちり蓋をされるようじゃリーディング騎手としてまだまだだなと。先週もそうだけど捌きは思っているより甘いんですよねえ・・・
9着 ジェンティルドンナ
△評価。中団で脚を溜めるも、要所での手応えが悪く、直線は全く伸びず。
他がそれなりに脚は使ってるからこの伸びの無さは目立つかなと。能力の衰えもあるけどパワー型馬場もあるしスローの流れでもポテンシャルを発揮できていない馬だからやっぱり適性がないってことかな。去年ほどのペースは最低限欲しかったところ。
10着 トーセンジョーダン
後方待機のまま。何がしたかったのか。
11着 メイショウマンボ
後方のまま見せ場なし。タフな馬場ではやはりイマイチということ。
12着 ヴェルデグリーン
後方のまま見せ場なし。馬体重減もあったし出来もイマイチだったのかなあと。
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