11期 予想歴21年
◎ゴールドシップ
1着/1人気
○フェイムゲーム6着/7人
▲ヴェルデグリーン12着/10人
△ウインバリアシオン7着/2人
×メイショウマンボ
×デニムアンドルビー
本命は、ゴールドシップ
4着以下に負けているのは、ダービー5着、天皇賞・秋5着、京都大賞典5着、ジャパンカップ15着、それに加えて前走天皇賞・春7着で、全て軽い馬場の京都・東京。
以前から適性は解っていたので前回と同じ評価になりますが、この馬は軽い馬場が苦手。
理由は簡単で、瞬発力がないので後方から早めに動いてスピードに乗らせて長くいい脚を使って勝つ馬なので、早めに動くところの残り1000~600mのラップが軽い馬場だと11.5~11.0秒になるので、それを外から捲るにはかなり速い脚を使わないと無理でその脚がゴールドシップは使えません。
これが前走の敗因で、軽い馬場に対応できないことえをカバーするのは前々走のように前に行くことですが、出遅れてしまったことで後方からに競馬で外を回ってくるだけで終わりました。
今回は重い馬場の阪神に替わり、土曜のレースから良馬場でも雨の影響は残る馬場になっていて、こうなると残り1000~600mのラップが12.0秒ぐらいになるので早めに動いて前に行くことが可能になり、いいパフォーマンスを出せます。
あとは横山典弘騎手はこの馬の良さを殺すような溜め過ぎる騎乗をしなければ勝つ可能性は高い。
対抗は、フェイムゲーム
馬券的に期待しているのはこの馬。
前走の天皇賞・春は出遅れて後方から追走して、後方からだったが2~3頭分外をずっと追走して、2周目の3~4角も外で直線に入ってもトップスピードのところで離されたが最後盛り返して0.4秒差6着。
苦手な高速馬場で、ロスが結構あって0.4秒差は想像以上に成長をしていると感じた内容。
ダイヤモンドSを勝っているが、この距離がいい訳ではなく能力で勝ったレースで、本当にいいのは京成杯1着、AJCC3着がある2000~2200mの中距離。
また中山が得意なように速い上がりには対応できない馬で重い馬場の方が断然いい。
阪神は初めてですが、重い馬場・2200m・前走天皇賞・春と条件はかなり良く、一発期待。
単穴は、ヴェルデグリーン
G1で2戦惨敗しているが、天皇賞・秋は雨の影響が若干残ってはいたがこの馬のはまだまだ速い馬場で出遅れもあり、有馬記念は着拾いではなくオルフェーヴルが動いたのを追いかける勝ちに行く騎乗だったので直線失速したレースで、得意の中山であれだけ負けるのだから距離も長かった。
この馬はオールカマー、AJCCと中山芝2200mのG2を2勝しているように重い馬場の2200mがベスト。
今年に入って、AJCCを勝って、前走の中山記念は距離やや短く馬場がかなり時計がかかっている馬場でよく5着まで持ってきていて、しっかり走っているのに休み明けだけで評価がガタ落ちなら積極的に狙いたい。
ただ陣営はもう問題ないとコメント出していたが、以前は輸送で馬体重が大きく減っている馬なのでその点は不安。
4番手は、ウインバリアシオン
菊花賞でオルフェーヴルの2着があり、去年天皇賞・春2着馬トーセンラーに先着して、3200mでも距離不安がまったくかった天皇賞・春とは違い、2200mになる宝塚記念では距離不足の不安が出てきます。
2400m以上 (2.6.1.1)
2200m以下 (2.0.1.5)
と明らかに、2200m以下は見劣り、2勝は新馬戦と野路菊Sの2歳戦での実績で、3歳以降は長期休養明けとは言え相手弱かった4走前の金鯱賞3着以外は馬券圏内がありません。
ただ青葉賞を勝って以降、2200m以下に出走したのが3戦あり、その内2戦は3か月ぶりで+10kgだった京都記念5着、1年5か月ぶりの長期休養明けの金鯱賞3着。
これだけなら休み明けの影響の可能性も考えられますが、残り1戦の宝塚記念の内容が気になります。
最内枠から中団内に付けて、ロスなく追走できて3~4角で外に出す完璧な競馬でしたが伸びを欠いて4着でした。オルフェーヴルに負けるのは仕方ないですが、先に外から動いたルーラーシップに差を広げられ、ショウナンマイティにも差されて上がりが4位。
この馬はG1を7戦しているのですが、上がり1位が3戦(0.2.1.0)、上がり2位が2戦(0.2.0.0)、残りは上がり4位の2012年宝塚記念4着と上がり12位タイの2011年ジャパンC5着。
ジャパンCは向正面から一気に動いて2番手まで上がるアンカツの勝負騎乗での結果で、じっくり差す競馬で上がり2位以内になれなかったのは宝塚記念だけで、かつ4着と馬券圏外になっています。
これは、2200mの距離になったことと内回りコースの影響で道中のペースが速くなるので、長距離ほど脚が溜まらず、末脚の爆発力がやや悪くなるのではないかと考えています。
ただあの時の相手は、1着4歳のオルフェーヴル、2着クイーンエリザベスC勝ち後の5歳ルーラーシップなので相手が悪かったと考えることもできるので、押さえます。
悲願のG1制覇が多くある宝塚記念ですが、条件はベストとは言えない。
5番手は、ジェンティルドンナ
この馬は、凱旋門賞帰りだったがオルフェーヴルに勝ってしまうくらいの軽い馬場の適性があり、その点では現役でNo.1と言ってい馬。
ペースは2連覇しているジャパンCの勝ち方から、スローよりも、ややスロー~平均ペースがいい。
逆に京都記念、宝塚記念、チューリップ賞など負けたレースから、重い馬場ではパフォーマンスがかなり落ちることが解ります。
気になる馬場状態は、良馬場ですが雨の影響が残っている馬場で時計のかかる馬場で、この馬の得意な高速馬場ではありません。
去年はバッサリ切って3着に残られたので、去年よりはまだましな馬場なので2着まで考慮しての押さえ。
6番手は、ホッコーブレーヴ
常に上がり1位or2位の上がりを使っているが、瞬発力はなく、ペースアップするところでもたつくが、トップスピードに入ってから減速率が低く最後までいい脚が使えるタイプ。
なので重要になってくるのはペース。
阪神内回りなので、ペースが上がるのは速いと思うが、メンバー的に前半が遅くなる可能性が高く、そうなるとG1に出走するようなメンバーだと、ラスト1Fそこまで減速しないので、この馬としては厳しい展開になりそう。
またレースに乗ってなく、もたつくことを知らないテン乗り戸崎騎手に替わるのはマイナス。
ただ展開次第で馬券圏内に来る力はあり、上位評価の馬が人気薄なので、この馬が2,3着で、人気薄の馬が馬券に絡んだ場合、悶絶するので押さえる。
<予想>
◎11ゴールドシップ
○12フェイムゲーム
▲9ヴェルデグリーン
△7ウインバリアシオン
△6ジェンティルドンナ
☆1ホッコーブレーヴ
<買い目>
馬単フォーメーション(6点)
11,12→7,9,11,12
3連単フォーメーション(60点)
9,11,12→1,6,7,9,11,12→1,6,7,9,11,12
消した馬の理由は、ブログに出走馬評価の記事で書いています。
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