10期 予想歴17年
◎リアルヴィーナス
16着/5人気
○ブルーデジャブ15着/12人
馬場が非常に読みにくい。時計が出ているようで出ていないようで、正直明日の芝のレースを見てみないとハッキリわからないというのと、中京1200や京都1200は馬場にかなり影響を受けやすいコースなので（宮記念とか見ると最初のカレンチャンの時、ロードカナロアの時、今年と傾向全然違うように）正直言って前日予想ではかなり難しいレースになったなあと言うのが率直な感想。ただ、そこまで極端に時計が掛かっていたわけではない点と、明日は回復傾向にあるとみて、やや高速状態前提で進める。
展開はこのメンツだと恐らくベルカントと武豊がハナを切っていく意識だろう。これと言ってテンの速い逃げ馬は不在なので、順当にベルカントがハナを切っていく。トーホウアマポーラがこれをマークして番手、これで隊列は割とスッと決まる可能性が高い。あるとすればティアップゴールド辺りがハナを主張してくるかなと言う所。ここ２走がイマイチでいきなり外枠からゴリゴリ来るとも思えず、また基本スロー逃げ前提なので無理はすまい。34秒台前半ぐらいの平均ペースで流れるとみる。
◎リアルヴィーナスはやや先物的な買い方にはなるけど、前走は相当優秀なのと、３歳世代のスプリント路線は走破時計的に見ても相当レベルが高いとみているので、前走シゲルカガの勝ちパターンを強襲して差し切ったのは大いに評価したい。ペースも京都1200にしては流れていて、10.9 - 11.1 - 11.1 - 11.9というラップ推移でコーナー最速、Ｌ１の落ち込みで差し切った形だが、コーナーでも最内ピタッとと言うわけでもなく一つ外、そして直線で進路確保してからの伸びは凄まじく、Ｌ１では一頭違う脚でぶっこ抜いている。これは相当なパフォーマンス。これだけみると超高速馬場巧者の可能性も否定はできないが、単なるトップスピードの質で勝ち切ったのではなく平均ペースを楽に追走して、Ｌ１のバテ差と言う形なので、中京で少し馬場が読みづらく、平均ペースぐらいになったとしても下り坂から勢いをつけて直線向ければＬ１は京都よりは落ち込みやすい中京1200なら前走の再現が出来てもと言う所。前走の走破時計は同日の1000万下より遥かに速い。ハンデ50㎏でエピセアロームや同世代のベルカント辺りが人気なら十分やれるはず。
〇ブルーデジャブは展望の段階で狙う予定だったし、特に割り引く材料もないので対抗で狙う。この馬もＬ１の差し込み型ではあるが、リアルヴィーナスよりトップスピードの質がハッキリ高いタイプ。京洛Ｓの鋭さなんかは相当で、平均ペースを後方で追走しつつ、11.1 - 11.1 - 10.9 - 11.4のラップ推移で前に壁、最後方列から直線だけでグングン伸びてＬ１で突っ込んできた。京阪杯は前残りの流れだったわけで、外からそれでも伸びてきた。エピセアロームやマヤノリュウジン辺りには先着できていてここで見劣る馬ではない。ここ２走は明らかに自分の競馬とは違う形になったし、前走は叩き台みたいな感じの競馬。新潟1000自体は合っても良さそうだったが、序盤に脚を使ったのも影響した感じ。ここからも淀短距離Ｓからも序盤気分よくいっても脚を使わされて持ち味の後半のトップスピード持続力が活きないので、京都と同じく下り坂でトップスピードに乗せやすいこの舞台で無理をせず中団～後方で進められれば弾けｒだけの競馬はしてきているはずで。
最終結論はこちら↓
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