函館2歳S2014予想

雨龍泥舟
08期 予想歴45年

◎トウショウピスト
  3着/2人気

○マイネルエスパス5着/1人
▲スルターナ10着/3人
△グランドポピー9着/8人


【コースの特徴】
1周、1651.8m(Bコース使用)と小さい。
1~2コーナーが低く(最低地点約-2m)3~4コーナーが高い(最高地点約+1m)。全体の高低差は約3m。
芝1200mは向こう正面ポケットからのスタート。スタートから約800mを-1mから+1mまで緩やかに上り、そこから約300mを1m下る。最後の直線約100mはほぼ平坦。
直線は約262.1mと短い。後半の400mが楽なので、前目から流れ込む展開で上位入着というパターンが多い。後方一気は苦しい。

整理
最初のコーナーまで 約490m やや長い
コーナー比率    約37%  少ない
最後の直線     約262m 短い
Bコース連続使用  2周目

【能力上位馬】スピードはマイネルエスパス(函芝1200m:1.09.5)、スルターナ(函芝1000m:57.5)が上位か。
将来性という点ではトウショウピストだろう。
【人気】
スポーツ紙の人気は割れているようであるが、週刊競馬ブックでは、トウショウピストに◎が集中。1人気必至か。
【距離・コース適性】1200m経験馬はトウショウピスト他多数。
【ローテーションからの狙い】間隔は開いていた方がいいだろう。開幕週勝ちのトウショウピスト、スルターナ。
【展開・ラップ予想】逃げ馬がそろっているが、スルターナのスピードが抜けているのではないだろうか。
【展開有利馬】平均ペースの流れでは2~3列目。早ければ中段。
【結論】
◎ トウショウピスト 
 母シーイズトウショウは重賞5勝のA級馬。5勝のいずれもが芝1200mだったが桜花賞でも2着に入っている。函館SSで2連覇しているように馬場適性も高い。父にヨハネスブルグを迎え、母レベルの活躍は十分期待できる。
○ マイネルエスバス 
時計上位のうえ、距離経験があり、牡馬ゆえ2戦目の変わり目も大きいだろう。外せない。
▲ スルターナ    
おんなローレルゲレイロ。牝系がローレルゲレイロと同じモガミヒメ系(F-No[1-b])。父も生産者も所属厩舎も同じということで、軽視はできない(ゲレイロはこのレース逃げて2着だった)。スピードは絶対的といっていいだろう。
△ グランドポピー 出遅れなければの条件が付く。瞬発力はなかなかのもの。能力は高いが1200mの馬ではないだろう。

◎○▲三強の戦いとみているが、如何せん、キャリアの少ない者同士の一戦。思わぬ伏兵の台頭もありそう。


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函館2歳S2014回顧

雨龍泥舟
08期 予想歴45年

次走狙い:トウショウピスト
次走狙い:スルターナ


いやぁ、競馬は難しいですね。まぁ、客観的には、経験の乏しい馬同士の争いで、何が起こるか分からないということなのでしょうが、きわめて主観的に三頭のスピードが抜けていると思いこんだのが敗因ということでしょう。スルターナは控えた競馬をするとの関係者コメントが出ていたようですが、読んでいないですからね。でも控えた競馬を覚えさせて阪神JFを狙うというタイプではないと思いますね。
マイネルエスパスは3番手追走で、上りは勝馬に勝馬に負けていますから、しかたがないですね。
◎のトウショウピストは外枠でなければ…というところ。やはり将来性ということではこの馬が一番でしょう。

勝ったアクティブミノルは一応5番手の評価でしたが、コース形態を考えれば、グランドポピーより上位の評価をすべきでした。初戦のタイムも良かったですからね。ニの足が速く、粘れるタイプです。
父スタチューオブリバティはすでに豪州へ輸出されていますが、この馬が最初の重賞勝ち馬でしょうか。
短いところの馬で、軽い馬場は向かない。中央場所では馬場が渋ったときの穴馬という評価が妥当でしょう。
ダート短距離も面白いかもしれないですね。古馬になってからの函館SSなら。

一応、次年度に役立つ回顧をということで、上位5頭の血統を載せておきます。

1 アクティブミノル  米スタチューオブリバティ米ストームキャット(ノーザンダンサー)系
2 タケデンタイガー  米フレンチデピュティ   米デピュティミニスター(ノーザンダンサー)系
3 トウショウピスト  米ヨハネスブルグ     米ストームキャット(ノーザンダンサー)系
4 トーセンラーク   米アルデバランⅡ     米ミスタープロスペクター(レイズアネイティヴ)系
5 マイネルエスパス  米マイネルラヴ      米シーキングザゴールド(ミスタープロスペクター)系

さらに昨年の上位5頭の血統も
1 クリスマス     仏バゴ          米ナシュワン(ブラッシンググルーム)系
2 プラチナティアラ  米プリサイズエンド    米エンドスウィープ(ミスタープロスペクター)系
3 トーセンシルエット 日トーセンダンス     米サンデーサイレンス(ヘイロー)系    
4 オールバーパス   日ダイワメジャー     米サンデーサイレンス(ヘイロー)系
5 ハッピースプリント 日アッミラーレ      米サンデーサイレンス(ヘイロー)系

10頭の内訳は、
ノーザンダンサー系     3頭
ミスタープロスペクター系  3頭
サンデーサイレンス系    3頭
ブラッシンググルーム系   1頭

父の生国は米国6頭、日本3頭、仏国1頭、父父の生国は全10頭が米国ということになります。
他の重賞競走との顕著な違いは、サンデーサイレンス系が少なく、ノーザンダンサー系が活躍しているということ。スプリンター血統を日短、欧短、米短の3つに分けるとしたら、圧倒的に米短が強い、それも芝・ダート血統に関わらず、ということになるでしょうか。
これが、洋芝函館2歳Sの血統的な狙いということになります。
洋芝短距離は米短を狙え!


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