中京記念2014予想
フラガラッハの3連覇なるか?

予想屋マスター
12期 予想歴25年

◎未定 

○フラガラッハ10着/1人


今週のメインレースは、第62回中京記念である。

昨年の中京記念において、馬連2万2000円および馬単3万5300円を的中しており、非常に相性の良いレースであるため、今年も高配当的中を狙う。

そこで、競馬理論の競馬予想では、第62回中京記念に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

鳴尾記念組からは、3着のフラガラッハ(高倉稜)が第62回中京記念に出走する。

鳴尾記念におけるフラガラッハの3着という結果は、コースロスのない競馬をした高倉稜騎手の好騎乗によるものだが、宝塚記念における2着馬のカレンミロティックに先着しているように、第62回中京記念の出走馬のメンバーに入れば、能力的には一枚上であるといえる。

このことから、第62回中京記念の競馬予想においては、中京競馬場が得意であり、このレースでの3連覇を狙うフラガラッハに高い評価を与えて当然である。

ただし、今年の中京競馬場の芝コースは、例年のように外差し有利の馬場状態にはなっていないため、この馬場状態が続くようであれば、フラガラッハを絶対視までは禁物と判断している。

一方、安田記念組からは、7着のサダムパテック(田中勝春)、10着のクラレントが第62回中京記念に出走する。

サダムパテックおよびクラレントの安田記念での敗戦は、極悪馬場によって能力を発揮できなかったため、度外視が可能である。

その点を考慮して、第62回中京記念の競馬予想においては、過去の実績的で互角以上のサダムパテックとクラレントの巻き返しがあってもおかしくないと判断すべきである。

一方、米子ステークス組からは、2着のブレイズアトレイル(藤岡康太)、5着のオリービン(小牧太)、6着のコスモソーンパーク、7着のゲシュタルトおよび10着のワイズリーが第62回中京記念に出走する。

米子ステークスにおけるブレイズアトレイルの2着という結果は、スローなレース展開ではあったが、最後方から追い込んだため、レース内容としての価値は高い。

つまり、第62回中京記念の競馬予想においては、今回のレースで出走するメンバーが強化する点を考慮しても、ブレイズアトレイルに押さえ程度の評価は与えるべきである。

一方で、オリービン、コスモソーンパーク、ゲシュタルトおよびワイズリーは、米子ステークスにおいて見所のないレース内容を見る限り、第62回中京記念の競馬予想において高い評価は不要である。

そして、谷川岳ステークス組からは、2着のサトノギャラント(北村宏司)が第62回中京記念に出走する。

谷川岳ステークスにおけるサトノギャラントの2着という結果は、1000mの通過タイムが62秒4の流れを追い込んでアタマ差まで迫ったため、レース内容としては勝ったサンレイレーザーを上回るといえる。

そのことから、第62回中京記念の競馬予想においては、外の差しが届くレース展開や馬場状態になるようであれば、サトノギャラントが他の出走馬をまとめて差し切る可能性は高いと判断すべきである。

そして、中山記念組からは、8着のダイワマッジョーレ(蛯名正義)が第62回中京記念に出走する。

中山記念におけるダイワマッジョーレの8着という結果は、距離、道悪そして強敵が相手だった点などを考慮すると同情の余地があるため、度外視が可能である。

つまり、第62回中京記念の競馬予想においては、マイルチャンピオンシップで2着の実績をもつダノンマッジョーレの巻き返しには注意を払うべきである。

そして、エプソムカップ組からは、5着のダノンヨーヨー(浜中俊)および8着のマジェスティハーツ(森 一馬)が第62回中京記念に出走する。

エプソムカップにおけるダノンヨーヨーの5着という結果は、内を突いたロスのない競馬に恵まれたため、レース内容としては着順ほどの価値はないと判断できる。

すなわち、エプソムカップの競馬予想においては、ダノンヨーヨーに押さえ程度の評価を与えれば十分であるといえる。

一方、マジェスティハーツのエプソムカップの6着という結果は、スローペースのレース展開において、出遅れて脚を余したため、度外視が可能である。

ちなみに、マジェスティハーツは2~3走前に強いレース内容で連続して2着となり、好走していたため、G3レースならばいつでも勝てる能力を秘めている。

つまり、第62回中京記念の競馬予想においては、スタートさえ互角ならばマジェスティハーツが巻き返す可能性が高いと判断すべきである。

以上のように、競馬理論の競馬予想では、第62回中京記念に出走する有力各馬の能力を分析した。

この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第62回中京記念の最終的な予想を決断する。

競馬理論のファンの方は、第62回中京記念の予想をお楽しみに。

以下のURLから2014年以前の中京記念の関連記事がご覧いただけます。

http://www.keibariron.com/database/chukyokinen

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中京記念2014回顧
サダムパテックがG1馬の底力を見せる

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次走狙い:マジェスティハーツ


第62回中京記念は、上位の人気馬が総崩れとなったために、馬連2万円台、馬単3万円越えの波乱の決着となった。

その波乱の第62回中京記念を制したのはサダムパテック(田中 勝春)である。

競馬理論の競馬予想では、過去にマイルチャンピオンシップで勝利した実績を評価していたが、土曜日の競馬で外の差しが決まりにくい馬場状態だったことを考慮し、サダムパテックを押さえ評価にとどめてしまった。

レース中、サダムパテックは中団よりやや後方の外目を追走して、直線で大外に持ちだされると、鋭い差し脚で内の馬をまとめて差し切って、第62回中京記念を制覇した。

第62回中京記念におけるサダムパテックの勝利という結果は、雨の影響で前日から一変して外が伸びる馬場状態に恵まれてはいたが、58キロの斤量を背負っていたため、マイル戦線において一線級の能力を持つことを改めて示した。

そのため、今後のマイル戦線の競馬予想においても、マイルチャンピオンシップを制したことのあるサダムパテックに高い評価を与えて当然である。

一方で、第62回中京記念では11番人気のミッキードリーム(太宰 啓介)が2着に入って、波乱を演出した。

ミッキードリームは、中団の外目からレースを進め、直線ではサダムパテックと並んで追い込んだがわずかに競り負け、2着止まりとなった。

第62回中京記念におけるミッキードリームの2着という結果は、サダムパテックの好走と同様に外が伸びる馬場状態に恵まれたが、中京のマイル戦ならば崩れなく走る能力を示した。

つまり、第62回中京記念以降の重賞レース戦線の競馬予想においてミッキードリームには、得意の中京競馬場の場合のみに注意を払えばよいといえる。

一方で、第62回中京記念では5番人気のマジェスティハーツ(森 一馬)が3着に入った。

マジェスティハーツは、サダムパテックの内目からレースを進め、直線でも内から馬群を割って伸び、一旦は先頭に立ったが、外2頭の強襲を受けてしまい、3着に敗れてしまった。

第62回中京記念におけるマジェスティハーツの3着という結果は、外が伸びる馬場状態の分だけ差されたが、相手なりに堅実に追い込む能力を示した。

よって、第62回中京記念以降の重賞レース戦線の競馬予想においては、どんな距離でも確実に追い込むことができるマジェスティハーツに常に高い評価を与えるべきである。

以上のように、第62回中京記念は、人気馬が総崩れとなって、波乱の決着となった。

これは外が伸びる馬場状態が結果に大きな影響を与えたものである。そして現在のマイル戦線の混戦模様を象徴するレースともなった。

競馬理論のファンの方は、混戦のマイル戦線の穴予想をお楽しみに。

以下のURLから2014年以前の中京記念の関連記事がご覧いただけます。

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