08期 予想歴18年
◎アサクサキングス
3着/1人気
○ホクトスルタン4着/6人
▲アドマイヤメイン14着/11人
×メイショウサムソン
×ドリームパスポート
本命は無難にアサクサ。前年菊花賞を制した4歳馬。これだけで、他の馬をデータ上では1歩リードしている。とはいっても、ダイワスカーレットが好きな自分は、これっぽっちもアサクサを評価していないのだが、前走でちょっとだけ見直した。
前走の大阪杯は自分にとってはダイワスカーレットの相手探しレースだった。ヒモを吟味して当てにいく。「アサクサ・・・あ、これは弱いし太いし、いらない。」ものの3秒で片付けた馬に3着にこられてしまった。去年の春の天皇賞でも思ったのだが「あ、腐ってもGI馬だな。」と。(サムソン及びアサクサには大変失礼な話だが。)あの太め残りで来られたのでは、ここでは抗いようがない。不承不承の本命。
さて、タイトルの話。何かの雑誌に書いてあったのだが、横山典弘という騎手は、1周目のゴール板を過ぎるときに、馬にわざとゴール板を見せるようにクイッとハミを動かすんだそうだ。
すると、賢い馬は「お、あと1周あるんだな。」と認識し、リラックスして走るのだとか。
ホクトスルタン。データ的には「重賞連対経験のない馬は消し。」モロこれに該当する。だが、なまじこれを知っているだけに消せなかった。もちろん、父は名うての名ステイヤー。父子4代制覇という、前人未到の偉業も頭にチラつくのだが、そうしたロマンだけの馬券ではない。長距離戦こそヘッドワーク。円熟味を増した鞍上、横山典弘のエスコートに期待したい。
まぁ、逃げは十中八九スルタンだとは思うのだが、万が一逃げなければ、の想定でアドマイヤメインを。鞍上はノーマークでけれん味のない逃げをよく打つ福永。どういう番手になるかはまだわからないが、ハナさえ奪えれば菊3着の実績もある馬。
で、消しの方。
サムソンは大阪杯の負け方が致命的。有馬は思うように前にいけずに8着なのでノーカウントでいいが、前にいってジリジリ詰めて競り落とすはずの馬が(相手がダイワとはいえ)詰め寄るどころか直線では影をも踏めなかった。これでは持ち味の勝負根性は生かせない。あの競馬に、何か体調的な不安を感じた。思い切って消したい。
もう1頭は自分にとってはおなじみのドリパ。
この馬は「来る来る詐欺馬」と個人的に言っているのだが、いい脚が一瞬のこの馬に、ヘッドワークの全くない松岡を乗せている限りは来ない、というか買う気は全くない。我慢の効く横山典弘、吉田豊あたりを乗せるまでは買わないことに決めている。
あと1頭・・・アドマイヤジュピタ。阪神大賞典組、特に勝った馬が強いのはデータでも証明されているのだが、これには大きな特徴があって。
自身がGI馬であってここを叩いてきた馬は強いが、自身がGI馬でない場合は信用度がグンと下がる。直近ではメジロブライトか?そのメジロとて、下した相手はGI馬シルクジャスティス。
要はGI馬のいないテレンコ大賞典勝ち馬というのは、実は一番危ない「カモ」である。3着にはつけておくが、正直「養分」だと思う。
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