キーンランドC2014予想
スノードラゴンが悲願の重賞制覇なるか?

予想屋マスター
12期 予想歴25年

◎未定 

○スノードラゴン8着/4人


今週のメインレースは、第9回キーンランドカップである。

第9回キーンランドカップは、サマースプリントシリーズにおいてチャンピオンを目指す馬にとっては重要な一戦となるため注目である。

そこで、競馬理論の競馬予想では、第9回キーンランドカップに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

UHB賞組からは、2着のスマートオリオン(三浦皇成)、3着のブランダムール(四位洋文)、9着のレオンビスティー(松岡正海)、12着のレジェトウショウ(竹之下)、13着のサクラゴスペル(福永祐一)、15着のクリスマス(丸山元気)および16着のビウイッチアス(吉田隼人)が第9回キーンランドカップに出走する。

UHB賞におけるスマートオリオンの2着という結果は、トップのハンデだったことを考慮すれば立派ではあるが、イン有利の馬場状態において、好位のインを追走する展開に恵まれたとも判断できる。

よって、第9回キーンランドカップの競馬予想では、スマートオリオンが好走するためにはUHB賞と同様に好位のインで、かつロスのないレース展開に恵まれる必要がありそうである。

一方で、ブランダムールのUHB賞の3着という結果は、52キロの軽ハンデに恵まれたが、終始外を回らされたため、レース内容としても悪くない結果である。

そのことから、第9回キーンランドカップの競馬予想においては、枠順や展開によって、ブランダムールがスマートオリオンを逆転することが可能と判断すべきである。

その一方で、レオンビスティー、レジェトウショウ、サクラゴスペル、クリスマスおよびビウイッチアスは、UHB賞の見所のないレース内容を見る限りでは、第9回キーンランドカップの競馬予想において高い評価は不要であるとみている。

ただし、クリスマスのUHB賞の敗戦については、前が壁となって全く競馬にならなかったため、度外視が可能である。

そして、クリスマスは、函館2歳ステークスでの勝利、また函館スプリントステークスで3着になった実績をもっている。

つまり、第9回キーンランドカップの競馬予想においては、クリスマスの巻き返しにも注意を払うべきであると判断している。

そして、アイビスサマーダッシュ組からは、2着のフクノドリーム(横山典弘)、7着のフォーエバーマーク(村田一誠)および12着のパドトロワが第9回キーンランドカップに出走する。

アイビスサマーダッシュにおけるフクノドリームの2着という結果は、有利な外枠に恵まれたと判断できるが、北九州記念を制したリトルゲルダを破ったことから、短距離戦ならば古馬相手でも通用するスピードを示した。

また、アイビスサマーダッシュにおけるフォーエバーマークの7着という結果は、内枠から脚を使ってしまったことで、最終的にはゴール前で止まってしまったが、軽快なスピード自体は披露していた。

このことから、第9回キーンランドカップの競馬予想においては、フクノドリームおよびフォーエバーマークが楽に逃げを打てる展開になれば、好走することが可能と判断すべきである。

その一方で、パドトロワは、アイビスサマーダッシュの見所のないレース内容を見る限りでは、第9回キーンランドカップの競馬予想において高い評価は不要であるとみている。

そして、函館スプリントステークス組からは、2着のローブティサージュ(三浦皇成)が第9回キーンランドカップに出走する。

函館スプリントステークスにおけるローブティサージュの2着という結果は、ハイペースによって、前が潰れてしまったレース展開に恵まれたと判断しているが、スプリントにおける適性の高さも示したとみている。

つまり、第9回キーンランドカップの競馬予想においては、外の差しも届くレース展開になるならば、ローブティサージュの評価を上げるべきであると判断している。

そして、NHKマイルカップ組からは、13着のエイシンブルズアイ(福永祐一)が第9回キーンランドカップに出走する。

NHKマイルカップにおけるエイシンブルズアイの13着という結果は、イン有利の馬場状態において終始外を回らされてしまったと判断しているため、最終的な着順ほど悲観すべきレース内容ではないとみている。

この点を考慮して、第9回キーンランドカップの競馬予想においては、スプリント戦線の方がマイル戦線よりも低調であることを考慮すると、エイシンブルズアイにも相応の高い評価を与えるべきであると判断している。

そして、高松宮記念組からは2着のスノードラゴン(大野拓弥)、13着のサンカルロ(吉田豊)および18着のマジンプロスパー(福永祐一)が第9回キーンランドカップに出走する。

高松宮記念におけるスノードラゴンの2着という結果は、スノードラゴンの道悪における適性の高さによってもたらされたと判断でき、また結果的に道悪に恵まれたとも考えられるが、芝のスプリント戦線では能力的には、まだ底を見せていないことも確かである。

つまり、第9回キーンランドカップの競馬予想においては、急激にメンバーが弱体化するため、スノードラゴンに相当高い評価を与えて当然である。

また、サンカルロおよびマジンプロスパーの高松宮記念ので敗戦は、極悪馬場によって能力を発揮できなかったと判断しているため、度外視が可能である。

そう捉えると、サンカルロは高松宮記念(G1)で2着の実績があり、マジンプロスパーは重賞レースにおいて3勝した実績が光ってくる。

そのため、第9回キーンランドカップの競馬予想においては、年齢的にピークを過ぎてはいるものの、サンカルロおよびマジンプロスパーのそれぞれの実績には敬意を払うべきであると考える。

そして、準オープン特別組からは、1着のレッドオーヴァル(池添謙一)が第9回キーンランドカップに出走する。

レッドオーヴァルの準オープン特別戦の勝利という結果は、終始外を回って、差し切る着差以上に強いレース内容であった。

このことから、第9回キーンランドカップの競馬予想においては、差しが届くレース展開になるならば、レッドオーヴァルの差し切りの可能性が高まると判断すべきである。

以上のように、競馬理論の競馬予想では、第9回キーンランドカップに出走する有力各馬の能力を分析した。

この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第9回キーンランドカップの最終的な予想を決断する。

競馬理論のファンの方は、第9回キーンランドカップの予想をお楽しみに。

以下のURLから2014年以前の第9回キーンランドカップの関連記事がご覧いただけます。

http://www.keibariron.com/database/keenelandcup

第9回キーンランドカップのコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。

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キーンランドC2014回顧
ローブティサージュが阪神ジュベナイルフィリーズ以来の重賞制

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次走狙い:レッドオーヴァル


第9回キーンランドカップは、2歳女王であるローブティサージュ(三浦皇成)の勝利で幕を閉じたレースだった。

競馬理論の競馬予想では、函館スプリントステークスにおいて、スプリントへの適性の高さを見せたローブティサージュに高い評価を与えてはいたが、芝のスプリント戦において、まだ底を見せていないスノードラゴンが上である判断した結果、今回の本命には予想できなかった。

レース中、ローブティサージュは、中団の馬群の中で待機していて、コーナーワークでうまく内に潜り込み、ロスのない競馬をした。

そして、ローブティサージュは、直線で馬群をこじ開けるように脚を伸ばして、逃げ粘るマジンプロスパーを捕えて、第9回キーンランドカップを制覇した。

第9回キーンランドカップにおけるローブティサージュの勝利という結果は、ロスのない競馬をさせた三浦皇成騎手の好騎乗によるものと判断でき、狭いところを割っていった勝負根性はさすがであるとみている。

そのため、今後のスプリント戦線の競馬予想においても、ローブティサージュには相応の高い評価を与えるべきであるといえる。

一方で、第9回キーンランドカップで1番人気に推されていたレッドオーヴァル(池添謙一)が2着に追い込んだ。

レッドオーヴァルは、中団よりやや後方の外目を追走して、直線でも大外から追い込んだが、結果としてクビ差だけ届かずに、2着止まりであった。

第9回キーンランドカップにおけるレッドオーヴァルの2着という結果は、終始外を回らされたが、レース内容としては一番評価できるものであった。

すなわち、今後のスプリント戦線の競馬予想においては、差しが届くレース展開になるならば、レッドオーヴァルがローブティサージュを逆転する可能性が高いと判断すべきである。

そして、第9回キーンランドカップでは5番人気のマジンプロスパー(福永祐一)が3着に粘り込んだ。

マジンプロスパーは逃げるフォーエバーマークをピッタリとマークして、2番手から競馬を進めた。

そして、マジンプロスパーは直線でフォーエバーマークを交わして先頭に立つと一旦は後続を突き放したが、ゴール寸前で上位2頭に差された結果、3着に敗れてしまった。

第9回キーンランドカップにおけるマジンプロスパーの3着という結果は、他の出走馬に包まれない外枠で気分よく走れれば、7歳であっても通用するスピードを示していた。

つまり、今後のスプリント戦線の競馬予想においても、外から被されないレース展開になるならば、マジンプロスパーにも注意を払う必要があるといえる。

以上のように、今回の第9回キーンランドカップは、ローブティサージュの勝利で幕を閉じた。

しかしながら、第9回キーンランドカップは、1着から5着までの差が0秒1差であったことからも分かるように、上位馬には大きな能力差がないといえる。

競馬理論のファンの方は、混戦のスプリント戦線の穴予想をお楽しみに。

以下のURLから2014年以前の第9回キーンランドカップの関連記事がご覧いただけます。

http://www.keibariron.com/database/keenelandcup

第9回キーンランドカップのコースやレースの特性が知りたい方には大変好評をもらっています。

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