京成杯AH2014予想

カタストロフィ
10期 予想歴17年

◎未定 

▲エキストラエンド14着/3人
×ミトラ


 関屋記念では横山典弘お得意の出遅れでまさかの最後方からの競馬となり終わってしまったエキストラエンド。鞍上にキーンランドCで久々重賞制覇を達成した三浦皇成を配し、再度新潟のマイル重賞に挑む。今度は五分に出て、しっかりと進めることができれば面白い存在なのは間違いない。


ワールド:京成杯AH1080-200


 前走の関屋記念は出遅れの影響が大きかった。ペースは46.5-46.0と流れていたたし、ラップ推移を見てもわかる通り11.6 - 11.6 - 11.5 - 10.8 - 12.1という流れで淀みなく押し上げるには自力でこのラップより速い脚を使って進める以外に手がなかった。そんな流れの中で離れた最後方から直線序盤に大外に持ち出しそのままL1でジリジリとなだれ込む形で最後まで脚を使ってきた。出は上手い方ではないがあれは流石にやりすぎの出遅れで、ノリのネックとなっている部分の一つ。あれだけがすべてではないとしても、あれではどうしようもない。そんな展開だった。


 そこそこ出遅れながらも3着に入り込んだサトノギャラントもいるのだが、個人的にこのエキストラエンドを評価している一つの要因が東京新聞杯。ここではサトノギャラントに先着できているのだが、ペースとしては46.1-47.1のラップ。ここでは五分に出て結局後方からの競馬になる。11.9 - 12.0 - 11.3 - 11.5 - 12.3とラップ的にはコーナーで少し緩んでのL3最速戦で3~4角中目を突きながら中団で直線を向く。序盤でクラレントの直後から上手く進路を確保して内に切り込む。そこからはジリジリながらもしっかりと伸びてクラレントとの激しい叩き合いを何とかしのいでの2着確保。この馬の場合は出遅れが当たり前のサトノギャラントほど本来出は悪くない馬だったし、この厳しいペースに後方からとはいえ対応しながらも最後まで脚を使えたという面では大きな材料だ。


 トップスピードの質に関してはマイラーズCで強敵ワールドエース、フィエロには及ばなかったが11.2 - 11.4 - 10.9 - 11.3とコーナーで速い脚、さらに直線でもう一段階という競馬でL1で食い込めたようにTS持続力はいいものを持っている。東京新聞杯で一定のペースに対応してクラレントに先着してきたとなれば、L1落ち込みやすい新潟外で、かつそれなりにペースが上がる展開、それに出遅れなければ勝負になっていい馬だろう。もちろん前走のような出負けは別にして、スタート自体が上手いわけではないので序盤のポジションはある程度重要になるだろう。ただ常に出遅れるサトノギャラントによりは前で競馬したいところだ。トップスピードの質でもこの面子なら戦えるはずなので、サトノより前でしっかりと進め、中団~やや後方ぐらいで直線前を向ければ。春先の競馬からもここでの復調を期待したい。


京成杯オータムハンデ他の出走予定馬の展望は『敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。』でよろしくお願いします。


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