12期 予想歴25年
◎未定
○イスラボニータ1着/1人
今週のメインレースは、第68回セントライト記念となっている。
この第68回セントライト記念は、皐月賞馬であるイスラボニータが出走することもあって、今年の菊花賞を占う意味でも大注目の一戦となることが予想される。
そこで、競馬理論の競馬予想では、今回の第68回セントライト記念に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析していく。
日本ダービー組からは、2着のイスラボニータ(蛯名正義)、3着のマイネルフロスト(松岡正海)4着のタガノグランパ(菱田裕二)、5着のトゥザワールド(川田将雅)、6着のショウナンラグーン(吉田豊)、10着のワールドインパクト(内田博幸)および13着のハギノハイブリッド(ウィリアムズ)が第68回セントライト記念に出走することになっている。
日本ダービーにおけるイスラボニータの2着という結果は、早め先頭で自ら勝ちにいったと判断できるが、枠順の差も考慮すると、負けて強しのレース内容であったといえる。
つまり、今回の第68回セントライト記念の競馬予想においては、3歳世代でトップクラスの実力を誇るイスラボニータに高い評価を与えて当然であるとみている。
そして、日本ダービーにおけるマイネルフロストの3着という結果は、内枠からロスのない競馬をして、かつイン有利の馬場状態を最大限に生かしたものである。
そのため、今回の第68回セントライト記念の競馬予想においては、マイネルフロストに日本ダービー3着馬となったほどの高い評価は不要であるとみている。
また、日本ダービーにおけるタガノグランパの4着という結果は、イスラボニータをマークする形にしては、最終的に大きく負けていなく、想像以上の強さを見せつけたと判断している。
よって、今回の第68回セントライト記念の競馬予想においては、タガノグランパに押さえ程度の評価は与えるべきであるとみている。
また、トゥザワールドおよびショウナンラグーンの日本ダービーにおける敗戦は、大外を回って追い込んだが、結果として脚を余してしまったため、着順ほど悲観すべきレース内容でもないとみている。
この点を考慮して、今回の第68回セントライト記念の競馬予想においては、外の差しも届く新潟コースの特性を生かして、トゥザワールドおよびショウナンラグーンの巻き返しがあってもおかしくないと判断すべきである。
その一方で、ワールドインパクトおよびハギノハイブリッドは、日本ダービーにおける見所のないレース内容を見る限りでは、今回の第68回セントライト記念の競馬予想において高い評価は不要であるとみている。
そして、ラジオNIKKEI賞組からは、2着のクラリティシチー(内田博幸)、4着のオウケンブラック(田中勝春)が今回の第68回セントライト記念に出走することになっている。
ラジオNIKKEI賞におけるクラリティシチーの2着という結果は、イン有利の馬場状態において終始外を回らされたため、レース内容としては一番であったと判断できる。
ただし、クラリティシチーは、皐月賞においてイスラボニータに力負けの8着であったため、一線級が相手では実力不足ではある。
このことから、今回の第68回セントライト記念の競馬予想においては、クラリティシチーが好走するためにはレース展開を含めた助けが必要であるとみている。
その一方で、オウケンブラックは、ラジオNIKKEI賞において見所のないレース内容を見る限りでは、第68回セントライト記念の競馬予想において高い評価は不要であるとみている。
そして、弥彦特別組からは、1着のサトノフェラーリ(北村宏司)が今回の第68回セントライト記念に出走することになっている。
弥彦特別におけるサトノフェラーリの勝利という結果は、1000万にしてはかなりレベルの高いメンバー構成であり、他の出走馬に1馬身半もの差をつけていたことから、非常に強いレース内容であったといえる。
また、サトノフェラーリは、過去8戦のうち6度も1番人気に推される素質をもっている馬でもある。
そのため、今回の第68回セントライト記念の競馬予想においては、本格化の兆しがうかがえるサトノフェラーリにも相応の高い評価を与えるべきであるとみている。
そして、白百合ステークス組からは、1着のステファノス(岩田康誠)が今回の第68回セントライト記念に出走することになっている。
白百合ステークスにおけるステファノスの勝利という結果は、ラチ沿いでロスのない競馬に恵まれたことは確かであるが、きっちりとオープン特別を突破したことは立派であるとみている。
また、ステファノスは、皐月賞においても5着と好走していたため、一線級が相手でもそんなに差がないことも示していた。
このことから、今回の第68回セントライト記念の競馬予想においては、ステファノスにも連下程度の評価を与えるべきであるとみている。
そして、青葉賞組からは、3着のヤマノウィザード(戸崎圭太)および11着のラングレー(北村宏司)が第68回セントライト記念に出走することになっている。
ヤマノウィザードおよびラングレーの青葉賞の敗戦は、スタートで不利を受けた結果であるが、最終的に僅かな着差を考慮すると、勝ち馬であるショウナンラグーンとの勝負付けが済んだと見るのは早計にすぎる。
よって、今回の第68回セントライト記念の競馬予想においては、ショウナンラグーンおよびラングレーにも多少の注意を払うべきであるとみている。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第68回セントライト記念に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第68回セントライト記念の最終的な予想を決断する。
以下のURLから2014年以前のセントライト記念の関連記事がご覧いただけます。
https://www.keibariron.com/database/stlitememorial
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