スプリングS2009予想
クラシック予想にあるまじき将来性無視

kenohill
09期 予想歴2年

◎イグゼキュティヴ
  16着/5人気

○フィフスペトル3着/2人
▲マイネルエルフ6着/10人
×サンカルロ


雨でやや重、ペースは普通想定。

まずは人気二頭、アンライバルドとリクエストソング。

アンライバルドは底は見せていないものの、
ここまでの戦歴で上がり性能しか示していない。
でもここは中山競馬場であり、
メイショウドンタク、トップクリフォードが前にいる展開で、
自身の人気からして自分から捕まえに行かなくてはならず、
上がりだけの勝負になるのは考えづらい。
まだ線も細そうで、首もうまく使えていないので中山も向くのかどうか。

リクエストソングは逆に底を見せてしまっている馬。
前走はスローを後方内で溜めて、直線も内を突いて
リーチザクラウンを捕まえる素振りも見せないセコ手競馬。
京都外回りならばらけて内も突けたけれど、
中山1800だと多分ばらけないのでセコ手を使わず外回すのか、
腰の甘い馬でスタート決めて前つけるのか、乗り方は難しい。
前肢を振り出す走り方で中山の坂もどうか。


本命は迷った末にイグゼキュティヴ。
前走はリーチザクラウンが自滅するようなペースを勝ちに行ってバテただけ。
前肢を掻くパワータイプなので中山も向いている。
京都2歳Sではアンライバルドに勝っているし、
札幌2歳Sでロジユニヴァースにコンマ2秒差なら能力は足りている。
後は雨が降って混戦模様の中山で威力を発揮する松岡騎手がどう乗るか手腕に期待する。

フィフスペトルは若干距離が長いかもしれないが、
このレースは伝統的に強いマイラーなら来れる。
G1で直線ごちゃつきながら最後に差の無いところまで追い上げられるのは能力のある証拠。
雨で走ったことがないものの、回転が早い方なので大丈夫だと思う。
あとは、厩舎の目標がNHKマイルCなら鞍上も後方から教育的競馬をすると思うし、
ここなら勝ちに行くだろうし、鞍上の乗り方が変わってくると思う。
本音はよく分かりませんが。

マイネルエルフはいちょうSの大敗で前走人気を落としながらも、
Hペースを2番手から粘って2着と好走。
今の阪神はとにかく前が残るという私には理解が出来ない馬場状態だったのは確かだけれども、
基本的に安定した成績を残しているし、
いちょうSでは直線で前を壮絶カットされて、しかもこの馬には不得意な上がり勝負でどうしようもなかった。
走り方からパワー寄りの馬だと思うので中山も向いていると思う。
足りない気もするけれども人気もないので。

メイショウドンタクは上がり勝負のレースでことごとく着順を落としていて、
多分ステイヤーなんでしょう。
アントニオバローズと好勝負できるくらいなので能力も高いだろうし、
ブラックタイドが勝った時みたいにスピードが必要じゃなくなるくらいの展開になったのなら浮上すると見る。


サイオンはダートしか使われていないけれども、
小さいながらもバランスの取れた馬体をしていて芝も大丈夫なはず。
問題は足りているかどうかなのですが、ヒモで拾う価値はありそう。

セイクリッドバレーは中山得意そうなので一応拾います。

サンカルロは雨、右回り多頭数でまた悪い癖を出しそうなので消し。

◎イグゼキュティヴ
○フィフスペトル
▲マイネルエルフ
△メイショウドンタク
△サイオン
△セイクリッドバレー


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スプリングS2009回顧
結局のところスロー

kenohill
09期 予想歴2年

次走狙い:フィフスペトル
次走狙い:マイネルエルフ
次走危険:レッドスパーダ
次走危険:アンライバルド


結局特に行く馬が見当たらなかったのでリスペクトキャットがハナに立ち、13秒台が3F、後半3Fで一気にペースアップ。
雨が降っていたとは言え結局瞬発力の勝負になってしまった。

という意味で本命に挙げたイグゼキュティヴ、マイネルエルフにはつらい展開になってしまった。
とはいえイグゼキュティヴは負けすぎ。
+20の影響なのか雨はだめなのか、よくわかりません。
マイネルエルフはスタート後位置取りが悪くて、ペースが遅すぎて引っ掛かってるのに前にも行けず。
ただごちゃついたのに速めに抜け出して最後まで脚を使っていたのは評価できる。NZTでもう一度。

遠まわしにスローの弊害を受けたのがもう1頭フィフスペトル。
道中前の馬が引っ掛かった影響で手綱を引いて下げる不利。
4角前で動くにも動けず結局外を回すことになって、届かずの3着。
ただでさえ距離が長いのにこの馬にとっては大きな不利だったと思う。
単純に東京マイルなら実力を発揮できるのでは、と短絡的な発想で狙い馬。

リクエストソングも道中少し引っ掛かり気味。
4角でも出すところがなくて追い出し遅れ。
脚もそれほどなかったけれど、もう少しやれていいはず。
枠がつらかったとしか。

サンカルロも道中なだめてなだめて、
直線も少しもたれ気味に追っていた。
やはり左回りの方が現状スムーズに見える。

キタサンガイセンは滑る馬場がダメなようなので、
とりあえず良馬場で一回見直してみたい。

アンライバルドは迷うことなく外、外で道中なだめる事に終始。
スローだったので馬なりで4角外をついていけたし、
直線の回転の速い走りは瞬発力馬そのものだった。
やはり底力を求められる展開になるとつらいのではなかろうか。
リーチとロジが前にいる展開で、折り合いに難のある馬が前々つけて勝負するのか?今回のようにスローになれば大丈夫だろうけど。。。

レッドスパーダは意外とやわらかいフォームで、雨も苦にせず。
スローでもしっかり折り合えるのは藤沢厩舎らしい。
競馬が上手いタイプであってアンライバルドには完敗している時点で皐月賞は厳しいか。


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