桜花賞2009予想
ゲートさえ出れば…唯一の未知の魅力ツーデイズノーチス

編集長おくりばんと
08期 予想歴19年

◎アンプレショニスト
  11着/11人気

○ツーデイズノーチス13着/10人
▲ルシュクル15着/17人
×レッドディザイア
×ジェルミナル


+ルシュクル
前走は前崩れの展開の中粘っていて、内容的には一番強かったと思う。枠が良く、ガサがあるので55キロも大丈夫だろう。
1200のあとで引っ掛かるのが怖いが、そんなことを怖がっていても馬券は買えない。ハイペースになってくれて折り合えた場合に差してきてくれればOK

カツヨトワイニング
これもアンプレショニストと同様にハイペースの差しという武器を持つが、
如何せん体が小さすぎる。
55キロで18頭立てのレースでは色々と厳しい面が出る可能性が高いと思う。

ルージュバンブー&サクラミモザ
この2頭はブエナビスタより上に来る可能性ということを考えると非常に厳しいと思う。
前走は展開と馬場の恩恵をたっぷりと受けたので、今回はそれがないであろうことを考えると、
逆転は非常に難しいと思う。

レディルージュ&アイアムカミノマゴ
この2頭は前走時の阪神の重い馬場がどんぴしゃだったと思う。
生憎その時に比べ阪神の馬場は軽化してしまったので、厳しくなった。

ワンカラット
この馬は非常に面白い1頭だと思っていた。
馬群の内で脚を溜めれば末脚を爆発できるという、自分のパターンを持っているからだ。
それが出来たときは強い。
しかし残念なことに今回の桜花賞は内が伸びない馬場になってしまった。
Aコースであったなら、、、惜しい。

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アンプレショニストが気になる。
前走はびっくりした。
跳びが綺麗なので中山1600の不良馬場なんて最悪の条件で、絶対に来るわけがないと思っていたところを覆されたからだ。
案の定後藤騎手も、良馬場ならもっと切れていたという発言。そりゃそうだと思う。嘘はないと思う。
まあ前走は3着以下が弱かったという説もあるが、、なのでできたら忘れな草あたりでレイナクーバあたりが活躍してくれると嬉しいが。
アンプレショニストは折り合いに難のある馬で、赤松賞のときは変に行き脚がついてしまい伸びを欠いた。
前が流れてくれればサフラン賞のときのように強烈な差し脚を使える。
今回はGⅠだから当然いつもより速くなってくれるであろうことはこの馬にとって非常にプラスで、そういう意味でGⅠ向きかもしれない。
前々走は勝ち馬も強かったし、この馬自信不利もあった。
ひいらぎ賞は大外枠出遅れで競馬にならず度外視可。
ハイペースを34.3で差してきたサフラン賞の内容は、優秀で、ハイペースでの強烈な末脚という特性はこのメンバーでもあまり他になく、大きな武器になる。
とにかく枠は絶好。ゲートが安定しつつあるのも大きい。
乗り替わりとはいえ、横山典に変わるのなら、マイナスということでもないだろう。
非常に気になる子ちゃんである。

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ツーデイズノーチスやってもうた まずい枠を引いた。少しでも内が回復することを願うが・・
あまり悪い馬場を気にしないタイプではあると思うがさすがに・・
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以下を書いたときからは考えられないくらいに馬場が変わってしまった。
ひとつは明らかな外伸びになった。
もうひとつは上がりが急に速くなった。

ただ、それでも変わらないことは、騎手が「ノメる、馬場が悪い」と口をそろえていること。雨の影響が出る前からそうだったし、乾ききったであろう日曜午後でもそれは変わらなかった。
なので地盤が軟弱なことに変わりはなく、ノメりにくい、ピッチ走法の馬のほうがいいであろうことは維持された。ドリームジャーニーとかブーケフレグランスやリーベストラウムなどなど、それで概ね説明がついていたように思う。

以上からブエナビスタにはひとつ不安点が出てきた。上がりの速い競馬への対応。
もちろん新馬でそれなりの脚は見せているから全然だめということはないだろうが、速い脚ということであれば他にもいろいろいる。レッドディザイアもしかり。

なお、ツーデイズノーチスに関しては、さらにプラスになったと思う。
東京1400の未勝利での上がりの脚が素晴らしく、最後は抑える余裕があるくらいだった。あれを追っていればどうだっただろう・・という期待もある。
ピッチ走法で、不良馬場もこなしているのだから、ノメってだめという不安も皆無。

アンプレショニストも少し気になり始めてきた。

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GⅠだと、いつもより重い斤量を背負わされる上に、多頭数になるので、
基本的に斤量耐性のある馬、大きな馬を狙おうと考えるのが、いつもの私のパターン。
昨年も55キロには慣れていたエフティマイアや大型馬ソーマジックが来たりしましたし。
基本的には間違っていない線だと思っている。

なので本当に強い、ケチのつけようがないブエナビスタですが、
重箱の隅つつくなら斤量かなあと思っています。

◎ツーデイズノーチス
未勝利の勝ち方が圧巻だったので注目はしていたが、
とにかくゲートが悪いので、
アネモネSでは1番枠を引いたので厳しいだろうなあと思っていたら、
何のことはない楽勝だった。
ゲートが悪いのでいつも追い込んでくるが、
フットワークは小さめで、ガサもあって馬込みも大丈夫で、
上手に立ち回る競馬もできなくはない馬だと思っている。
フットワークとガサからは阪神コースは向きそうな気がする。
そのうえ、何かの間違いでゲートをちゃんと出れたりすれば・・
GⅠだし入念に練習してくるかもしれないし・・
出ちゃったりしたら、もしかすると・・と唯一感じさせてくれる魅力を持っている。
血統的にも、パワーがあって阪神は向きそうな、気がする。

○ブエナビスタ
前走は弱い馬相手にあんまり着差がつかなかったから、どうなんだろう??
なんてことは全くない。
2・3着馬とは通ったところが違いすぎる。
内の方が断然伸びる状態で、
あんな競馬をできた馬は、開催中もほとんどいない。
強い馬だし、特に阪神コース適性が抜群の馬で、文句なし。
問題はオッズだけ。
1.2とかだったらさすがに買えないだろうなあ。。

▲ダノンベルベール
唯一の55キロを背負いこなした経験がある馬。
これは非常に心強い。
綺麗な飛びをする馬だから、本当は東京とかのほうがさらに良いとは思うが、、
阪神JF2着がある馬に、阪神適性がないとはいえない。
少しガレているとかで、あとは体調だけが心配。

×レッドディザイア
これは大飛びで、
今の阪神の馬場が合うのかは全く疑問。
ある程度人気を背負うだろうから、未知の魅力に賭けるという気持ちにはなれない。
オークスが合うと思うので、ぜひ出てきて欲しい馬だから、権利を確保してほしいが・・

×ジェルミナル
とにもかくにもあんなに綺麗なフットワークでは、阪神コースはかわいそうだ。
今までの2戦で阪神不適はすでに確定してしまっている馬のように思う。オークスで期待。


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桜花賞2009回顧
関東で東京で巻き返し ダノンベルベール

編集長おくりばんと
08期 予想歴19年

次走狙い:ダノンベルベール
次走狙い:ルシュクル
次走危険:ワンカラット


困ったことになった、個人的に。
×にした2頭が2・3着というひどい予想になった。
でもまあ外れるときというのはそんなものだし、大外れもちょい外れも経済効果は変わらないからいいけれど。

困ったことに、オークスでがつんと狙おうと思っていた馬たちが2・3着になってしまった。
人気するだろうから買えなくなってしまいそうだ。
レッドディザイアはどう見ても向かないだろうと思われた1600のスピード勝負でもこれだけのパフォーマンスなのだから、
オークスでは相当に有望だと思う。
ジェルミナルはいつもの雄大なフットワークが今日は少し小ぢんまりして見えた。阪神コースに合わせたなんてことはないだろうが。

もう1頭オークスで狙おうと思っていたのがダノンベルベール。
惨敗になってしまったので、少し心配だが。
綺麗なフットワークゆえに、傷んだ最内を回されたことによる消耗が激しかったかもしれない。
そのダノンの真後ろにいたアイアムカミノマゴにも交わされてしまったのだが、
こちらは逆にピッチ走法のパワータイプなので、減速を抑えられた分、来れたのではないかと思う。
体重減も響いたようだし、大きく人気落ちするようなら、今度は関東での巻き返し、オークスでは狙いたい。

ワンカラットの藤岡騎手が最高に上手く乗っていたように思った。
最内の悪いところは避けつつも、前に壁も作って折り合いに専念し、かといって揉まれ込むこともなく、
直線は馬場のよい外に持ち出して追いだすという。
ワンカラットの乗り方としては全く非の打ちどころがなかった、完璧だったと思う。
それだけに、ワンカラットにこれ以上のことを望むのは酷か。

ルシュクルは、手応えよく、いい流れで4角を回ってきたが、
直線でぱったりと止まりすぎ。
明らかに距離が長かった。1200で狙いたい。

アンプレショニストは、ブエナビスタよりずっと後ろの最後方という、超奇策。
あれだけ強い馬がいるので、直線までは最内で距離ロスなく回って、
最後だけ馬場のいい外に一気に持ち出して追うという。
さすが横山典だけに考えているなと思った。
まあもともとがここでは力的に少し足りない馬なので、可能性を少しでも引き出そうという作戦だったのだろう。
自分としては納得した。

ブエナビスタは、上がりの速い競馬が唯一どうかと思っていたが、
33.3で上がられてしまっては何も言えなくなってしまった。
やはりディープインパクト以来の、有無を言わせない強さを感じる。
とかなんとか言いながら、1600と2400では違うから、、ということでオークスでも買わないだろうとは思っている。
これは危険なパターン。
ディープインパクトのときに、私の逆らい続けて足掻き続ける日々がまた始まってしまったようだ・・


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