11期 予想歴21年
◎フェノーメノ
14着/3人気
○イスラボニータ3着/1人
▲サトノノブレス8着/11人
△マーティンボロ13着/7人
×ジェンティルドンナ
×スピルバーグ
※人気・オッズは、8:20時点
本命は、フェノーメノ(2番人気)
天皇賞・春を連覇していますが、今の時代3200mがベストでG1級の馬はまずいない(正確には勝ち上がれない)ので、総合力の高さで勝っているだけ。
個人的に一番いいレースだったのは2012年の天皇賞・秋だと評価していて、4番手から勝ちに行って2着に負けましたが、エイシンフラッシュが最内にできた1頭分の進路をデムーロ騎手が迷わず選んで、詰まらず通れた運があっての敗戦で、東京の2000mが一番強い走りができると考えています。
現時点で馬場は稍重なので回復しても、パンパンの良馬場ではないので、速すぎない良馬場はこの馬には歓迎。
枠的にも、外から前に来るイスラボニータの後ろで、内のジェンティルドンナも見つつレースはしやすい位置で追走ができる。
ペース的にも、マイネルラクリマが大外に入ったがスローにしていい馬ではないのは、陣営も騎手も理解しているのである程度プレッシャーをかけに行くと考えていて、超スローはないはず。
ローテ的に休み明けですが、天皇賞が目標と簡単に分かるくらいの9月頭から2ヶ月たっぷり乗り込まれ、ここは期待。
対抗は、イスラボニータ(1番人気)
東京は5戦4勝、で東京スポーツ杯2歳S、共同通信杯を勝って、唯一負けたのが3/4馬身差2着だったダービーだけなので、適正は文句なし。
同世代で負けた馬が、ハープスター(新潟2歳S)、ワンアンドオンリー(ダービー)だけなので文句なしの世代トップクラスの1頭。
セントライト記念を勝って、菊花賞に出ても上位人気確実で勝つチャンスがありながら、距離とコース適性を考えて、古馬相手の天皇賞・秋に出走してきて、勝負度はかなり高い。
ただやはりこの枠は、痛い。
古馬との力関係的には斤量差もあり戦えると思っていますが、外から前に行くことで目標にされるし、想定していた以上に人気していることで、挑戦する立場なのに古馬からマークされるのは楽ではないので、フェノーメノより下に。
ここは、ルメール騎手の腕の見せどころとも言える。
単穴は、サトノノブレス(11番人気)
データ的に、前走10着以下がサッパリなのが影響しているのか、あまりにも人気がない。
オールカマーが全く力出せていないのは誰が見ても明らか。
今年は日経新春杯では逃げて勝ち、小倉記念では6番手追走で3角から動いて直線しっかり伸びてマーティンボロに1.3/4馬身差完勝で、小倉記念のパフォーマンスはこのメンバーでも見劣らないかなりの好内容で、実績面も今年の重賞2勝に加え菊花賞2着があるなら十分。
直線平坦がいい馬なので、最後の坂がいいとはいえないが、青葉賞で最速上がりを使っているので急坂のあるコースほどマイナスではないので、一発期待。
4番手は、マーティンボロ(6番人気)
前走は、かなり強引な競馬ではあったが、あれだけやりたい進路を走れずに勝てたのは、逆に強いとも言える。
普通は、あれだけスムーズでなければ強引に進路明けた取りても、スピードに乗りきれずに勝ち切るのは難しい。中日新聞杯と同じで、瞬発力(トップスピードに入る速さ)とトップスピードの速さは、高いレベルのものを持っているのを見せたのが前走の走り。
ただ抜けだした後に差を詰められているように、持続力はないのでどれだけ追い出しを我慢して一瞬の脚を活かせるかになる。
今年は休み明けの馬で、かつ前走2着以内の馬がこの馬の他にはフェノーメノ・イスラボニータ・マイネルラクリマの4頭しかいないようなメンバーなので、G3勝ちからの挑戦でも今の状態なら。
5番手は、エピファネイア(4番人気)
適性的には、先行して瞬発力で抜け出してそのまま押し切るタイプで、G1レベルになると直線長くない方がいいと思っています。
だからペース速く持続力が求められた、大阪杯ではキズナに完敗して、斤量差はあったがトウカイパラダイスにも先着されている。
ペース遅くなれば、先行力・瞬発力が活きるので、ペースが落ち着いた方が勝つ確率は上がると思うが、4歳になってまだ結果出ていないし、相手は瞬発力と持続力を兼ね備えた馬。展開の助けがあったも、もう一段階成長してこないとと感じます。
ただ大阪杯の負け方と、海外の負けでかなり評価が下がり、それまでの気性の割に安定感があり、高速馬場や速い上がりにも対応できているのに、G2の3着が最高の実績のスピルバーグと同じ人気はあまりに軽視されている印象。
菊花賞ではサトノノブレスに5馬身差勝ちした馬でもあるので、この人気なら。
ジェンティルドンナは、凱旋門賞帰りだったがオルフェーヴルに勝ってしまうくらいの軽い馬場の適性があり、その点では現役でNo.1と言ってい馬。
ローテ的にも、2着した去年と同じ宝塚記念以来なので問題はない。
ただ去年と違うのは1歳を重ねていることは考慮しないといけない。
例を挙げると、準牝馬3冠のブエナビスタの4歳と5歳の比較をすると、
天皇賞・秋 1番人気1着→1番人気4着
ジャパンC 1番人気2着(1着入線降着)→2番人気1着
有馬記念 1番人気2着→2番人気7着
※ジャパンCを5歳でも勝ちましたが、どう見ても内容は4歳時の方が上。
他にもテイエムオペラオー、メイショウサムソンなども同じように衰えを見せました。
ドバイの走りは衰えなんて感じさせない走りでしたが、宝塚記念は苦手な条件とはいえ、これまでにない負け方で衰えの雰囲気は感じました。
この馬が名牝なのは間違いないですが、衰えが来ないことはありません。
またこの馬の目標はジャパンC3連覇なので、ここが目標ではないので消し。
スピルバーグは、全5勝全て東京で、トーセンラーの全弟なのに、兄は京都巧者、弟は東京巧者で異色の兄弟。
距離は2000mでもプリンシパルS勝ちがありコース・距離は問題ない。
やや緩めのペースを33秒台前半の脚で差し切っていて、トップスピードの速さと持続力はG1でも見劣りしないものはあると感じる。
ただG1になり、道中のペースが速くなった場合に同じ脚が使えるかと、相手が強くなるので後方からだと周りが止まらないのでスムーズに運べるかが課題になる。
実績的には、G2の3着が最高の実績で、勝っているのはOP特別までで明らかに格下なのに、ちょっと人気しすぎで、エピファネイアの方を選択しました。
<予想>
◎9フェノーメノ
○15イスラボニータ
▲7サトノノブレス
△14マーティンボロ
☆5エピファネイア
<買い目>
3連単BOX(60点)
5,7,9,14,15
(70.1〜6835.9倍)
◎馬連流しで○だけ1万円で他1000円と3連単1頭軸流しも考えましたが、「このレースにそんなに買うなら、ダート戦の方が当たるな。」と思って、3連単をBOXにして高配当も期待して軽く買うことに。
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