ファンタジーS2014予想
予想法・私的血統分類の紹介も兼ねて

スコット
14期 予想歴13年

◎レオパルディナ
  6着/2人気

○ムーンエクスプレス5着/13人
▲ダイワプロパー11着/4人
△タガノヴェルリー7着/8人


 ちゃんと、自分の予想法かつ血統の分類みたいなのを書いていなかったので、書いてみたいと思います。

 まず、血統を基本として、ローテーション(馬柱)と持ちタイムを使っています。

 血統のポイントは4つ。

 1.サンデー系種牡馬の分類
 2.ファミリーナンバーの分類
 3.系統の分類
 4.在来牝系の扱い


 1.サンデー系種牡馬の分類 は以下の通り

 Tサンデー系:主に1800m以上を得意とする。
例:ハーツクライ、ゼンノロブロイなど

 Pサンデー系:1800m以下を得意とする。
例:ダイワメジャー、フジキセキなど

 Lサンデー系:ローカルを得意とする。
例:サクラプレジデント、マーベラスサンデーなど

 Dサンデー系:ダートも得意とする。
例:ゴールドアリュール、ネオユニヴァースなど

 ディープインパクト:ディープインパクト(笑)

 2.ファミリーナンバー

 ファミナンは大きく3つに分けています。

 極軽系・バランス系・地力系の3つ。

 それぞれのイメージは言葉の通りで良いかと思います。

 3.系統の扱い

 ノーザンダンサー系でくくって傾向の出るレースもあれば、ヴァイスリージェント系・ダンチヒ系など細かくみた方が良いものもあるので、気を付けています。

 4.在来牝系

 これは、基本的には血統表の一番下のラインが分かりやすくいえば全部カタカナの馬で構成されているものを言いますが、

 私は牝系にそういったラインが続いてれば、“広く”在来牝系とみています。



 つづいて、ローテーション(馬柱)について

 これは、単純に距離短縮馬が良いとか、前走条件馬が面白いとかそういうことです。

 最後に、持ちタイムについて

 これも良く書いていますが、2つ使っています。

 テンの持ちタイムと上がりの持ちタイムです。

 これだけで済んでしまうレースもあるので重用しています(神戸新聞杯とか関屋記念とか)。

 こんな感じで、血統を柱にローテと持ちタイムを組み合わせています。
 人気馬を消すよりかは、人気薄を引っ張り上げられるような姿勢で予想しています。


 で、このレース自体は

 1.テンの持ちタイム上位馬
 2.ノーザンダンサー系やミスプロ系。中でも、ダートや1200mに強い系統

 
 ◎レオパルディナ

 テンの持ちタイム2位。
 父:スニッツェル(ダンチヒ系)
母父:シーキングザゴールド(ミスプロ系)

 スニッツェル産駒は仕上がりが早く、2歳戦では結構期待できる。
 また、1200mから出走する馬は前目で競馬して連対した馬が良い。

 ○ムーンエクスプレス

 父:アドマイヤムーン
母父:メジロライアン

 テン持ちタイム上位、こちらも1200m連対馬。このレースは、ヴァイスリージェント系が無双しているのだが、今回はいないので、ならばアドマイヤムーンは馬券に入れたい。
 もう一頭アドマイヤムーン産駒はいるが、鞍上がなにせ彼なので…。

 ▲ダイワプロパー

 父:ダイワメジャー
母父:タイキシャトル

 前走は同じ1400mで良い競馬をしたと思うし、枠と鞍上はだいぶプラス。
 もちろん、ダイワメジャーはこのレースは得意な方。

 △タガノヴェルリー

 父:ホワイトマズル
母父:ストラヴィンスキー

 もう一頭のノーザンダンサー系産駒。小倉2歳はぶっとばしすぎてノーカウントとして、前走を評価。実は1400m巧者ではなかろうか。

 あとは押さえで、
 △シゲルチャグチャグ。

 ファミナンが合うし、ボールドルーラーを持ってるのはこのレースには合う。


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ファンタジーS2014回顧
屋根も見よう(戒め)

スコット
14期 予想歴13年

次走狙い:ウインソワレ
次走狙い:ダノングラシアス



 血統で基本的には判断を下すが、乗って操るのは騎手であり、やはりそこももっと見ねばならないところではあると痛感。

 特に、対抗評価したムーンエクスプレスに乗った彼だ。騎手のことはそんなに詳しくないが、彼は先行馬ならやれると思っていたが、そんなことはなさそうですね。


 さて、予想のポイントで書いたのは

 1.テン持ちタイム上位馬
 2.ノーザンダンサーやミスプロ系。
でした。


 1着:クールホタルビ

 父:マツリダゴッホ(Lサンデー)
母父:ヘクタープロテクター(ミスプロ系)
ファミナン:バランス系14号族

 うん、来ちゃったかぁという感じで、母父にミスプロも持ってますし、マツリダゴッホがあまり好かないので嫌ったんですがね。


 2着:ダノングラシアス

 父:マンハッタンカフェ(Tサンデー)
母父:Grand Slam(ミスプロ)
ファミナン:極軽系3号族

 これで、1400mを3戦して3連対。まぁ、きちんと結果を出したとは言えるのではないでしょうか。

 瞬発力のあるマンハッタンカフェに母父グランドスラム、さらに母母父にはボールドルーラー系のシアトルスルー。

 マイルも大丈夫そうですが、1400mの方がベターな気もします。
 まぁ、次以降も狙える馬として良いのではないでしょうか。


 3着:ウインソワレ

 父:ロージズインメイ(ヘイロー)
母父:ダンスインザダーク(Tサンデー)
ファミナン:地力系1号族

 前走の初勝利まで4走かかりましたが、川島×3、松山なので大目に見ましょう(笑)

 父ロージズインメイは北海道ダートを庭とするような種牡馬で、産駒としてはドリームバレンチノとかコスモオオゾラがいますね。

 牝系の近親はかなり豪華で、

 ディープブリランテ、ショウナンパントル、ザッツザプレンティ、ショウナンアチーヴ…その他重賞好走馬数頭といった感じ。

 ちょっと気にしていってみたい一頭ですね。


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