12期 予想歴15年
◎ジェンティルドンナ
4着/1人気
○イスラボニータ9着/5人
▲フェノーメノ8着/9人
△ヒットザターゲット12着/10人
×ジャスタウェイ
×スピルバーグ
過去5年のジャパンカップでの馬券対象馬から見た傾向になります。さすがに一線級が揃うGⅠなので、とにかく実績面が重視されます。
まず消去データを挙げますと、
×前走から中9週以上
×前走GⅡ以下に出走
×芝2000m以上のGⅠ、GⅡ勝ちが無い馬
×芝2400m以上のGⅠ3着以内かGⅡ勝ちが無い馬
×外国馬(ただし過去にJC勝利騎手の騎乗馬は注意)
となります。
当然ながら一線級が揃うGⅠなので、実績は必要不可欠。しかも、芝2400mで行われるので、当然距離実績も必要という傾向になります。
距離実績のないジャスタウェイ、スピルバーグは消しとなります。
また、国際招待GⅠと言いつつも、近年は日本馬の上位独占ばかりで、外国馬は全くいいところなく負けている状況です。つまり、外国馬は何が来ようとも、日本馬にはかなわないと見ても良いでしょう。
次に減点データを挙げますと、
△6歳以上(過去5年で3着2回)
△前走1秒以上敗退(過去5年で3着1回のみ)
△前走10着以下敗退(過去5年で3着1回のみ)
△当日馬体重500㎏以上の馬(過去5年で3着2回)
△前走6着以下敗退(過去5年で3着3回)
となります。
過去5年の連対馬全てが、「前走GⅠで5着以内」かつ「当日馬体重500㎏未満」ということで、この条件にあてはまらない馬は、良くて3着ということになりそうです。
ちなみに、馬券対象馬15頭中14頭がGⅠ馬であり、GⅠ勝ちの無い馬というのも軽視して良いでしょう。
昨年のJCが、いろいろとデータをひっくり返した年ですが、それさえ目をつぶってしまえば、好走する条件は、「GⅠ馬」「東京芝2400m以上の重賞実績がある馬」「前走GⅠで5着以内」「5歳以下」ということに集約されます。
以上、消去データと減点データをクリアした連対資格のある馬は、ジェンティルドンナとイスラボニータの2頭だけになります。
ちなみに、消去データをクリアしたが、減点データに当てはまったことで3着までの馬となりますと、エピファネイア、デニムアンドルビー、トーセンジョーダン、ハープスター、ヒットザターゲット、フェノーメノ、ワンアンドオンリーになります。
データ的には、3連単で14点買いに絞れたのではないかなと言えます。
最後に強調データを挙げますと、
○牝馬(過去5年で4勝)
○関西馬(過去5年で連対馬10頭含む14頭が馬券になってる)
となります。
これだけ見れば、ジェンティルドンナの3連覇濃厚とも言えそうです。
また、関西馬が14頭も馬券になってるように、関東馬が不振です。そのうえ、関東所属騎手も過去5年で2着に1回だけしか来ておらず、こちらも不振と言えます。つまり、イスラボニータは、データ傾向的には不利ではないかということにもなります。
以上を踏まえまして、印と見解になります。
◎ジェンティルドンナ
前走の秋天は、枠、展開が有利になったわりに、内容が物足りない2着だけど、これは相変わらず休み明けを走らないからだと思う。
本来の目標はここであり、叩き2走目、東京、芝2400mとこの馬の好走条件に全て当てはまっている。
正直、年齢的に衰えがあるので、頭はどうかなという思いもあるが、それでも軸としては最適。
○イスラボニータ
前走は東京芝2000mにとって不利な15番枠だし、1,2着馬との枠の差を考えれば、この結果は良い方だと思う。今回は真ん中の枠だし、好位を取りやすい。
芝2400mに不安はあるかもしれないが、ダービーのときも最後盛り返していたように、これくらいの距離なら対応可能ではないかと思う。
関東馬はあまり成績良くないが、過去に3歳馬でJCを勝った実績のある鞍上なら、なんとかしてくれそう。
▲フェノーメノ
前走は14着と大きく負けた感じはするが、勝ち馬とは0.7秒差とさほど負けてない。あと、この馬はあまり鉄砲駆けしない馬だし、さすがに半年ぶりでぶっつけG1というのも厳しかったのではないかと思う。
今年の天皇賞春でも、一叩きして大きく変わったように、もともと叩き良化型。さすがに前走のようにはならないはず。
△ヒットザターゲット
3着付の穴ならこの馬かなと思う。6歳馬、馬体重の面で減点材料はあるが、それを差し引いても鞍上は魅力に感じる。
また、今年は宝塚、前走とGⅠでも好走できるようになり、展開ひとつでさらに上位へ食い込める予感はする。
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