チャンピオンズC2014予想
圧勝とは行かないだろうが…

クライスト教授
10期 予想歴35年

◎インペラティヴ
  15着/11人気

○インカンテーション10着/4人
▲コパノリッキー12着/1人
△カゼノコ7着/14人
×ローマンレジェンド
×クリソライト


「B」・・・本命が外国馬のため「勝つか惨敗か」の両極端な結果になる可能性が高いので2つほど割り引いた。
【でも3連単は1点でこの順番で買うつもり。逆に3連複の方が危ないので…笑】

◎…インペラティヴ
まず、総合的なダート競馬レベルが世界一高いのは文句なくアメリカ競馬であり、中でもBCクラシックはアメリカ中距離競馬の頂点を競うもの。
よって、そこに出走しているだけでも底力は日本のダートトップクラス馬と遜色ないと思っておくべきと判断した。
ここに競馬学校卒の騎手と外人騎手との技量の差、勝利への執着心の差を加えると、「圧勝とは行かないまでも体調さえ良ければ十分勝てる」と思われたので本命とした。

○…インカンテーション
同馬が好調である事も好材料だが、今回は“鞍上の腕に関係なく決まった脚質で勝負できる事”に利があると判断した。相応に人気になるとは思うが、少なくとも1番人気にはならないと思われるので、それが却って迷わず最初から決め打ち競馬ができると考えたから。
ただし、いくら展開に恵まれたとしても馬を操作する者の精神の差で本命馬の外人騎手には敵わないと思ったため対抗までとした。

▲…コパノリッキー
順当に先行競馬で決まるなら同馬を本命にするのが妥当だろう。
ただし、後続馬のフルマークを受ける人気の同馬が厳しい競馬を強いられる可能性は高いはずだし、フェブラリーSより1ハロン長い1800m戦である事でより差される可能性も高いと判断して今回は3番手とした。

△…カゼノコ
差し型有利として◎・○予想した事から、叩いての上積みとJDDにおける末脚から同馬を複穴とした。

無…ローマンレジェンド
G1戦だけに間が空いての臨戦は厳しいと判断。

無…クリソライト
JBCクラシック組の巻き返しがあれば同馬だと思われるが、さすがに前走がルメールだったのでは鞍上強化が期待できないので消し馬とした。

X…ワンダーアキュート
JBCクラシック3着馬まで好走対象にするとJBCクラシック組の上位独占とならねば可笑しくなると思ったため消した。
X…ホッコータルマエ
上記馬と同じ理由で消し。
X…ナムラビクター
JBCクラシック組が格上と思ったので消した。
X…クリノスターオー
上記馬と同じ理由で消し。
X…ワイドバッハ
別路線組の勝ち馬も前走7番人気で一発やった感があるので消した。
X…エアハリファ
同馬と△馬のどちらを複穴にしようか迷ったが、○馬を決めるのに迷いの少ない騎乗ができる事を選択した事で、脚質が自在である事が却って騎乗に迷いを起こしそうなので消した。
X…ニホンピロアワーズ
ナムラビクター・クリノスターオーと同じ理由で消した。

・・・消す理由しか見つからないで消し。
外…マイネルバイカ
外…グレープブランデー
外…ダノンカモン
外…ベストウォーリア
外…グランドシチー
外…サンビスタ
外…ロイヤルクレスト


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チャンピオンズC2014回顧
負けた騎手には大きな経験!

クライスト教授
10期 予想歴35年

次走狙い:コパノリッキー
次走危険:クリソライト


「3」・・・スタートのアヤで結果が大きく変わったレースにて展開一つで好走馬も変わる典型。
よって「ダート最強馬決定戦」と言うには不足感があると思われるので平均的と見て「3」とした。

○=コパノリッキー
おそらく調教師が騎手に対して憤懣やる方ない思いをしたのではないだろうか。たしかにスタートは出負けしたが、騎手の判断そのものにミスがなければここまで大敗する事はなかったように思えたから…
しかしながら、今回の大敗で「田辺」と言う騎手にとってこれまでにない大きな経験を積めた事【人気に推された時にどんな気持ちで騎乗するべきか】は間違いないと思われるため「次につながる大敗」と見て次走狙い馬とする。

X=クリソライト
大敗している点は次走狙い馬と同じだが、如何せん鞍上をビュイックにしてここまで大敗したからには「次走以降はよほど相手レベルが下がらない限りは好走しても勝ち負けまでは期待できない」と判断せざるを得ない。

※大きな経験!
今年ブレイクした代表騎手と言える田辺だが、さすがにまだまだ未熟である事を示した格好。
ただし、これまでほとんど経験した事のない人気馬騎乗時における判断のあり方を体感できたのは田辺個人の今後にとってこれ以上ない経験を積めたと思われる。
現在の中央競馬は「騎手数<レース数」の状況にあり、田辺のような好調な騎手は乗り鞍が増える事の反動でどうしても騎乗数をこなす事に意識が偏る傾向に陥りやすい。
したがって今回の大敗は「ここ一番で好走させようとする経験不足が出た好例」と判断できるのではないだろうか。
こう言うと反論される方もいるかもしれないが、こと騎手に関しては、たしかに騎手には「センス」と言う差はあるものの実際の技術差などほんの紙一重でしかなく、如何に馬の能力を十分に発揮させるだけの位置取り・判断ができるかが好結果につながると思われる。
田辺くんにはぜひ今回のミスを今後に活かして欲しいと思われてならない。まさまだ伸びしろがあると言う裏返しなのだから!


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