10期 予想歴17年
◎カレンブラックヒル
5着/5人気
○サトノノブレス2着/4人
▲ダークシャドウ6着/8人
馬場は金曜の段階で稍重なわけだが、JRAのHPから見てもわかるように、明日は雪が降る可能性が高い。開催されないならそれで楽といえば楽だが、雪の降り方次第だし渋る馬場に開幕週で馬場差が激しい中京、全く馬場の予想ができない。年末、晴れたとしてもかなり寒いのでそう乾くまいし渋った状態は間違いない。普通に考えれば時計はかかるだろう。2分を超える決着を意識した方が良いかな。
展開はカレンブラックヒルの逃げが期待される中で、内からトゥザグローリーあたりが主張していくのかどうか、これを見ながらトウカイパラダイスかな。サトノノブレスやラブリーデイ辺りが2~3列目外、ラストインパクトがこの枠で2~3列目ポケットを意識するようなポジションを狙っていく形で隊列は作られる。馬場が重いと思うので騎手の意識はゆったり目にはなると思うが、それでも中京は馬場悪化が結構影響されやすいので61-60のバランス前後のイメージで良いのかなという気はする。結果的に平均~ややスローぐらいで落ち着く可能性が高いんじゃないかと。極端に団子にならなければ馬場も重い想定で後ろも3~4角で動き出していく競馬は難しいだろうし、仕掛けは遅くなるかなあという印象。
◎カレンブラックヒルに関しては天皇賞秋の予想でほとんど言いたいことは言ったからネタは切れてるんだが、当然その通りの主張なのでここも狙う。前走の最大の問題は60.7-59.0と全体のペースが遅すぎた。だから団子になってしまいしかもL4で12.1 - 12.3 - 11.4 - 11.3 - 11.9とコーナーで早くから仕掛けているのに減速しているというわけのわからないラップになって凝縮して直線リードのない状況で迎えてしまった。オールカマーも同じでコーナーで動けないんだから全体のペースを引き上げてリードを作って仕掛けを遅らせるしかなかった。むしろ条件的には適度に渋っていたし、天皇賞秋の方が良かったはず。実際最後の直線の不利も考慮に入れて他の人が思った以上に頑張ったと思うけど、あれをリードを保った状態でやれていれば違った。毎日王冠からももう少しペースを引き上げた方が良い。ただ、今回の中京、想定する馬場なら仮に前走のペース60.7でも極端なスローにはならんだろうし、馬場が重ければ後続の仕掛けの意識も遅くなる、かつコーナーで下り坂があると条件は揃っているのも確か。安田記念はタフな馬場でやられたというよりは、あの馬場でもマイルのスピードを要求されたことが痛かった。ダービー卿で見せているように勝ちはしたがマイルは短い、あの馬場で押して押してコーナーで下がって直線で巻き返す、変な馬。2000は問題ないはずでコーナリングの下手さが課題。コーナーでの加速扶助装置がある中京、適度な馬場、流石にそこそこ人気しそうだけど、ここは譲れん。この秋は秋山に悉く裏切られたけど、マイルCSで何とか面目を立ててくれた。頼むからこの馬を勝たせてやってくれ。
〇サトノノブレスは全体のペースに関わらず使える脚は一瞬というタイプで、菊花賞がそんな感じ。長く脚を使えて来なかったのに、ロスなく立ち回れたとはいえ12.6 - 12.8 - 12.1 - 12.0 - 11.8 - 12.3というポテンシャル勝負でしぶとく伸びてきた。エピファネイアには完敗だがポテンシャルそのものはそこそこ持っていた。ただこの馬はトップスピードの持続力は並で、信濃川特別で12.0 - 11.2 - 10.7 - 11.8のラップ推移、最速地点でクランモンタナを差し、L1で差し返されている。日経新春杯のルメールマジックからも、ペースがある程度上がっても一瞬の脚は使えるし、中弛みに上手く乗じた小倉記念でもタフな馬場で最後までしぶとく伸びた。トップスピードの持続力は並だが、最速地点では良い脚を使えるし、12秒前後のポテンシャル勝負は合う。オールカマーだけが謎だが、前走天皇賞秋でも窮屈になりながら最後まで脚を使ってきていたし、ここに入れば総合力は上。タフな馬場適性や平均ペースが本来合う馬、馬場の意識で仕掛けが遅れそうということも含めてこの馬を狙いたい。
▲ダークシャドウ
まずは追切が良かった。騎手が乗っかって結構飛ばしたとは思うけど、最後は軽快。秋は不調かなと思っていたので、これは好材料。それと3走前でタフな馬場のポテンシャル勝負で普通に強い競馬ができていた。この馬の場合は超高速馬場でのポテンシャル戦かTS持続戦で良さを出していたので、タフな馬場で中団外々から追走しながら正攻法で2着に食い込んだのは評価できる。今年は復調の気配があった馬だし、秋2走は不満が残るも上昇気配を見せてきた。そろそろ警戒したいかな。
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