朝日杯FS2014予想
デイリー杯組に不安あり

クライスト教授
10期 予想歴35年

◎ペプチドウォヘッド
  18着/8人気

○ダノンプラチナ1着/1人
▲ケツァルテナンゴ15着/12人
△ブライトエンブレム7着/2人
×アッシュゴールド
×ナヴィオン


◎=ペプチドウォヘッド
「果たして初芝が通用するか?」・・・この不安はもちろん大いにあるが、岩田康で連勝している同馬が単にここを芝試走のつもりでいるのならわざわざムーアを起用する必要はないハズ。逆にここでムーアを起用したからには仮にここで凡走した場合のその後が確実に鞍上弱化になるため得意のダート戦でも凡走する可能性が高くなると思われる。
したがって初芝ながらも“ここは全力投球”と考えられるため本命に抜擢する。

○=ダノンプラチナ
【先週は馬の凄い末脚のお陰で勝った蛯名である事が最大の不安材料。要するに先週のようなラッキーは続けて起こらないだろうと思った次第。
とは言え、騎手が好調である事は確かなので得意の複勝好走ならこのメンバーであれば馬の能力が発揮できれば十分可能なので複穴とする。】
・・・と、当初は複穴候補と見ていたが、岩田の馬が心配になったからには評価を挙げざるを得ないと再考できる馬なので対抗に評価を上げた。

▲=ケツァルテナンゴ
【デイリー杯組が信用できない状況では負け組の同馬まではさすがに狙えない。】
・・・と、当初は評価していなかったが、前走が休み明けの馬体増だった事から“叩いたここは好走のチャンス”と再考した次第。
また、鞍上も浜中くんが据え乗りである事も良い傾向と判断できるのでローテ面で△馬より上と評価して単穴に抜擢した。
ただし、表題どおりなら消し馬と共にいなくなってしまうのが道理になるのが心配・・・

△=ブライトエンブレム
【札幌2才S以来のレースである心配もあるが、何より人気サイドで末脚勝負型(差し・追い込み型)である上に鞍上が人気馬だと結果一息の田辺である事に不安が残る。
また、仮にここで何かに敗れたとしてもここを叩いた来春のクラシック戦線で巻き返せる状況になるため今回は3番手の単穴とする。】
・・・と、当初は3番手としたが、上記のように今回は負けても理由が付けられる事から複穴に評価を下げた。

無…クラリティスカイ
【「やはり岩田康に戻してきた」・・・さすがにより本物の上手い騎手に戻してきたからには騎手の信用度が増したと判断。ただし、前走で横山典を乗せて勝った事が馬に悪い癖を付けた可能性があるため今回は対抗とする。】
・・・と、当初は岩田の乗った馬なので重視していたが、同馬の好走を考えると柴山の馬の好走まで考慮する事になるのが心配なので無印まで評価を下げた。

無…ネオルミエール
デビュー戦が北村宏なのに前走柴山で好走した馬が続けて好走する確率は低いハズ。それでも前走○馬より人気上位だった事で能力への期待値は高いので無印伏兵とする。
また、同じ馬主さんの△馬がいるのが懸念材料になるため“同馬の好走<岩田の好走必至”からも無印とした。

無…タガノエスプレッソ
「デイリー杯組に不信あり」と考えた最も象徴的な乗り変わりが同馬。岩田で勝った馬が菱田で好走したら“デイリー杯組の上位独占”にならねばおかしくなってしまうからには無印にするしかないと判断。

X…ナヴィオン
「デイリー杯組に不信あり」と考えられるだけでなく、鞍上が福永では馬の能力を十分発揮させられない可能性が高いからにはいくら牝馬2才女王をデビュー戦で負かした馬でも消すしかないと判断。何より“あって複勝まで”が濃厚な騎手など消すのが正着と判断。
ただ、金曜日のフジテレビで“立派なお母さんの話”を取上げていたのが“すこぶる匂うネタ”であるのは気になったが・・・やるなら有馬でやってちょうだい!(笑)

X…アッシュゴールド
「デイリー杯組に不信あり」と考えられるだけでなく、この血統馬に池添を使わねばならない必要性などもうない事はオルフェーブルで池添が凱旋門賞に乗れなかった時点で証明されているハズ。なのに池添に馬を任せているからには兄弟馬ほど期待してない表れと考えられるので消すしかないと判断。

X…アルマワイオリ
デイリー杯組が信用できない状況では負け組の同馬まではさすがに狙えない。

X…コスモナインボール
3連勝馬も人気薄ばかりではさすがにここで好走できるとは思えない。何より同馬が好走するようではレベルが低い事になるため消すしかないと判断。

外=以下は前予想の時点から論外と判断。
外…アクティブミノル
外…ジャストドゥイング
外…セカンドテーブル
外…タガノアザガル
外…ペイシャオブロー
外…メイショウマサカゼ
外…ワキノヒビキ

大穴なら“重賞勝ちで戸崎騎乗のセカンドテーブル”と思われるが、さすがに前走ほどスイスイ行けるとは考えられないため今回は論外とした。
何より同馬がそこそこ走ってしまうと考えると武豊に鞍上強化したアクティブMの好走まで考慮する事になるのが問題と思った次第。


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朝日杯FS2014回顧
結果から見た今後の予測

クライスト教授
10期 予想歴35年

次走狙い:ブライトエンブレム
次走危険:アルマワイオリ


○=ブライトエンブレム
やはり休み明けでの臨戦では好結果は残せなかった。
私がまず不思議に思ったのは、わざわざ距離短縮でマイルG1を使ってきた事で、同馬の距離実績ならよりクラシックにつながる開催地変更されたホープフルS(旧ラジ2才S)を使うのが道理だったと思ったから。
これらより、今回の同馬の敗戦は関係者もある程度折り込み済みだったと予測できるので次走狙い馬に指名する。
ただし、もしも次走を勝てなかったら、「主催者側はまだ田辺や小島茂厩舎に牡馬クラシックを好走させるつもりはなさそうとある程度見切りをつけて良いかもしれない。何しろ2着に勝浦が来てしまった結果から「勝ち馬以外にこのレースからクラシック本番で好走する可能性は低い」と予測できるから。

X=アルマワイオリ
勝浦の2着も驚かされたが、同じデイリー杯組で鞍上変更なしで臨戦した馬の騎手たちの不甲斐なさを露わにした事により驚かされた。
これから予測できる事は、やはり今年のデイリー杯組は馬の能力以外の影響が反映されたレース(不安視した通りトライアル戦にしては低レベルなレース)だった事。
したがって、同馬の今回の好走は“一過性の偶然”と予測できるので、今後は余程相手に恵まれない限り勝浦騎乗による同馬の次走はせいぜい複勝圏内までと推測できる。
よって次走危険馬に指名する。

※今後の予測は・・・
そもそも朝日杯FSが阪神に移行されたのはよりクラシックに直結しているラジ2才SをホープフルSと言う名前にして中山開催に移行させたため。
ならば、今回勝利したダノンPがそのままクラシックを勝つ可能性は過去の朝日杯FSよりも低くなるのが道理になるはず。
そこで私的な推測でその確率を公式的に考えるなら、【馬の能力=「10」-蛯名騎手の技量「5~」-レースレベル(質)「0~2」-阪神開催の好悪(馬のコース経験・距離経験)「1~3」】より、「10」-「5」-「1」-「3」=1(割)と私は算出する。
ここからその時の馬・厩舎の臨戦過程における好悪が差し引かれ、おまけに蛯名のミスの度合を差し引く場合が生じるので、現時点で同馬が蛯名でクラシックを勝つ可能性はほぼ0%に近いと予測できるだろう。なぜなら蛯名は馬頼みでしか勝てない競馬学校卒のため完璧に騎乗できてもマイナスを「5以下」にする事はできないから。
それができるくらいなら過去2度の凱旋門賞2着のうちでどちらかは勝てたはず!
何より『もしもダービーを勝てるのなら今年勝っていなきゃ可笑しいだろ!』と思われる。
これってそんなに間違ってないと思うのですが・・・(苦笑)


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