有馬記念2014予想
スムーズにポジションが取れる

夜明けのばぁた
13期 予想歴10年

◎ラストインパクト
  7着/7人気

○エピファネイア5着/2人
▲ワンアンドオンリー13着/5人
△トゥザワールド2着/9人


道楽シートの目安を信じて、今年の最終に臨む。

=====   =====   =====

Ⅰ 実績対比 左から2歳⇒3歳⇒3歳上、重賞=V馬、近走=V馬(海外レースを除く)

【近走重視】

重賞平均以上
3.7⇒1.9⇒1.6 1.8=1.3 2.6=1.2 エピファネイア
2.7⇒1.5⇒0.9 1.2=0.9 2.0=0.9 ワンアンドオンリー
2.9⇒2.0⇒2.3 2.1=1.6 1.7=0.8 ゴールドシップ
0.1⇒1.1⇒1.6 1.4=1.0 1.3=0.6 フェノーメノ
1.5⇒1.2⇒1.2 1.2=0.9 1.2=0.6 ウインバリアシオン

2歳・3歳・3歳上とどの年代も高いレベルの実績を持つゴールドシップはメンバー中トップであり、重賞とその歴代V馬比較においても数値が示している。しかし近走では3番手である。有力候補であることは間違いないのだが…。
ワンアンドオンリーの3歳上の0.9はJCの1レースのみで低いとは言えない。むしろ近走で前馬を上回っていることに高い評価をすべきと考える。この馬を更に上回るエピファネイアだが年代毎に数値が下がっていることは気になる点でもある。逆に3歳上で同じ1.6でもフェノーメノは代毎に上昇してのものであり、意味合いが違ってくるが上位3頭との比較では落とさざるを得ない。
数値は低いもののゴールドと同様に年代的な安定感があるウインバリアシオンだがその他の比較からも評価が下がるのは否めない。

重賞平均以下
0.2⇒0.1⇒0.8 0.9=0.7 2.2=1.0 ジャスタウェイ
0.0⇒0.0⇒0.7 0.8=0.5 1.4=0.7 ラキシス
0.0⇒0.2⇒0.6 0.6=0.5 1.1=0.5 ラストインパクト

上記3頭の内、特筆すべきはジャスタウェイの近走とその歴代V馬比較の数値はエピファネイアに次ぐものであり、有力候補からは外せない。

=====   =====   =====

重賞平均以上
0.0⇒2.6⇒2.2 1.9=1.4 0.5=0.2 ジェンティルドンナ
0.0⇒2.2⇒1.4 1.4=0.9 0.4=0.2 メイショウマンボ

悩ましいこの2頭は別の面から淘汰してみたい。

重賞平均以下
0.0⇒0.9⇒0.6 0.7=0.5 0.7=0.3 トゥザワールド
0.0⇒0.6⇒0.7 0.6=0.5 0.5=0.2 トーセンラー
0.7⇒0.5⇒0.6 0.5=0.4 0.5=0.2 サトノノブレス
0.0⇒1.0⇒0.7 0.7=0.5 0.4=0.2 ヴィルシーナ
0.0⇒0.0⇒0.5 0.5=0.3 0.4=0.2 オーシャンブルー
0.0⇒1.0⇒0.7 0.7=0.5 0.2=0.1 デニムアンドルビー

2・3着に人気薄が突っ込んでくることもあり、上記の6頭の中から穴馬1頭を絞ってみる。

ーーーーー12月20日ーーーーー

Ⅱ 近走値 左から上3Fタ値-基準持ちタ値-基準レコタ値で2走前と前走の2レース分。(海外レースを除く)

【レースレベルが高く、高パフォーマンス】

ジャパンカップ
1.024-0.999-0.996 0.994-1.004-1.001 エピファネイア
0.936-1.005-0.997 0.994-1.004-0.996 ジャスタウェイ
0.947-1.005-0.996 0.884-1.004-0.995 ジェンティルドンナ
0.996-1.025-1.015 0.994-1.003-0.993 ワンアンドオンリー
0.985-0.998-0.992 0.963-1.000-0.993 フェノーメノ
1.033-1.013-0.996 0.994-1.006-0.989 デニムアンドルビー

天皇賞秋で高パフォーマンスのエピファネイアとデニムアンドルビーの2頭は位置取りの差と末脚の違いから大きな差(1.7秒)となったが両頭ともに昇降リズムは良く、引き続き期待が持てる。特にデニムは位置取りによっては上位に絡む要素を含んでいる。

前にジャスタウェイ・後ろにワンアンドオンリーが中団をほぼ1~2馬身差で流れて直線から徐々に両頭の差が開いていった。現状の力の差(35.1と35.4)がハッキリと出た結果から逆転は難しいだろうと思う。

金鯱賞
1.004-1.009-0.981 0.960-1.028-1.001 ラストインパクト
0.983-1.002-0.995 0.967-1.026-1.000 サトノノブレス
0.957-1.035-1.010 0.954-1.016-0.990 オーシャンブルー
1.006-1.007-0.991 1.000-0.999-0.983 ウインバリアシオン

勝ったラストインパクトは3コーナーあたりでサトノノブレスに外からかわされるも直線で差し返す。切れの差で勝った結果である。

エリザベス女王杯
0.960-1.002-0.976 0.984-1.014-0.988 ラキシス
0.995-1.007-0.992 1.006-0.996-0.981 ヴィルシーナ
0.996-1.002-0.984 0.994-0.999-0.981 メイショウマンボ

マイルカップ
1.028-1.030-1.003 1.017-1.027-0.999 トーセンラー

札幌記念
0.979-1.013-0.998 0.972-1.016-1.002 ゴールドシップ

菊花賞(ワンアンドは2走前)
0.996-1.025-1.015 0.994-1.003-0.993 ワンアンドオンリー
0.923-1.023-1.004 0.863-1.000-0.980 トゥザワールド

天皇賞秋(すべて2走前)
0.947-1.005-0.996 0.884-1.004-0.995 ジェンティルドンナ
1.024-0.999-0.996 0.994-1.004-1.001 エピファネイア
1.033-1.013-0.996 0.994-1.006-0.989 デニムアンドルビー
0.983-1.002-0.995 0.967-1.026-1.000 サトノノブレス
0.985-0.998-0.992 0.963-1.000-0.993 フェノーメノ

ーーーーー12月26日ーーーーー

以上、実績と近走の両面からエピファネイア・ワンアンドオンリー・ジャスタウェイ・ラストインパクト・ラキシスの5頭を候補に挙げる。

Ⅲ 展開予測 左から2F位置-発馬T・中間位置-推進度・直線位置-上がりT 推定タイム

【中間推進度と直線位置・上がりタイム】

先行勢

①-24.1 ①-0.98 ⑮-21.3 2.32.5 ヴィルシーナ
②-24.7 ③-0.99 ⑭-20.9 2.32.0 ラキシス
③-24.7 ⑤-0.99 ⑪-22.0 2.32.7 トーセンラー
④-25.0 ⑥-0.99 ⑩-21.4 2.32.4 サトノノブレス
⑤-25.0 ④-1.00 ③-22.3 2.32.0 トゥザワールド

中間推進力の高さと直線の位置の維持、且つ推定タイムからトゥザワールド。

中団
⑥-25.1 ⑪-1.00 ⑦-21.9 2.32.7 ジェンティルドンナ
⑦-25.1 ②-1.00 ⑤-21.0 2.31.0 ラストインパクト
⑧-25.2 ⑬-0.99 ⑯-21.7 2.33.3 メイショウマンボ
⑨-25.3 ⑫-1.00 ⑧-22.3 2.33.1 ジャスタウェイ
⑩-25.5 ⑩-1.00 ⑨-21.2 2.32.0 エピファネイア
⑪-25.8 ⑧-1.01 ④-21.4 2.31.2 フェノーメノ

中間推進力の高さと直線位置からの上がりの速さ、且つ推定タイムからラストインパクト。次位にエピファネイア。

後方勢
⑫-25.8 ⑮-1.00 ⑬-21.6 2.32.8 デニムアンドルビー
⑬-25.8 ⑭-1.01 ⑥-21.6 2.32.5 ウインバリアシオン
⑭-25.9 ⑦-1.02 ①-21.7 2.30.7 ワンアンドオンリー
⑮-25.9 ⑨-1.02 ②-21.3 2.31.1 ゴールドシップ
⑯-26.2 ⑯-1.00 ⑫-21.4 2.32.6 オーシャンブルー

中間推進力の高さと直線位置からの上がりの速さ、且つ推定タイムからワンアンドオンリー。次位にゴールドシップ。

=====   =====   =====

Ⅳ 各傾向値

【馬番枠】 ①~③(3.2.0)・④~⑥(2.4.5)・⑦~⑩(2.3.2)・⑪~⑬(2.0.1)・⑭~⑯(1.1.2)という結果で内から好成績を上げている。

【脚質】ならば追(4.1.2)、差(3.7.6)、先(2.1.2)、逃(1.1.0)で後方勢の活躍が目立つ。

【馬齢】4歳(5.3.2)も近5年勝ち星なし、3歳(3.3.1)5歳(2.2.4)

【人気】1人6勝、2~3着は7~10人5頭、6人と11人以下が各3頭

【斤量】57kg増減無しと-1kg各3頭、55kg増減なしから-2kg迄

【前走】JC3着まで4勝、菊花賞1着2勝。(秋天3勝・凱旋1勝)

【その他】やや前傾(前3F35.6・後3F35.8)、概ね5F~7Fにかけて12~13秒/ラップで中緩み。加えて今開催は概ね力のいる馬場で2秒ほど遅い。
ーーーーー12月26日ーーーーー

Ⅴ 結論は実績と近走の両面の候補5頭から展開的にも合致するワンアンドオンリー・ラストインパクト・エピファネイア。

過去の諸々の傾向に照らし合わせると

本命ラストインパクト(6人気)は近2走ともGⅡだがレースレベルは低くもなく昇降リズム良く、連勝の勢いに期待してみたい。真ん中寄りの7番枠でスムーズにポジションが取れ、中間推進力は1.00は維持できる範囲。且つ末脚が切れて推定タイムもワンアンドに次いで2番目である。

対抗エピファネイア(3人気)は特にジャパンカップ勝ちを強調したい。

連下ワンアンドオンリー(5人気)は世代間の差となると今年の3歳は弱いと思うが推定タイム1番は能力の証。

穴馬候補は重賞平均以下の6頭と展開予測で名前の上がった2頭の8頭の中からトゥザワールド(9人気)を指名する。今回は6番枠でスムーズにポジションが取れ、中間推進力は1.00は維持できる範囲。推定タイムもラキシスと並んでメンバー中5番目。サンデーサイレンス内包でローズキングダムと同じというのが心強い。休養明け2走目の菊花賞惨敗で今回3走目、明け初戦が好成績からローテーション的に走り頃である。

ーーーーー12月27日ーーーーー


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