12期 予想歴15年
◎ワンアンドオンリー
13着/5人気
○トーセンラー8着/8人
▲トゥザワールド2着/9人
△サトノノブレス11着/13人
×エピファネイア
×ゴールドシップ
今回はデータ傾向よりも自分の見解を重視したいと思います。なぜなら、今回データ傾向をいろいろと整理しましたが、正直、決め手になるものがなく、さらには有力馬が揃いすぎたせいか絞りきれなかったためです。
それほど、今回はいいメンバーが揃って、面白くさらには難解なレースということでしょう。
◎ワンアンドオンリー
秋初戦の神戸新聞杯は快勝したが、菊花賞、JCは敗退といまいち結果を残せてない。
しかし、菊花賞は外枠に入り、道中外々を回された結果、必要以上にスタミナを使わされたことによる敗戦。また、前走のJCは、故障馬の不利をもろに受けた結果による敗戦といずれも敗因がはっきりとしていると思う。
また、JCでは、ほとんどの馬が上がり35秒前半と、結果的に道中の位置取りがそのまま結果につながっているレースであり、橋口師のコメントにもあるように、先行してあの着順であれば悲観する内容だが、不利を受け、なおかつ後方から差してきてあの着順であれば、内容的には悲観するものではないと見る。
秋4戦目で上昇度も疑問を持たれそうだが、日本ダービーまで休まず使われてきて、頂点を取ったように、使われつつ良化する馬だと思う。また、これまでの前3走と異なり、念願の内枠にも入ったし、昨年のラジオnikkei2歳Sを勝ったように、冬場の力のいる馬場にも対応できるので、今回は巻き返せるものと思う。
○トーセンラー
いろいろなところで、脚質とか距離とかに不安があると言われているが、今年の安田記念のように先行もできる脚質だし、そもそも3200mのGⅠで2着がある馬なのに、距離不安があるわけがないと思う。(これが一番言いたかった)
何よりも、武さんが1枠1番を迷わず取ったということは、みんなが思うような真逆の競馬をする現れではないかと思う。
それが、内の前目で溜めて、早めに動き粘りこみを図る競馬ではないかと思う。
実は、こういった考えもあるので、本命でも良かったのですが、今中山開催でディープインパクト産駒が、芝の平地では勝ち鞍がいまだにないというデータがあるので、少しコマを落として対抗としました。
▲トゥザワールド
前走の敗因は距離。あとはこの一族は、広いコースよりは器用さを求められ、力のいる馬場のコースのほうが向いていると思う。そういった意味では、今回の中山というのは絶好の舞台だと思う。
母や兄が有馬記念で3着だったように、勝ちきるまでは行かなくても、しぶとく上位に食い込んでくる血統なので、ベストの条件で人気が無い今回が買い時ではないかと思う。
△サトノノブレス
この秋は、オールカマーの敗戦が不可解だが、それ以外は、着順は振るってないが、タイム的に僅差で内容のあるレースをしたのではないかと思う。
有馬記念では、その年の1月に行われたGⅡ勝ち馬が結構来ているし、近年では前走金鯱賞組も好走している。
GⅠ実績もあるし、一線級相手でも引けをとらないはずなので、穴馬として一番面白いのはこれだと思う。
エピファネイア、ゴールドシップ、ジャスタウェイについては、確かに実績も実力も上位ではあるが、中山というのは乗り方一つで足りない馬でも勝てるコースの分、こういう不利な枠というのは大幅なマイナスだと思う。
エピファネイアは、やはり広いコースのほうがパフォーマンスが高い馬だし、器用さを求められるコースには向いてないと思う。そのうえ、この乗り替わりというのもマイナスではないかと思う。
ゴールドシップについても、2年前に勝ったときは正直相手に恵まれたし、有力馬が内にいるなか、外をぶん回して勝てるかと言えば疑問。
ジャスタウェイも、中山記念を勝ってはいるが、あれは中山がうまいノリさんだからこそできた芸当で、それが福永にできるわけがない。
ついでに、この馬は左回りのほうがベストだと思う。
三強は総じて、枠に不安があるので、今年の有馬記念は大荒れを期待した穴狙いをしたいと思う。
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