シンザン記念2015予想

雨龍泥舟
08期 予想歴46年

◎ダッシングブレイズ
  4着/1人気

○グァンチャーレ1着/2人
▲ロードフェリーチェ2着/9人
△サトノフラム11着/6人


コースの分析
京都芝1600m外
最初のコーナーまで 約710m
コーナー比率 約30%
Aコース連続使用 2週目
過去10年の逃げ馬成績 3-1-0-6
過去10年の勝ち馬の4角平均通過順位 4.3

 直線比率が高い(約70%)、総合力の問われるコース。

京都芝コースの概要
向こう正面奥から3コーナのおよそ2ハロンにかけて、大きな坂(淀の坂越え)があり、3コーナー途中から一気に下る。それ以外は平坦。
 
向こう正面奥ポケットからのスタート。最初の2ハロンは平坦。その後、「淀の坂越へ」。最初のコーナーまで約710mと非常に長く、枠の有利不利はなく、先行争いが激化することも少ない。
3コーナー途中から一気に下り、直線は平坦。3~4コーナーの角度が少なく(直線に近い)よどみのない流れになりやすい。
直線は、約400mと標準的だが、最後のコーナーがきつい角度のため、直線は馬群は内外に広がる。どの脚質の馬にもチャンスはあるが、ストレッチランナーに有利なコース。
 
過去、オルフェーヴル(2着)、ジェンティルドンナ(1着)、ミッキーアイル(1着)と3歳春のG1勝ち馬が好成績を残している出世レースだが、朝日杯の阪神への移動、ホープフルSの新設もあり、やや小粒なメンバー構成となった。今後、地盤低下が続きそうだ。

◎ ダッシングブレイズに魅力を感じる。父、キトゥンズジョイはアメリカで成功したサドラーズウェルズ系種牡馬。2013年の北米LSであり、14年も3位と上位を守った。産駒のほとんどが芝で走っている。
 日本では、競走年齢に達した馬は3頭のみで、現時点ではこの馬が出世頭。
サドラーズウェルズ系はこれまで、スタミナ持続型で日本には合わないと評価されてきたが、アメリカでの「モデルチェンジ」、で、より日本の馬場に合った種牡馬と考えていいだろう。
距離は、まだまだ伸びて良し。スピード持続型なので、京都外は合いそうだ。

○に調教動いたグァンチャーレ。前走東スポ杯は7着も着差はわずか。同じ京都の萩Sでは逃げて3着。内枠有利の馬場状態を考えれば、ここも一発あっていい。年明け好調の武豊でもある。

以下、ストレッチ系から、ノースストーム、△サトノフラム、▲ロードフェリーチェ、もちろんナヴィオンも怖いが、鞍上がゆったり構えすぎると、間に合わないという可能性もある。
あとは、スポニチ寸評が「穴はこれ」と教えてくれるヤマニンマンドール。ストーミングホームという種牡馬は、今イチ特徴がつかみ辛い。

過去に牝馬で1~3着馬に、ダイワスカーレット(2着)、マルセリーナ(3着)、ジェンティルドンナ(1着)がいる。ここで勝ち負けなら、桜花賞でも有力といえるが、クイーンズターフにそこまでの力があるかどうか。


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