10期 予想歴18年
◎トーセンラーク
7着/6人気
○オーミアリス12着/4人
▲ノットフォーマル1着/11人
馬場はやっぱり高速馬場状態。土曜は少し微妙かなと思ったけど日曜は確実にラップ的にも高速状態とみていい。展開的にはヤマタケマツリ、トラストレイカといった芝スタートのダート路線組がどこまで先手を主張していくかというところはあるが、ひとまずマラケシュが積極策を謳っているのでこれが中目から鼻を取りに行く形でレースメイク。これを見ながらナイアガラモンローが外からつけていって、更にその外からトーセンラークぐらいになるんじゃないかなと。内にテンダリーヴォイスもある程度出して行って2列目を狙いにと行きたいところだが、これもノットフォーマルが前々を意識していると思うしこの辺の先行争い次第というところで、恐らく3列目~中団ぐらいに落ち着くのかなと。ペースはマラケシュがブノワということもあるしハナを取り切ってからもペースを引き上げる意識というのは薄いだろうというのと、番手がナイアガラモンローになる可能性が高いので、これが積極的につつくかという点も大野で微妙。馬場もかなり軽い状況で、47-47の平均ペースで想定するなら恐らくスローになる可能性がかなり高いと思う。もしかしたらダート路線の馬(特にノリ辺り)が単騎でハイペースを刻んでいく可能性はあるが、ついていく馬も少ないだろうし実質的にはややスロー~スローぐらいで動き出しを重視したい。
◎トーセンラークは大外枠入っちゃったのは流石になあとは思ったが、でも全体を見渡してもこれを本命にすべきだろうなと。今回結果的にはスローという想定だけど、アルテミスSぐらいのペースをイメージすればいいかなという感じ。アルテミスSでは47.6-46.8とややスローぐらいの流れ、11.8 - 12.2 - 11.7 - 11.2 - 11.7というラップ推移で楽に2列目につけてから直線序盤でしっかりと加速に反応して最速地点で先頭に立つ競馬ができた。L1で差された2頭は現状の3歳牝馬路線のNo.2、3なわけで、それ以降は完封できている。アルテミスSで結果を出せなかった馬たちが普通に赤松賞でそれなりに頑張れていることからも、このレースはかなり信用できる。上がっても47-47の平均ペースぐらいのイメージで、それでもハイペース適性はクローバー賞で見せているし心配していない。要所で動ける総合力タイプの2列目馬なわけだし、2列目外からしっかりと前を向いての競馬ができればこのクラスの馬相手には負けてほしくないかな正直、というところ。力ははっきり1枚上だと思っているのでドスローで雁行状態にならずに3~4角で極端に外を回されなければというところ。1秒前後のややスローなら安定すると思う。
〇オーミアリスはまあ読めないところはあるんだが、追切だけ見ればとてもスプリンターとは思えない走り。前肢をしっかり伸ばせているしスナップも利いているし大きなフットワーク。前走の阪神JFでも後方からの競馬になったが47.2-47.2の平均ペースから12.2 - 12.0 - 11.4 - 11.5 - 12.3のラップ推移で前を向いてスペースが開いてからの追い出しで流石に少し反応遅れたがそこからの伸びはなかなか。スムーズならもう少しという感じもあったし、現時点では小倉2歳Sの内容からも時計が出やすい馬場の方が合っていると思う。単純なパフォーマンスで見れば最上位だし、後はマイル戦を克服できるかだけ。適性面での不安はトーセンラークより明らかに多いのだが、まあ他に比べれば地力を評価したいかなと。この馬はできれば平均ペースぐらいまで上がった方が良いと思う。ドスローからの動き出しでどこまでやれるかは興味あるけど。前走でもスムーズさを欠いて対応してきているしこのクラスならそれでもやれちゃいそうだけど。
▲ノットフォーマル
この馬はまずいい枠を引いたなというところ。トーセンラークには敗れている馬で、これまでは基礎スピードタイプかなと思っていたのだが、2走前が後方で進めながら13.2 - 12.5 - 12.0 - 11.3 - 11.0のラップ推移で上位2頭にはキレ負けしてしまったが加速していく流れに一応対応しての3着。前走はスタートは悪くなかったがドスローの中であっさり最後方にまで下げてしまって直線もやる気あるのかないのかわからない進路どりでかなりひどい騎乗だった。この馬は基礎スピードそのものは持っているはずの馬だし、ここに入ってこの枠ならもうちょっと前を狙えるはず。4走前も少しちぐはぐだったし恵まれない面が多いが、スムーズに流れに乗って2列目ポケットでも確保できれば変わってきていい馬。
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