10期 予想歴36年
◎アンビシャス
3着/4人気
○アヴニールマルシェ5着/2人
▲ドゥラメンテ2着/1人
△リアルスティール1着/3人
×ソールインパクト
◎…「騎手の腕」を加算できるのが今回の同馬。何しろ前走が松山で今回Ｃデムーロでは好走する可能性が５割増と考えられるから。よって○～△とは騎手の腕の差で比較にならないのを見込んで本命に指名。
○…本来なら最も◎に推せるのが同馬である。何しろ２着続きとは言え、誰もがハイレベルと認められるレースで好走し続けているからだ。ただし、鞍上比較でここ一番の信用に欠ける騎手であるのが心配のため今回は対抗までとした。
【それでも厩舎がこの騎手には後押しになるので連軸扱いに！】
▲…果たして石橋が重圧に勝てるか？
前走圧勝と血統から人気に推される今回、馬よりも騎手にとって人生を決定付ける試金石である。何しろ彼は、後に外人でＧ１を制したこの厩舎の馬たちを危うく潰しかけた実績しかなく、ここで勝たなければ騎手として完全にお終いになるからだ。彼が騎乗する限りこの懸念は絶対に払拭できないだろう。言うまでもなく(名手を知らない12期生以降の世代たる)彼には素質馬を腕で好走させる技量がないからだ。そんな中での騎乗であるからには重圧は先週の戸崎とは比較にならないほど大きいはずで、彼にとってはただのＧ３とは思えないだろう。
どんなに馬が強く、騎手が優秀でも、確実に勝てると言い切れないのが競馬である。なのに石橋騎乗では何かに負けると考えるのはある意味当然だろう。
可哀相な気はするが、騎手の実力を考えればいくら馬の期待は高くても危険度も同程度に上がるからには今回は単穴とした。
【ＰＯＧ指名馬なので馬には期待しているが、あとはこのレースがＧ３のため彼への援護が見込めるのが頼みと思われる(苦笑)】
運動神経の松岡とイケメンの石橋…この同世代の二人はどちらもレースに対する態度が真面目で大いに期待してたが、やはり12期生以降のため名手との対戦(経験)でどうしても圧倒されてしまう。いくら名手との対戦が経験値を上げるとしてもあまりに実力差を見せられては諦観が生じても仕方ないだろう。何しろ彼らにとって目にする一流騎手のトップが(ルメールにウオッカを獲られ、繰り上がりでジャパンＣを勝った程度の)武豊なのだから。
【中々良い馬が回ってこない騎手格(立場)の彼らこそ昔の厩舎管理の下で技量を上げていくのが良いかもしれない】
△…当初は(１戦１勝で)無傷の馬である事に魅力を感じたが、このレースで１戦１勝で勝った馬がいない事を考えるとさすがに過度な高評価はできない。しかも鞍上が“複勝王”の福永祐一ではなおさら信用できない。
だが、新馬戦で完勝した２・３着馬が次の未勝利戦で四位や勝浦なのに勝ち上がっている事を考えると、もしかすると馬の能力はかなりのものかもしれず、ならば▲と同じく馬券対象として考えれば良いと見て複穴とした。
【しかし…どうしてこの騎手にはこうした妙味のある馬が回ってくるのだろう？…たしかに大きなミスはしない。でもそれは彼が馬を勝たせる競馬ができないからにすぎない。ジャスタウェイの届かず競馬が示しているように判断力がないためミスしない事を最優先に競馬をする事しかできないだけである。彼が上手いなどと評するなど「騎手とはミスを怖れて仕掛けを遅らせる者」になってしまう。それではあまりに情けない！】
Ｘ…２戦続けてハイレベルと思われるレースで掲示板入線している事は安定性の高さを示すもの。
ただ、共に馬券になってない事から同馬の底力がある程度見えている裏返しでもあるため今回は消し馬とした。何より同馬が馬券対象になると考えたら、それこそ伏兵馬たちが台頭してくる事(手が広がりすぎる事)になってしまう。
※「血統＆気合vs騎手の腕」なら･･･
やはり騎手の腕を重視する私としては圧倒的な鞍上強化である◎を最も高評価せざるを得ない。
ただ、鞍上強化はあくまで好走する可能性が高まる事であって確実に勝てると言う裏付けではないだけにそこが○・▲馬が勝ってもおかしくない材料にもなる。
そこで今回は『Ｃデムーロさえキチンと馬券対象になってくれれば…』と考えて自信度Ａとした。
【何しろこの３頭以外で１着馬が出るとは考えられないので…(笑)】
tipmonaとは？