12期 予想歴16年
◎コパノリッキー
1着/1人気
○ローマンレジェンド5着/4人
▲ハッピースプリント11着/8人
×ベストウォーリア
×ワイドバッハ
過去5年のフェブラリーSからみた傾向になります。
ダート重賞全般に言えますが、とにかく近走と実績が重視されます。
まず、このレースにおける傾向のポイントを挙げますと、
○1番人気がダート実績のある4，5歳馬は信頼できる
○前走二桁着順または6番人気以下の馬は全滅
○前走距離延長よりも距離短縮が有利
○川崎記念、東京大賞典組で5着以内の馬は人気がなくても狙うべき
○できればダート1600～1800mの重賞好走歴が必要
×牝馬、前年にD1600mのG1勝ち馬を除く8歳以上の馬は消し
×ダートG1で3着以内の実績がない前走D1400m以下に出走の馬は消し
という感じです。前走人気で好走、距離短縮組が重視され、距離延長組、牝馬、D1600m適性が無い高齢馬というのは軽視となります。
ちなみに、消去法で残った馬となりますと、
ローマンレジェンド
コパノリッキー
カゼノコ
ハッピースプリント
インカンテーション
の5頭になります。
以上から印と見解をまとめますと、
◎コパノリッキー
前走は格下馬相手とはいえ非常に強い勝ち方。やはり、2000mよりはこれくらいの距離があっているのは確か。
個人的には、今のダート戦線は、1800m以上はホッコータルマエ、1800m未満はこの馬が抜けると思っている。だからこそ、ベストの舞台であるここはある意味負けられないと思う。
今回は内枠に入ったが、両サイドに追い込み馬、更には内に逃げ馬と、好位のポディションを取るうえでは恵まれた感じはする。あとはゲートさえ決まれば、連覇も見えてきそう。
○ローマンレジェンド
初の東京、向かなそうな距離ではあるが、意外と向いてるのではないかと思う。
なぜなら、エルムSの勝ち方を見ればわかるが、この馬は地方の力のいるダートでの戦いより、時計勝負のスピードを要する展開のレースで良い競馬をしている。芝スタートについても、デビューは芝のレースだったし問題ないと思う。
あとは、最内枠をどうこなすかが焦点だけど、岩田騎手なら無理にこじ開けてでも来ると思うし、別に先行できる馬なので、コパノリッキーの後ろあたりにつけて進めるということもありそう。
それにしても、もう少し人気無いかなと思ったが、意外と人気あるんだなぁ。
▲ハッピースプリント
昨年春は破竹の勢いだったが、秋に復帰してからはいまいち結果を残せてない。しかし、これは距離が長かったのではないかと思う。
今回は距離的には良い感じはするし、力関係でも交流G1で結果を残しているから通用はできる。
芝も2歳時に走っているので、スタート部分も不安はない。
カゼノコ、インカンテーションは、スピード競馬になったとき不安を残すので押さえまで。
ちなみに消した馬のなかで人気を背負っている馬の見解を挙げれば、ベストウォーリアは条件的には向いているし、G1を勝ってはいるが相手に恵まれた勝利だし、一線級との戦いになれば、さすがに一枚落ちるのではないかと思う。
あとはワイドバッハも同様。条件は合うが、さすがにこのメンバーでは厳しい。あとは追い込み一辺倒というのも今のダートでは厳しいと思う。
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