フェブラリーS2015予想

スコット
14期 予想歴14年

◎ベストウォーリア
  3着/3人気

○コパノリッキー1着/1人
▲グレープブランデー4着/11人
△ローマンレジェンド5着/4人


 去年のこのレースが自分がデータ指数を出そうと思ったきっかけ。どうしてコパノリッキーを高評価出来なかったのか…と。


 ◎ベストウォーリア

 指数堂々1位。敗因がはっきりしてる近2走と安定している東京マイル。

 アハルテケと南部杯を見ればワンターン1600mという特殊条件への適性は明らかだし、血統も米国血統の1号族と完璧なもの。


 ○コパノリッキー

 指数2位。ただ、これは能力値は高いゆえのもの。本質というか血統的にもダート王道血統で、本来は2000mくらいがベストだと思っている。

 個人的ベストパフォーマンスはJBCCだと思うし、かしわ記念もヒヤシンスも疑問符のつくもの。

 でも能力値高いから(1位じゃない)素直に。


 ▲グレープブランデー

 指数3位にきてしまった(笑)。もうこのコースしか走らなそうだし、ひっそりお願いしたい。


 △ローマンレジェンド

 指数4位。能力値は1位だし調教抜群だけど、惜しむらくは枠。
 JCDDの悪夢がよみがえる気がするが、岩田にはあれを反省して乗ってほしい。

 コーリンベリーが行って、シルクが下がれば意外と好位とれるかな。


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フェブラリーS2015回顧
指数の原点

スコット
14期 予想歴14年

次走狙い:コパノリッキー



 予想記事で書いた通り、去年のこのレースがデータ指数を創る原点のレースでした。

 指数の話の前に、血統的な話を久しぶりに。

 このレースでのポイントは、

 1.米国血統(ボールドルーラー・エーピーインディ)
 2.ゴールドアリュール
 3.リピーター
 4.ファミリーナンバーは地力系

 そして、今回のフェブラリーSにおける指数一覧はこんな感じでした。


ベストウォーリア 168.3
コパノリッキー 141.1
インカンテーション 137
グレープブランデー 134.3
ローマンレジェンド 130.6

 これが上位5頭で、そのまま掲示板独占だったので、この指数も正しかったかなと自分に納得してます。

 では上位5頭を1頭ずつ。


 1着:コパノリッキー 指数141.1 2位。

 父:ゴールドアリュール
母父:ティンバーカントリー
ファミナン:地力系1号族

 上記のポイントのうちほとんどを持っている馬。

 父はこのレースもといこのコース大得意なゴールドアリュール。
 そして、無理くりな話をすると、母母父はトニービンで、お母さんはアドマイヤドンと似た血統ですね。

 そういった意味もあって、1800~2000mが一番得意で、能力でマイルもこなしている馬だと思います。

 前半でアドマイヤロイヤルに競りかけられても動じず横綱相撲の競馬ができるのは、天下の1号族らしいところ。
 

 一応狙い馬にしましたが、単純能力でいうとまだホッコータルマエの方が上だと思っているので、何ともですね(笑)。



 2着:インカンテーション 指数137 3位。

 父:シニスターミニスター(エーピーインディ系)
母父:マキャヴェリアン(ミスプロ系)
ファミナン:地力系22号族


 ゴリゴリの米国血統でかつ地力系ということでしたが、内田のテン乗りを嫌ってここでは印を付けませんでした。

 血統的にはこのレースには何の文句もありません。
 シニスターミニスターはエーピーインディ系で、牝系にはヴァイスリージェントの血が入っていて本格的な米国系種牡馬ですね。

 ファミリーナンバーは地力系の22号族で、力強く、芯の強い牝系。

 だからやっぱり新潟とか中京のダートは走りますよね。

 距離も血統から見てぜんぜんマイルのスピードも大丈夫ですしね。



 3着:ベストウォーリア 指数168.3 1位。

 父:Majestic Warrior
母父:Mr.Greeley
ファミナン:地力系1号族

 予想で書いた通り、米国血統に地力系の1号族で、このレース及びコースにおいては完璧な血統。

 ただ、基礎能力値はコパノリッキー・インカンテーションより低く、その辺りも出てしまったかと思う3着でした。

 このコースに出てきたらもちろん今後も狙いですし、間隔空けて走るのでそこも注目ですね。

 逆に去年のフェブラリーSみたいに中1か月以内とかなら軽視で良いんだと思います。


 4着:グレープブランデー 指数134.3 4位。

 父:マンハッタンカフェ(Tサンデー系)
母父:ジャッジアンジェルーチ(ボールドルーラー)
ファミナン:極軽系3号族


 何と言ってもリピーターでコース巧者ですよね。終わっていると思ってたら武蔵野Sで3着ですし。

 で、このコースへの適性は牝系に表れていると思います。

 この母父のジャッジアンジェルーチはボールドルーラーで米国血統です。
 そして、ファミナンは極軽系の3号族で、その特徴は芝向き、スピード、平坦巧者…と挙がります。

 芝スタートで、スピードが要求され、直線あ長く平坦というここがとてつもなく合ってるんだと思います。



 5着:ローマンレジェンド 指数130.6 5位

 父:スペシャルウィーク(Tサンデー系)
母父:オーサムアゲイン(ヴァイスリージェント系)
ファミナン:極軽系20号族


 調教抜群でかつ能力値が実は1位だった馬ですが、さすがにこのワンターンのマイルは辛かったですね。
 今年まで1回もフェブラリーSを使って来なかった辺りに表れていると思います。

 父は、グレープブランデーと同じくTサンデー系のスペシャルウィークですが、Tサンデー系でもこちらはスピードがないですね。

 マンハッタンカフェは阪神とか東京の芝のマイル強いし、ガルボとかジョーカプチーノを出してるんですが、スペシャルウィークはスピードがない(笑)。

 スペシャルウィークのダート代表産駒といえば、ゴルトブリッツですが、活躍したのは中距離でした。

 藤原厩舎もそう思ったのか、マイルCSの時のトーセンラーと同じく坂路調教に変えてスピード重視にしてきましたが、そんなに簡単に血統には抗えませんね。

 そして、チャンピオンズCの時に言ったと思いますが、極軽系の20号族というのは脇の甘いトライアル血統なので、今後も少なくとも中央のGⅠを獲ることはないんじゃないかなと思っています。


 長くなりましたが、ありがとうございました。


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