08期 予想歴11年
◎スクリーンヒーロー
14着/2人気
○アサクサキングス9着/1人
▲ヒカルカザブエ7着/7人
×モンテクリスエス
★傾向分析★
テン5F-中盤6F(5F換算)-上がり5Fで考えています。
2004年 タイム 3'18"4 (良) 1FAve=12.40 5FAve=62.00
テン61.9-中盤75.8(5F換算63.17)-上がり60.7 『加速・中弛み』
1着イングランディーレ・・・ホワイトマズル×リアルシャダイ=リファール×ロベルト 〔4-r〕 1-1
2着ゼンノロブロイ・・・サンデーサイレンス×Mining=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔2-b〕 4-4
3着シルクフェイマス・・・マーベラスサンデー×Caerleon=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔5-g〕 2-2
2005年 タイム 3'16"5 (良) 1FAve=12.28 5FAve=61.41
テン62.8-中盤74.4(5F換算62.00)-上がり59.3 『加速・中弛み』
1着スズカマンボ・・・サンデーサイレンス×Kingmambo=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔7〕 10-8
2着ビッグゴールド・・・ブライアンズタイム×Mr. Prospector=ロベルト×ミスプロ 〔23-b〕 2-1
3着アイポッパー・・・サッカーボーイ×サンデーサイレンス=ファイントップ×サンデーサイレンス 〔9-b〕 9-6
2006年 タイム 3'13"4 (良) 1FAve=12.09 5FAve=60.44
テン60.3-中盤75.6(5F換算63.00)-上がり57.5 『加速・中弛み』
1着ディープインパクト・・・サンデーサイレンス×Alzao=サンデーサイレンス×リファール 〔2-f〕 4-1
2着リンカーン・・・サンデーサイレンス×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔1-l〕 4-2
3着ストラダジェム・・・サンデーサイレンス×Sadler's Wells=サンデーサイレンス×サドラーズウェルズ 〔1-p〕 10-5
2007年 タイム 3'14"1 (良) 1FAve=12.13 5FAve=60.66
テン60.3-中盤74.7(5F換算62.25)-上がり59.1 『加速・中弛み』
1着メイショウサムソン・・・オペラハウス×ダンシングブレーヴ=サドラーズウェルズ×リファール 〔3-l〕 6-2
2着エリモエクスパイア・・・スキャターザゴールド×コマンダーインチーフ=ミスプロ×リファール 〔4-c〕 6-4
3着トウカイトリック・・・エルコンドルパサー×Silver Hawk=ミスプロ×ロベルト 〔5-g〕 6-10
2008年 タイム 3'15"1 (良) 1FAve=12.19 5FAve=60.97
テン61.1-中盤74.6(5F換算62.17)-上がり59.4 『加速・中弛み』
1着アドマイヤジュピタ・・・フレンチデピュティ×リアルシャダイ=ヴァイスリージェント×ロベルト 〔13-a〕 10-6
2着メイショウサムソン・・・オペラハウス×ダンシングブレーヴ=サドラーズウェルズ×リファール 〔3-l〕 6-3
3着アサクサキングス・・・ホワイトマズル×サンデーサイレンス=リファール×サンデーサイレンス 〔4-g〕 2-2
流れは『加速』と『中弛み』の複合ラップになりやすいため、前(逃げ・先行)有利な展開。差し・追込は捲り気味に動ける馬か、ディープインパクト級でないと無理な傾向。
菊花賞と同様に長距離を走るため、基本的には内の経済コースを通る馬が有利と考える。しかし中盤が弛むのでテンから激しく行かない限りは、外枠でも無理なく先行できる馬は好走している感じ。
血統の傾向は、菊花賞連対した血統・天皇賞春連対馬をだした血統がそのまま強い傾向。しかしダンスインザダークは何故か天皇賞春には縁がない傾向。ステイヤー血統がそのまま強いということだが、ただし自身がステイヤーだと3着に落ち着くことが多く、基本は中距離も走れる(=距離適性がクラシックディスタンス向き)タイプが強い傾向にあると思います。
リファール系、ターントゥ系(サンデーサイレンス・ロベルト)、ミスプロ系が最近好走が多い傾向。ファイントップ系も好走馬は多いです。
牝系では、人気薄ならNo.〔4〕の牝系の馬が穴をあけることが多いように思います(=04年イングランディーレ、07年エリモエクスパイアなど)。
ステップの傾向は、
・大阪杯は3着内好走(=好走馬は中距離適性が高いことが証明)よりも、4着以下からの巻き返しが多いこと(=00年以降では、00年4着からテイエムオペラオーが巻き返し1着、03年7着ヒシミラクルが巻き返し1着、07年1着メイショウサムソンは連続好走、08年6着からメイショウサムソンが巻き返し2着好走・3着アサクサキングスは3着好走)。
・阪神大賞典は、好走馬がそのまま走るが2着・3着になることが多い。1着からそのまま連続好走したのは06年ディープインパクトと08年アドマイヤジュピタ。長距離を走るため、ストレスの影響を受けやすく疲れやすいのが原因と考えます。ディープインパクトが好走したのは、2着を0.6秒差をつけたことから力が抜けていたこと、アドマイヤジュピタは鮮度と勢いが好走に重要なフレンチデピュティ産駒だったことが原因と思います。
・日経賞→天皇賞春へのステップでは、前走好走馬で天皇賞春も好走した馬の共通点は、有馬記念で好走して休み明けで好走していた馬(=01年メイショウドトウ、04年ゼンノロブロイ、06年リンカーンなど)ということ。
★予想★
◎スクリーンヒーロー・・・グラスワンダー×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 〔1-s〕
前走阪神大賞典4着(=阪神芝3000m:0.8秒差)。グラスワンダー産駒はロベルト系だが母父ダンチヒ系ということもあり、グラスワンダーは叩き良化型でここ一番に強さを発揮する「ロベルト型」とスピードに優れ仕上がりの早い「ダンチヒ系」とに特性が分かれる。本馬は「ロベルト型」のタイプで、さらに母父サンデーサイレンス。ここ一番の強さに期待できるタイプである。前走は重馬場・休み明け・59kgと不利な条件が揃っていたがそれでも崩れず4着に好走、前々走有馬記念は早めにダイワスカーレットをつぶしに動いての5着(0.5秒差)は評価できる内容(=2~4着は後方から伸びた馬で先行した馬ではダイワスカーレットに次いでの好走)で、休み明け2戦目なら叩き良化型から好走が期待できると考える。
No.〔1〕の牝系は成長力はあるのだが、比較的完成が早いタイプが多く、古馬では他馬との兼ね合いで好走することが多い。分枝記号sは立ち回りが巧く、軽快なスピードが武器。GⅠでは展開利が必要となるが、今回逃げ馬は同じNo.〔1-s〕の牝系のテイエムプリキュアがいるので、展開は向くと考える。
○アサクサキングス・・・ホワイトマズル×サンデーサイレンス=リファール×サンデーサイレンス 〔4-g〕
前走阪神大賞典1着(=阪神芝3000m)。07年菊花賞馬のホワイトマズル産駒で、欧州スタミナ型の特性をもち淀みない中長距離で本領を発揮する。母父サンデーサイレンスで、前々走京都記念1着→前走阪神大賞典1着と連続好走中と勢いがあるので、ここでもその勢いに乗じての好走に期待する。08年天皇賞春3着ということもあり老馬の法則は気になるところではあるのだが、京都コースは4戦(3-0-1-0)と得意にしていることもあり、昨年の1・2着馬が不在で今年復調し本格化モードの今なら崩れにくいと考えて期待する。
No.〔4〕の牝系は、古馬でも衰えが少なく好走する中長距離型が多いのが特徴。分枝記号gは、パワータイプが多く雨を苦にしないが、不器用なタイプも多く淀みない流れで力を発揮することが多い。父系および牝系も淀みない流れが得意なことからも、厳しい流れになるようなら好走必至と考える。
▲ヒカルカザブエ・・・ジャングルポケット×サンデーサイレンス=グレイソヴリン×サンデーサイレンス
前走阪神大賞典2着(=阪神芝3000m:0.0秒差)。ジャングルポケット産駒で、菊花賞好走馬も輩出したステイヤー型のスタミナ特性もあり、勢いに乗じて好走するのも得意技。母父サンデーサイレンスも勢いに乗じて好走しやすく、GⅠ初挑戦など鮮度の高いときも要注意なので好走に期待する。
△アルナスライン・・・アドマイヤベガ×El Gran Senor=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔9-c〕
前走日経賞1着(-中山芝2500m)。アドマイヤベガ産駒で、アドマイヤベガは前走の勢い持続して好走しやすい特性がある。また主役で不発、脇役の立場で好走しやすい特性もあり、マークされる展開よりも人気馬をマークして好走するタイプでもある。07年菊花賞2着馬でもありスタミナ適性はあると思うこと、アドマイヤベガは5歳で復活し好走する特性もあり好走に期待する。
No.〔9〕の牝系でセカンドステージが存在する牝系でもあり、分枝記号cは高い心配機能を持ち、パワーの要る持久力勝負で力を発揮する。
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