スプリングS2015予想
今期の2歳王者は強い

スカイポット
14期 予想歴18年

◎ダノンプラチナ
  3着/2人気

○リアルスティール2着/1人
▲キタサンブラック1着/5人
△ダノンメジャー5着/7人


3月22日(日)中山11R スプリングS 中山1800m 軸8<1B>

1.キタサンブラック(ブラックタイド) 59.0S
2.マイネルシュバリエ(バトルプラン) 55.7
3.ベルーフ(ハービンジャー、SS) 59.1
4.タケデンタイガー(フレンチデピュティ、サクラB) 53.2
5.ブラックバゴ(バゴ) 58.9
6.リアルスティール(ディープインパクト) 61.9
7.ミュゼスルタン(キングカメハメハ) 60.0≠
8.ダノンプラチナ(ディープインパクト) 64.0≠
9.マイネルサクセサー(ブライアンズタイム) 40.6
10.ダノンメジャー(ダイワメジャー) 59.3
11.フォワードカフェ(マンハッタンカフェ) 56.4S↑
12.ベストミックス(マンハッタンカフェ) ?

【調整指数上位】8,6
【調整指数圏内】7,10,3,1,5
【未知】12(走法○、血統△、調教-、手応-)

 2歳チャンピオンのダノンプラチナがクラシックに向けて始動する。朝日杯では、外を回した馬がそのロスで凡走する中、その不利を物ともせずに一気に抜け出してきた。外を回していたタガノエスプレッソ、ブライトエンブレム、アッシュゴールドは年明け初戦の重賞で馬券に絡む巻き返しを見せていることから、当時の勝利は着差以上の完勝と見るべきで、能力の高さを信頼したい。休み明けとなるが、ここを無難にこなせれば(僅差なら負けでも問題ない)、クラシックでも戴冠の最有力候補になると考えている。

 人気ではリアルスティールのほうが売れている。福永騎手がかなり強気のコメントを出しているし、共同通信杯ではドゥラメンテやアヴニールマルシェなど、骨のあるメンバーを負かしており、指数はダノンプラチナを逆転できる可能性を持つ。走法的に中山で駄目になるタイプでもなさそうで、相手本線になるのは仕方がない。前走は追い出しをかなり我慢できるポジションにいたため、余計な負荷がかかった場合に指数を下げるおそれがあることに留意する程度か。

 調整指数3位~7位はほぼ同点である。ミュゼスルタンは、新馬戦を中弛み超スローの展開で勝利し、新潟2歳Sで連勝を決めた。指数は高いが、流石に半年以上前のローカルでの指数ではあてにはならない。おさえても良いが、手広く買うことにこだわらなければ割り切って消すという手も考えられる。

 ダノンメジャーはここ2戦の惨敗で人気は急落し、買いやすくなった。前走は直線で手前を替えた際に違和感があったとのことで鞍上が全く追わなかった。前々走は外を後方から回すロスのある競馬をして0.5秒差なので、上位とほぼ同じパフォーマンスである。外枠なのでまたロスがありそうなのは残念だが、外国人騎手(バルジュー)に乗り替わるのも面白い。

 2連勝中のキタサンブラックは前走ダッシングブレイズやエミネスクら相手に3馬身差で圧勝しているが、2番手の競馬も、逃げ馬が大逃げをかましていたため実質スローペースを逃げていたと考えており、着差ほどには強い競馬に見えなかった。内枠で良い位置につけられそうというのはプラスだが、差しも決まることの多いレースなのであくまでも相手の1頭というところ。

 ベルーフとブラックバゴは京成杯の1、2着馬。中山中距離で実績があり、内枠を引けたということで安定勢力と考える。なお、ベルーフは2000mを3勝しており、皐月賞で面白いと思っている馬であり、惨敗はしないでほしいところだ。

 なお、未知馬であるベストミックスは走法的に芝も走れると思うし、最後の末脚が目立っていたからむしろ芝向きな気はするものの、トライアル戦でキャリア2戦目+初芝というのは流石に軽視するのがセオリー。


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スプリングS2015回顧
スローペースの前残り(皐月賞ボーダー情報)

スカイポット
14期 予想歴18年

次走狙い:ダノンプラチナ
次走狙い:ミュゼスルタン
次走危険:キタサンブラック


 勝利したのはキタサンブラック。前走同様、離れた2番手という実質逃げポジを確保し、残り1000mから徐々に進出、ラスト3F11.8-11.2-11.5で締めくくった。指数は59.1とほぼ前走同様。皐月賞はもっと序盤~中盤が厳しくなるのが普通だし、3連勝の無敗馬となった今、皐月賞ではマークが厳しくなるだろう。ということで、皐月賞は内に入ればおさえるかもしれない程度、外に入れば消しというイメージ。

 2着はリアルスティール。指数は62.0と前走とほぼ同じだが、ラスト1Fで0.6秒差を詰めているので、ほぼ、脚を余した負けと言って良い。やはり走法的に中山は問題なかったので、能力的に本番も上位争いを期待して良い。また、これで無敗馬ではなくなったので、1番人気にならないだろうことも歓迎材料。あとは鞍上の手綱捌きに託される。ワールドエース的なイメージ。

 3着にダノンプラチナ。仕掛けを待って手応えも良かった割に坂で頭を上げて伸びを欠いたのは不安材料。休み明けの影響であれば良いが、距離ということもありえる。ただ、阪神マイルをこなせていれば2000mまでは大丈夫だと思うので、前者の理由と考えている。これで人気も落ち着くだろう。称号『短実績』を獲得できたので皐月賞でも狙いたい。

 4着ベルーフはうまく立ち回っているが、スローペースを後方から追走した分、詰められなかった。中山2000m重賞勝ち馬なので本番でもおさえるつもりだが、能力的に信頼がおけるレベルではない。

 5着以下で特筆しておきたいのはミュゼスルタン。ラップペースの上がっていく一番厳しい4角で大外を回しながら、リアルスティールの最速上がりに並んでおり、一瞬の末脚は使い所さえ間違えなければG1で通用するものと評価すべき(指数61.5)。皐月賞に出走してくるかわからないが、もし、出走してきて内枠に入ってくれば穴で狙ってみたい。

 これで、皐月賞の出走可能順位(アルマワイオリ等、既にマイル路線を選択している馬を除く)は以下のとおり。

1 サトノクラウン  弥生賞1着
1 ブライトエンブレム弥生賞2着
1 タガノエスプレッソ弥生賞3着
1 キタサンブラック スプリング1着
1 リアルスティール スプリング2着
1 ダノンプラチナ  スプリング3着
1 レッドソロモン  若葉S1着
1 ワンダーアツレッタ若葉S2着
9 シャイニングレイ 3650万
10 ベルーフ     2750万
11 ベルラップ    2500万
12 グァンチャーレ  2250万
13 コメート     2200万
14 クラリティスカイ 2000万
15 スピリッツミノル 1900万
15 ミュゼスルタン  1900万
17 ダノンメジャー  1850万
18 コスモナインボール1700万
----------------------------
19 ドゥラメンテ   1650万
19 ポルトドートウィユ1650万
21 アダムスブリッジ 1400万

毎日杯もあるので17位以下はまだ流動的。
これから、予想をこつこつ書き始めたい。


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