日経賞2015予想
人気になっても良くなった!

クライスト教授
10期 予想歴36年

◎クリールカイザー
  10着/3人気

○フェノーメノ8着/2人
▲アドマイヤデウス1着/4人
×サウンズオブアース
×ウインバリアシオン


【人気になっても良くなった!】
◎…田辺から吉田豊になった事は(私的には)不安よりも信頼度が増したと考えている。なぜなら田辺は本質穴ジョッキーであり、前走テン乗り勝ちしていた事が今回不安だったため吉田豊になった事は却って人気になっても勝てる可能性が増した(吉田豊の方が人気馬でも勝つ確率が高い)から。よって自信度も「S」とした!

○…戸崎で先行してくれるなら蛯名などより何倍も信頼できる。上手く行けば(一昨年のように)また勝てるかもしれない。
ただし、同馬はあくまで目標は3連覇の掛かる春天であるからには、ここでムリに勝ちにこだわる必要はないので○のままとした。

▲…同馬も○と同じく目標は春天のはず。
また、前走がいくら休み明け勝ちで上積みが見込めてもここは相手レベルがあきらかに上がり、そこに脚を図る意味もある今回は次走への布石になれば十分の状況。
ならば、近走結果が一息の○の方がより結果を求める点で上回っていると判断して同馬も▲のままとした。

△…以下は上手くいっても3着争いまでと判断できるためあえて△は置かない事とした。

X…圧倒的な鞍上強化(蛯名→ミルコ)なので額面上では勝ち負けしてもおかしくないのは認める。
だが、同馬も目標は春天、初の上位オープン古馬との対戦、期待された4才馬たちが思わしくない結果になっている事を考えると、いくらミルコでも菊以来の今回はさすがに勝てるとは思えないため“あって複勝の状況”ならば人気に推される事からも思い切って消し馬とした。
【予想を当てに行くなら同馬を△に置けばより安全とは思うが、それでは馬券勝負の心が揺らぐのであえてミルコは消す事にしました…あとは実馬券で3連複の安全策を取るか3連単を取るかのみ!】

X…『ミルコですら消し馬になりかねない状況なのに、いくら昨年の勝ち馬でもこの鞍上では好走したらヤラセになってしまう』…消し馬にせざるを得ない。
【感情抜きにしても誰が考えてもそう思うのが当り前。彼を騎乗させてしまった事で同馬の復活好走すら危うくなってしまうかも?…それとも次走で岩田や外人騎手を起用するつもりかも…それなら今回の起用は大いに納得できる。負け必至と言う事で!】

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【不安は前走テン乗り…】
◎…今後の期待値やレース格付けに囚われず、どの馬がここで好走しておかねばならないかを重視。
期待値ならサウンズオブE、格付けなら有馬組を重視する事になる。
だが、ここは春天のステップであり、あくまで現時点における順調さ、展開(脚質)上の有利さ(先行力)、ここで好走を示したい立場を考えると同馬が◎と判断。
ただし、前走テン乗り好走であまり人気に推されるようだと却って騎手がプレッシャーを感じて慎重になりすぎる事が心配。
どうかあまり人気になりませんように!(笑)
○…順調さは疑問視されるが、展開上の有利さが見込める事から同馬を○と判断。
同馬は春天連覇中で一見すると“次走が本番”に見えるが、昨秋が凡走続きであるため『相応に結果を出しておかないと本番好走の見込みが付かない立場にある』と推察した。
▲…○より順調さで優る馬だが、展開上の有利さで見劣る事から▲と判断。
前走休み明けで勝ち、ここでも人気の一角に推されるだろうが、○と反対に前走を勝ってきた事で『菊2着馬との対戦実績(若葉S)から同馬こそ次走が本番の立場にある』と推察した。
△…現時点では空けておく。
X…前走結果だけ見れば好走されても不思議ではない。
だが、菊2着の鞍上が蛯名だったため騎手の動向が懸念される事と、菊以来のレースで(若葉Sの対戦から)能力的に互角以上と思われる▲に順調さで見劣る事から消し馬とした。
X…同馬こそ格付けから巻返しを期待される存在。
だが、順調さで◎・▲に見劣る事、展開上の有利さで○に見劣る事、騎手の動向にも不安がある事から消し馬とした。


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日経賞2015回顧
何度引っ掛れば気が済むのか?

クライスト教授
10期 予想歴36年

次走狙い:アドマイヤデウス
次走狙い:サウンズオブアース
次走危険:フェノーメノ
次走危険:クリールカイザー


狙い…鞍上は順当な技量を見せたし、馬も若葉ステークスで菊2着馬を負かしていただけの能力を見せた。
惜しむらくは2着に福永が入線した事で2着以下がこのレースのヤラセだったのが見えてしまった事だけ。
いずれにしても同馬が次走春天で期待できる一番手になったので次走狙い馬に指名する。

狙い…目標が春天である同馬にミルコは末脚だけの競馬をしただけ。だから良い脚は見せたものの菊以来の競馬で馬券にはならなかった。
それでも、次走もミルコが騎乗してくれれば勝ち馬だけでなく最悪今回の2・3着馬には先着できる可能性は見せたので、次走ミルコが乗ってくれればの条件付きで狙い馬に指名する。

危険…スタートから最後方では同馬は終わったと言う事である。つまり馬がもう走る気をなくしていると言う証拠。
一番の被害者は戸崎であり、蛯名で春天連覇したのもおそらくデキレースだったのだろう。だから2着に福永が来たのである。福永とはそういうジョッキーなのだから。
春天3連覇が懸かっている馬だけに、有馬で先着していた福永の馬には先着するだろうと思っていたのに、まさか全く競馬する気がなくなっていたのには目がテンになってしまった。しかも戸崎騎乗でこの競馬ではもう救いようもない。何しろ戸崎は蛯名と違って実力ある騎手なのだから。
いずれにしても同馬はもう春天どころか平重賞でも好走する事はないと確定しただけに、危険馬どころか引退するしかないだろう。もしもまだ走らせるようなら厩舎の意図を疑うしかない。

危険…フェノーメノの位置取りにも唖然としたが、一番唖然としたのは横山の“偽装逃げ”に何度も引っ掛っている吉田豊のバカさ加減である。
横山典がテンだけ逃げる競馬をする事は周知の事であり、今回もアタマを取るまでは行き脚をつけてもそこからはマイペースで競馬するだけの“偽装逃げ”であるからには、馬ナリでも先頭に立つ競馬をすべきだった。
ところが吉田豊は並走する事すらせず、結果直線で並びかける事さえできなかった。
これで『やっぱりAJC杯はヤラセだった』と言うのが判ってしまい、吉田豊をこれまで少しはマシな騎手と思っていた私の思考が間違っていた事にがっかりさせられた。
こんな騎乗をしているから、世界の恥晒しでしかない「外人騎手通年騎乗」と言う事態になるのである。
所詮吉田豊も福永のお仲間でしかない事が判ったのがとても残念でならない・・・

『何が東のユタカだ。親の方が上手かった横山典に何度も引っ掛っているような騎手だから後藤に〆られるのだ。それとも同じ元メジロ系列の騎手なので横山典の前には行けないのか!』と、思わず画面に向かって叫んでしまった!(苦笑)


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