14期 予想歴32年
◎キャットコイン
7着/6人気
○テンダリーヴォイス12着/9人
▲アースライズ8着/15人
△ココロノアイ10着/2人
×クイーンズリング
阪神改修以降、この桜花賞でははっきりとした傾向がうかがえる。
4年連続ディープインパクト産駒優勝という事実も重要だが、それ以上に大切なのは、『短距離~マイル指向の強いノーザンダンサー系』の血が必ずと言って良いほど保有されているという点だ。
この桜花賞は、前半のゆったりした流れに適応出来る『気の良さ』も問われる事は確かだが、同時に末脚の『トップスピード』と『持続力』もしっかり問われているものと思われる。
さて、今年のメンバー構成を見てみると...ムーンエクスプレスとクールホタルビ、その他にチョロっと微妙な感じのタイプの脚質の馬がいる程度。
ペースが遅くなるのは必至だし、レースの重心も隊列の後ろ側にかかるはずだ。
そこで、『脚を余す展開』という状況も考慮して考えてみたい。
そういう展開ならば、同じ物理特性を持った馬でも『前目の位置取り』で競馬をする馬が有利だ。
桜花賞に対する血統的指向性の強い馬で一番前目の位置取りを取るのは、おそらくテンダリーボイスであろう。
枠順決定前での予想で本命視していたが、外枠だとどうしてもアルテミスSのように気持ちが切れる心配があるので、ちょっと評価を落としておく。
キャットコインもおそらく、前走のような競馬になるだろう。
こちらを中心視したい。
アースライズはスムーズな競馬なら最も不気味な存在。
ココロノアイは何度も言うが、同世代の牝馬の中では体力が抜きに出ている。
『キレ負け』はするが、崩れる事はない。
『△』というよりは、3連複やワイド軸として面白そう。
桜花賞の血統的傾向については、『競馬予想の乱』に掲載されている、夏影ブログ『妄想競馬予想』内の『桜花賞2015予習講座』にて。
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