09期 予想歴19年
次走狙い:ウインアキレア
次走危険:ディアマイダーリン
【LV2=平均下レベル】
・オークストライアル。今年は桜花賞組の参戦はなし。重賞連対馬も不在で2勝馬が4頭のみ。その2勝馬が人気を集める形となった。君子蘭賞組vsフラワーC組と言った感じ。
・勝ったのはシングウィズジョイ。番手からの粘り勝ち。2着は内でロス無く立ち回ったディアマイダーリン。3着も内で競馬したマキシマムドパリ。毎年比較的差しが届くレースだったが、今年は前の馬で決着。これが本番にどう出るか。
◆1着はシングウィズジョイ。
スタートは上々。テンから促して前に行く意志を周りに示す。ただ外からグリシーヌシチーが来た時にはあっさり譲って番手からの競馬に。外目から気持よく追走。折り合いもピタリ。手応え十分に直線で入ってくる。直線には2番手で入る。なるべく一気に踏まずにジワジワと加速。長い末脚を使って後続を完封。完璧な騎乗ぶり。
内枠に入って先行して、早め早めの競馬で押し切る。100点満点騎乗。それだけに次への上積みは…、と言われると。ローテ的に考えても上積みはもう無い。ましてやG1で足りないシングライク一族だけに。このレース4勝となった鞍上もオークスを連勝したことも過去に無く。
◆2着はディアマイダーリン。
スタートは五分。促して前へ。3番手を行きっぷりよく追走。インのポケットを折り合って追走。手応え十分で直線へ。直線は最内に進路を取ろうするが、当然前のシングウィズジョイもそこを簡単に開けはしない。逃げ馬を使ってジワジワとこれを閉めにかかる。それでも開くには開いて、内から猛然と襲い掛かる。一時は勢いが上回ったが、最後は同じ脚色に。多分あと100m走っても着順は変わらなかった。ほぼ完璧に乗っての2着。勝ち馬との力差はある。
◆3着はマキシマムドパリ。
スタートは五分。軽く促して前へ。5,6番手のインに位置。外の各馬が動いていく中、インでやや我慢する形に。直線入口で気合を付けるも反応がちょっと悪い。進路をどうするか迷う中でシングウィズジョイの後を尾行する形。ただ思ったよりシングウィズジョイがスパッと伸びなかったこともあり、渋滞気味ですぐに追い出せなかった面はあった。シングウィズジョイが完全に抜けた後から、これを目標に襲いかかる。バンゴールには一度交わされたのだが、追い出しが遅れた分だけ脚が溜まってきたのかこれを差し返す。残り50mを切ってからの伸び脚はこの馬が一番なほどで、良く伸びてきたのだが3着まで。
立ち回りの上手さを活かした格好の3着。結局勝ち馬との差は前走と同じだけ。直線スッパリ前が開いてても、最後の伸び脚が鈍ったようで逆転は無かったかも。オークスの権利を得るには得たが…。
◆ナガラフラワー
スタートは五分。ただ2完歩めが遅いのか、ちょっと遅れ気味に。それでも早めに中団にまでは巻き返していく。中団外の10番手の辺りか。道中は折り合う。4Cで外を回すがそれほどロスはない。直線は大外に出して末脚を繰り出したが。外からこの馬なりに伸びてきたが、最後は脚色が同じに。7着で入線。
この展開で8枠。如何にも厳しかった。前走のように前目に付ければ残り目もあっただろうが、テン乗りで陣営の指示はおそらくは中団から。動きようもなかった。父がディープやハーツならもう一伸びもあったろうが、ダンスインザダークではこれが精一杯。
◆その他
ウインアキレアは直線で4回くらい詰まった。騎手の進路取りもほぼ最悪に近かったが、無理に最後かなり外まで出したところを見ると馬群を割れないのかも。この馬も君子蘭賞組。ただ、鈍重なコンデュイット産駒。確かも東京芝も京都芝も未勝利。この後、どのレースを使えば勝てるのか…。福島?新潟?関西馬だけに難しい。6月に雨乞いすれば出番もあるだろうが。開き直って一息入れて北海道シリーズに行けば無双出来るかも。
最後にこのレースの来年に向けての備忘録。
毎年難しいレースだが、消せる馬のパターンは毎年共通な気がします。
良馬場で行われた過去のレース結果からパターンを導いています。
【ローテ】
・前走中山マイル戦は消し。
・前走1400m以下は消し。
・前走クラスを問わず10着以下は消し。
【馬体重】
・今回マイナス10キロ以上の馬は消し。※今年初めてマキシマムドパリが3着内に。
【血統】
・ノーザンダンサー系、特にフレンチ~クロフネラインは消し。※過去にヤマトマリオン程度。
【騎手】
・内田騎手が前走、当レースと継続騎乗した馬は3戦全勝。
勝ち負け(仮)※個人ブログ
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