ヴィクトリアM2015予想
ヴィクトリアマイル 2015

13期 予想歴4年

◎ケイアイエレガント
  2着/12人気

○ヌーヴォレコルト6着/1人
▲ウエスタンメルシー18着/13人
△カフェブリリアント5着/4人
×ディアデラマドレ


★予想★
ケイアイエレガントが逃げる。ペースはスロー想定。ミナレットが仕掛けてくる可能性もあって危惧していたが、18番と大外枠に行ってくれた。まぁそこそこマイペースで逃げれるのではないかなと。
マイルのトップスピード戦で良さを出してきた馬を狙い打つ。


◎ケイアイエレガント
勝ち鞍は1600-1800m。重賞に限っても1600-1800mとマイルは適正。
脚質は逃げ。今回は幸運なことに逃げそうな馬がこのケイアイエレガントだけで、レースメイクが割と楽に出来そう。
前走の京都牝馬Sでも、-0.74というトップスピード戦で勝ちきっており勢いも問題なし。こんなに人気がないなら単勝を厚く勝ってもいいぐらいだろう。
スローペースで仕掛けが遅くなった展開なら逃げ切れる。


○ヌーヴォレコルト
勝ち鞍は1600-2400m。重賞に限ると1800-2400mとマイル適正にやや不安を感じる。さらに近走は先行で良さを出しており、この枠は歓迎出来ない材でこれも減点対象。実力は間違いなく一番だが前述の2点で2番手に落とした。圧倒的一番人気だしコケる可能性も少なくない。牝馬は難しいしね。
とはいえ、トップスピード戦で強さを発揮してきたのは間違いないし、1600mのこうやまき賞も相手は物足りないが勝ち切っている。そういう点ではやはり逆らうのも微妙な感じで対抗とした。


▲ウエスタンメルシー
ケイアイエレガントも十分に穴だが、穴担当はこっち、ウエスタンメルシー。
勝ち鞍は1400-1600m。重賞勝ちはないが初音Sでは-0.48を2F連続で出しての勝ち切り。トップスピードがそこそこ問われた戦いで勝ち切った。
脚質は中団から後方なので6枠12番は悪くない。
人気がないところから選ぶならこれ。


☆カフェブリリアント
勝ち鞍は1000-1600m。重賞の勝ち鞍は1400m。1600万下の節分Sは1600m。本質的には1400m-1600mが適正と思うので距離は適正なはず。
三連勝中と勢いは間違いなく、2走前の節分Sは良馬場で-0.44とややトップスピード戦が問われて、骨のあるアデイインザライフに0.1秒差をつけて勝ち切った。
脚質は先行から後方と万能。スロー展開で有利な先行脚質なので1枠2番と枠も絶好になった。


△スマートレイアー
勝ち鞍は1400-1800m。重賞の勝ち鞍は1400m。オープンクラスの大阪城Sは1800m。というわけで、1600mの距離は問題なくこなせるはず。
府中牝馬Sでは0.1秒差でディアデラマドレに負けたが、トップスピード-0.44を2F連続で出すレースで良さを出した。
脚質は中団から後方なので6枠11番は悪くない。
ここまで評価が下がったのは、トップスピード戦で勝ちきれていないという点かな。府中牝馬Sや大阪城Sはややトップスピードが問われている程度なので、もう少し高いトップスピードが必要になるという点では不安材料。


消ディアデラマドレ
スマートレイアーのところでチラッと出てきたが、距離の本質適正が1800m-2000mだと思っているので距離が短いかなと。
トップスピード戦では良さを出しているので、消すのは少し怖いけどね。
まぁ来たら仕方ない。


ウエスタンメルシー(5/15)
「距離短縮は好材料。バランス展開になれば侮れない」
http://rankeiba.jp/suzume/blog/2015/05/-2015-140.html
基礎スピードとトップスピードが両方問われて良さの出るバランス展開タイプ。重賞は未勝利だが勝ち鞍でのトップスピードは-0.48から-0.59。
脚質は中団。初音Sでは大外枠で後方を選択した形。
初音Sでは上がりが33.2。高速馬場には対応している。1000万下だと34.0の上がりだが、レベルを考えると大きく参考には出来ず。馬場が渋るとやや不安が残る。
勝ち鞍の距離は1400m-1600mで距離は適正のはず。


ディアデラマドレ(5/15)
「能力高いが、距離不安」
http://rankeiba.jp/suzume/blog/2015/05/-2015-139.html
高質トップスピードタイプ。重賞戦では-0.44から-0.64。
基礎スピード戦では良さは出ず。マーメイドSではL1が+0.06でそこそこ基礎スピードは問われているが、3Fは+0.66とそこそこ緩くなっており、3F-7Fまでは平均ペースより遅いのがポイント。
脚質は後方タイプ。
府中牝馬Sでは上がりが32.9。愛知杯は重馬場で34.9。高速馬場から重馬場まで対応可能。
勝ち鞍の距離は1800m-2000m。前走のマイラーズCでは今ひとつで1600mはやや不安。


ケイアイエレガント(5/14)
「ペースをコントロールすれば見せ場は大きく作れそう」
http://rankeiba.jp/suzume/blog/2015/05/-2015-138.html
 トップスピード戦で良さを発揮してきたタイプ。勝ち鞍では-0.59から-0.74のトップスピードを使っている。
 脚質は逃げで今回も逃げることが出来そう。ペースをコントロール出来れば強さを発揮するタイプ。
 勝ち鞍は1600m-1800m。京都牝馬Sでは強敵多しのなか上手く握きっており、マイル適性は非常に高い。
 馬場は高速馬場に対応してきている。逃げ脚質的には馬場がそこそこ悪くなっても展開利が働きそうなので馬場には左右されない可能性の方が高い。
 今回はハナを主張しそうな馬もいないので、比較的楽に逃げることが出来そう。ペースもおそらくスローペース、または中緩みのミドルペースを作るのではないかと。今回はそこそこ基礎スピードタイプが多いので、トップスピード勝負になれば非常に怖い一頭になりそうだ。


カフェブリリアント(5/14)
「三連勝と勢いに乗ってG1制覇なるか」
http://rankeiba.jp/suzume/blog/2015/05/-2015-g1-1.html
 基礎スピード戦で良さを発揮してきたタイプ。
 勝ち鞍は1400m-1600m。マイルでは節分Sでアデイインザライフと骨のある馬を撃破しており適性は問題ない。また、L3では-0.44と大きくないトップスピードの質でも対応している。
 ポジションは先行から差しと割と幅広く対応出来そうなのは良いが、内枠が欲しいタイプで、大きなコースロスは避けたい。
 馬場は阪神牝馬Sや中京日経賞で勝ちきっているように、タフになっても問題ない。
 前走の阪神牝馬Sは緩みのない基礎スピード戦で、L1では+0.41と明確に落ちているためトップスピード持続戦。稍重で少しタフだったのか後方のキレが悪く前残り傾向のレースだった。


スイートサルサ(5/13)
「マイルは適正距離で前走は横綱競馬と勢い有り」
http://rankeiba.jp/suzume/blog/2015/05/-2015-137.html
 基礎スピード戦で良さを発揮するタイプ。
 勝ち鞍は1600m-1800m。ユートピアS、長岡Sではそこそこ骨のある馬を撃破しているので適正は問題ない。
 出があまり良くないので、差しから追込の脚質になりやすく大外を回る展開が多い。コースロスがやや大きくなるリスクがあるこ
とを考えると、1600mはかなり向いていると考えても良いだろう。
 馬場は高速馬場から重馬場まで幅広く対応しているので、当日の天気はほとんど気にしなくて良いタイプ。
 前走の福島牝馬Sは見事に白星。3枠6番の好枠だったがやはり大外から捲くっていく競馬。横綱競馬で勝ち切り勢いをつけている。


ヌーヴォレコルト(5/11)
「現牝馬最強説」
http://rankeiba.jp/suzume/blog/2015/05/-2015-136.html
 15'中山記念では、稍重の平均ラップが12.26と時計は遅いミドルペース。L2では-0.56とややトップスピードが問われた。序盤、スタートがバッチリ決まり、そのまま先行内のポジションへと最高の出だし。3角4角辺りでは密集地帯となってしまい、かなりストレスを受ける位置になってしまう。さらに直線を向いてからは完全に包まれてしまう。L1を切ったところでロゴタイプと内ラチの狭いスペースを強引にこじ開けた。内ラチと距離ロスはなかったものの、後半戦は狭いスペースだらけの競馬でかなり負担のかかる競馬だった。それでも勝ち切れるだけの勝負根性は評価すべきだろう。
 14'ローズSでは、良馬場で平均ラップが11.78とそこそこ早いスローペースラップ。レース全体の平均はミドルペースといったところ。L2では-0.68とややトップスピードが問われた。序盤、スタートは上手く決まり、幸いなことに先行勢の中では最内枠という形になった。そのまま先行最内のポジションを確保する。3角4角はスムーズで、直線を向いてからも馬群には揉まれずストレスのない競馬で勝ち切った。
 14'優駿牝馬では、良馬場で平均ラップが12.15とやや遅めのスローペースラップ。レース全体の平均はミドルペースといったところ。L2では-0.85と高めのトップスピードが問われた。序盤、相変わらずスタートは上手い。好位最内のポジションを確保する。直線は前にスペースが出来てからの加速が素晴らしく、超強敵ハープスターを撃破した。
 ヌーヴォレコルトはスタートが上手いのはかなりアドバンテージになっている。最内枠でなくとも内枠よりならばスタートの上手さで最内を確保するのが容易くなっている。非常に大きな武器だと。さらに高質トップスピードの問われる競馬で勝ちきってきているのも要注目だ。前走の中山記念では基礎スピードが問われ、なおかつストレスのかかる競馬でややトップスピードも要求されている。その中で勝ち切ったのはかなり強かったなと。
 大外枠を引いて、なおかつトップスピードの要求されない基礎スピード特化戦になった時に不安は生じるかな。トップスピードが要求されるレース展開なら、よっぽどの不利が働かない限り大崩れはまずないだろうと思っている。


★傾向★
近5年のラップタイムを平均化。
各ラップの差を数値化した。

14'開催
11.54[11.54](M/M)良
+0.86,-0.84,+0.06,-0.04,+0.26,-0.14,-0.34,+0.16
基礎スピード戦


13'開催
11.55[11.55](M/M)良
+0.85,-0.75,-0.15,+0.15,+0.35,-0.15,-0.35,+0.05
基礎スピード戦、L3戦


12'開催
11.55[11.55](M/M)良
+0.65,-0.65,-0.25,+0.45,+0.25,-0.05,-0.35,-0.05
基礎スピード戦、L3戦


11'開催
11.49[11.49](H/H)良
+0.51,-0.89,-0.59,-0.39,-0.19,+0.11,+0.51,+0.91
基礎スピード戦


10'開催
11.55[11.55](M/H)良
+0.65,-0.95,-0.55,+0.15,+0.45,+0.05,-0.25,+0.45
基礎スピード戦、L2戦


近5年を見ると全て基礎スピードが問われており、序盤は早くなる傾向が非常に強い。
ペースに関してはスローは全く見られず、基本的には上位馬もレース全体もミドルペースが多い。ゆえに高質トップスピードが問われにくいレースとなっている。
今回の逃げ馬本命はケイアイエレガントになりそう。そうなるとスローの傾向も大いに出てくるだろう。枠順が要になりそうだ。枠順によってはミナレットあたりがハナを主張する場合もありそうで。
先行勢はカフェブリリアント、ヌーヴォレコルト、ベルルミエール、リトルゲルダあたりがいて、ポジション争奪戦が激化してペースが早くなる可能性は十分だ。


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