ヴィクトリアM2015予想

尾張のうつけ
09期 予想歴19年

◎レッドリヴェール
  4着/3人気

○メイショウマンボ17着/8人
▲カフェブリリアント5着/4人
△タガノエトワール16着/10人


本命はレッドリヴェール
 先週のNHKマイルCでのデータ探しをしていた時に目立ったのはステゴ産駒の東京マイル成績の良さ。特に牝馬での活躍が目立っていた。
 去年は桜花賞以来不遇をかこったものの、ダービー挑戦でミソがついてのもの。前走は負けたがまぁ叩きの一戦だけに問題ない。むしろ馬体重増を好感すべき。
 今回はなんとか430キロ台をキープした。後は鞍上の誠意だけ。

対抗はメイショウマンボ。
 このレースでは毎年来る、一年間不調だった実績馬の復活劇。狙う理由はこれだけ。


後はカフェブリリアントとタガノエトワール。
 1枠の馬が激走するレース。前者はG1で怖いブライアンズタイム産駒、後者は実力馬ということで共にケア。


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ヴィクトリアM2015回顧
~マイル戦で光った、短距離で磨いた末脚~

尾張のうつけ
09期 予想歴19年

次走狙い:ベルルミエール


【LV3=平均レベル】
・戦前は現役牝馬2強と一頭と目されているヌーヴォレコルトが1人気。マイル不安も先行脚質で対応出来ると踏まれての人気となった。切れに切れるディアデラマドレが2人気。
・結果はストレイトガールの勝利。距離不安と目されたが。レースでは最低人気のミナレットがハイペースの逃げ。一瞬あわやのシーンを作った。それを追いかけたケイアイエレガントも2着と好走。このところ高額条件で続いていたスローペース症候群に喝を入れる気持ちの良いレースとなった。

◆1着はストレイトガール。
 前の5番手からの競馬。道中の折り合いはよく5番手で直線へ。早めに仕掛けていく。直線はッばの3分処から猛追。最後の最後で交わした。
 前にいた馬の中では実績のあった馬。よくあのペースで脚が溜まったなと。これが短距離の差し馬として活躍していた馬の矜持か。中距離(緩いペース)の差し馬との適性の違いが、今日のレースにはハマったということだろう。ミナレットの逃げに感謝したい1頭だろう。去年も勝てたレースではあったが、全く違う展開で来られたことはこの馬の地力の高さを思わせる。

◆2着はケイアイエレガント。
 促して前へ。早々に先手争いは決着が付いたこともあり、ハナを奪うような無理なことはしない。離れた2番手を追走。実質的には逃げのかた地。直線入り口ではてごたえがあった。残り100mで逃げるミナレットをとらえたが、最後の最後で差されて2着。気持よく行けると本当にしぶとい。
 ミナレットが離して逃げたこともあり、実質的には逃げる形に。直線は前で粘るミナレットを自分で捕らえに行く形に。去年もこのレースでそう負けていなかったが。ただここまで頑張るとは驚き。好走馬が内枠に集中したレースで内枠も良かったか。

◆3着はミナレット。
 好発。ポンと前へ。かなり速いペースで後続を引き離しての逃げ。11秒台前半のラップを刻みつづける速いペースでの逃げ。直線に入っても脚色鈍らず、ひょっとするかもと思わせたほど。最後は捕まったが、危なげのない3着。
 初だった東京マイルで気風のいい逃げっぷりで一頭だけ別のレースをしていた。とにかく超抜のスタートを切ったことにより、他馬が競りかけて来なかったのが大きかった。2F目で11秒台を割らなかったのが、頑張れた理由か。ただの血統とこの戦績でここまでやれるとは。とても買えない。

◆レッドリヴェール
 馬の行く気に任せて前へ。4番手で直線へ。直線は馬場の2分処。追い出してからはジリジリと言った感じの伸び。自身の後ろにいたストレイトガールとは雲泥の差だった。それでも位置取りの良さもあって4着へ粘り込んだ。
 前々で流れに乗せてのレース。前走のレースぶりは一息だったが、2戦目で騎手も馬の特徴を掴んだか。伸びれなかったのは不満も、そこまで悲観する内容ではない。今後も馬体重がカギとなりそうで、滞在の北海道や、関西圏の方が怖い存在。

◆カフェブリリアント
 五分のスタートも今日は意識的に下げた。中団折り合って追走。直線には6番手くらいで入ってくる。直線はちょっと追い出しを我慢したのか少し溜めがったあったように思える。ジリジリと伸びてきたが5着まで。
 初のG1となった今回で掲示板。今回は前走よりも位置取りを下げた。レッドリヴェールくらいの位置取りだったらもう少し面白い結果になっていたと思う。最後の最後もう一伸びして、1,2人気馬を振り切り5着に入ったようにいい脚は持っている。

◆ヌーヴォレコルト
 前の6番手からの競馬。ストレイトガールを見る位置に。直線入り口では7番手辺りか。早々から追い出されていたが、ストレイトガールにはあっさり引き離される。内にいたカフェブリリアントにも追い負けて6着。
 中団に付けての競馬。直線は伸び負け。もう少し前に付ければ、という話もあったが、多分そうしたら終いのキレも鈍っていたのではないか。今日の流れではこの着順が妥当だったように思える。オークスを勝っているように本質的にマイルは短いのだろう。上がり的にも35.5が自身の壁かも。あの世界のジャスタウェイも辛勝だったし、ハーツクライ産駒を1人気でG1で買ってはダメなんだと思う。それくらい難儀が血統。

◆ディアデラマドレ
 出遅れ。一完歩目が遅い。後方のインを追走。直線入口で内から大外へ。ここでの持ち出しは上手にやった感じはある。直線は外から目を引く伸びを見せたものの、最後の50mは同じ脚色に。
 終い必ず脚を使うことは評価できるが、今日の競馬ではノーチャンス。マイル戦でペースが速くてもダメ、遅くても前走のようにダメ。ということを考えれば結局はマイル向きの馬ではないということなのだろう。

◆タガノエトワール
 出遅れ。中団のインからの競馬。折り合いは付く。4Cではインを回す。内から伸びずバテずと言った足で後方で入線。
 今までもマイル、1400mで崩れてきたように、マイル以下で脚が溜まらない。1800m以上でこその馬の感。

◆メイショウマンボ
 後方からの競馬も行きっぷりが悪い。後方で直線に入り、直線は大外に。縦長の展開も相まってここでの距離損はそれほどない。直線は外から大して脚を使わず。
 レースに大して馬の気持ちが前向きではないのだろうか。引退の文字がチラつき始め…。

◆ベルルミエール
 誰がどう見てもマイルは長い。マイルに使うくらいならスプリントに使うべき。先達のパドトロワのように、夏の北海道のスプリントシリーズなどを目指せば、サマースプンリター王は取れる逸材。


勝ち負け(仮)※個人ブログ
http://u2ku2k.blog.fc2.com/


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