14期 予想歴18年
◎サトノクラウン
3着/3人気
○ドゥラメンテ1着/1人
▲リアルスティール4着/2人
△アダムスブリッジ17着/11人
世代の頂点を競う日本ダービー、今年もしっかり予想していきたいと思います(長文になります)。
5月31日(日)東京10R 日本ダービー 東京2400m
1.サトノラーゼン(ディープインパクト) 59.2<指数6位>
2.タンタアレグリア(ゼンノロブロイ) 57.5NS
3.コメート(ブラックタイド) 55.3↓
4.グァンチャーレ(スクリーンヒーロー) 57.9↓
5.ダノンメジャー(ダイワメジャー) 56.6S↓
6.ポルトドートウィユ(ディープインパクト) 58.7
7.レーヴミストラル(キングカメハメハ) 59.3NS<指数5位>
8.ベルラップ(ハーツクライ) 51.4↓
9.コスモナインボール(ハイアーゲーム) 57.2S↓↓
10.ミュゼエイリアン(スクリーンヒーロー) 58.4↓
11.サトノクラウン(Marju) 62.4↓<指数2位>
12.アダムスブリッジ(ゼンノロブロイ) 59.4NS↓≠
13.リアルスティール(ディープインパクト) 62.2↓<指数3位>
14.ドゥラメンテ(キングカメハメハ) 63.3↓<指数1位>
15.ミュゼスルタン(キングカメハメハ) 60.4S↓<指数4位>
16.スピリッツミノル(ディープスカイ) 57.4
17.キタサンブラック(ブラックタイド) 59.5↓
18.タガノエスプレッソ(ブラックタイド) 55.3↓
◇スカイポットによる予想(天星指数及びリスク)の見方
→http://baryutensei.com/008tenseiindex.htm
<傾向分析>
1.上がり実績
過去10年の馬券圏内馬30頭中、上がり連対実績がなかったのは0頭(芝に限定するとアポロソニックのみ該当)。上がり連対実績が条件戦以上でなかった馬は3頭(アントニオバローズ、ベルシャザール、アポロソニックでいずれも3着)だけ。また、勝ち馬はメイショウサムソンを除く9頭がマイル以上の重賞で上がり1位経験を持ち、連対馬でマイル以上の条件戦以上の上がり1位実績がなかったのはアサクサキングスとイスラボニータのみ。BPR1~5(逃げ~先行)馬を除けば、ほぼ全ての馬が条件戦以上で上がり1位実績を持つ(例外はイスラボニータだけ)。
2.血統系統
父はSS系が多く、過去10年の3着以内馬30頭中20頭に入っている。次はND(ノーザンダンサー)系だが4頭、MP(ミスタープロスペクター)系3頭(いずれもキングマンボ系)、RO(ロベルト)系3頭と圧倒的である。母父はND系が多く、30頭中12頭に入っていて、SS系4頭、MP系3頭、GS(グレイソヴリン)系3頭、NB(ネヴァーベンド)系2頭と比較してこちらも優勢である。
3.指数
多くの年では、距離により調整した指数の上位1位~6位馬が馬券圏を占めている。青葉賞や京都新聞杯からの臨戦から馬券圏に入れたのは指数59台以上、マイルからの臨戦から馬券圏に入れたのは指数63台以上だった馬がほとんど。昨年のアポロソニックは事前指数が低く、先行(タフ)系SHP馬だったと認識するしかない。昨年3着で穴をあけたマイネルフロストも指数8位だった。11位以下は軽視したい。
4.手応え
オークスと比べて、手応えの良い馬でも末脚SHPが強烈な高指数馬は順当に好走でき、手応えの悪い馬も逃げ先行馬かつ東京又は京都で重賞好走実績があれば可能性がある。
5.走法
オークスと同様、脚が長い振り出し走法馬の指数上昇に警戒をする。
6.コース適性
オークスと同じ条件だが、前5走における東京、京都、小倉、新潟の芝1800m以上のレースで、未勝利戦又は条件戦の4着以下かつ0.4秒差以上負け、OP以上の6着以下かつ0.6秒差以上負けがある馬の3着以内は過去10年でいない。
上記の観点から今年のレースを予想していきます。まず、ダービー勝ち馬の傾向であるマイル以上の重賞で上がり1位実績を持つ馬は、サトノクラウン(G3)、ドゥラメンテ(G1)、ミュゼスルタン(G1)、リアルスティール(G2)。傾向からは、この4頭のいずれかが勝利する可能性が高いということになります。また、マイル以上の条件戦、OPでの上がり1位実績馬はアダムスブリッジ(OP)、タンタアレグリア(条件)、ベルラップ(条件)、ポルトドートウィユ(OP)、レーヴミストラル(条件)。
今年は皐月賞連対馬がともに勝ち馬の傾向に該当しています。ちなみに、昨年のイスラボニータの救助データとなった皐月賞の上がり3位馬で、検討に追加すべき馬はいません。
続いて、父の血統にSS系、母の血統にND系を持つ馬をプラス評価します。前者は、アダムスブリッジ、キタサンブラック、コスモナインボール、コメート、サトノラーゼン、スピリッツミノル、タガノエスプレッソ、タンタアレグリア、ダノンメジャー、ベルラップ、ポルトドートウィユ、リアルスティール。後者は、アダムスブリッジ(※)、コスモナインボール(※)、スピリッツミノル(※)、ダノンメジャー(※)、ポルトドートウィユ(※)、ミュゼスルタン、リアルスティール(※)。※は両方該当
持ち指数が11位以下となるグァンチャーレ、コスモナインボール、コメート、スピリッツミノル、タガノエスプレッソ、タンタアレグリア、ダノンメジャー、ベルラップは消しとします。2000m超で指数59以上の馬は、レーヴミストラル、サトノラーゼン。ポルトドートウィユはぎりぎりなので保留。
コース適性では、グァンチャーレ、コスモナインボール、コメート、スピリッツミノル、ダノンメジャーが軽視条件に該当します。
手応えと走法は特筆すべきものがあれば以下の各馬展望(残留馬のみ)に記載します。
と、ここまではオークスと同じ分析項目で見ていきました。今回のダービーで難しいのは、人気の3頭が能力上位であり、実績もあること、皐月賞でも上がり1,2位と末脚にも実績があることで、過去ほとんどないですが、人気馬のワンツー(あるいは3連複1点)で決まっても不思議ではないところ。もう少し分析を進めてみます。
過去23年の、皐月賞1着馬(★)、同2着馬(☆)、同3着馬(*)、同1番人気馬(◆)及び弥生賞馬(◇)の、東京・京都のマイル以上の重賞(マイル重賞は当年のみ)又は1800m以上のOPにおける3着以内実績馬のダービー成績は下記のとおり。(不出走馬を除く)
2015:★ドゥラメンテ(共同通信(2)→?)、☆リアルスティール(共同通信(1)→?)、*キタサンブラック(なし→?)、◆◇サトノクラウン(東スポ(1)→?)
2014:★イスラボニータ(東スポ(1)、共同通信(1)→2着)、☆◆◇トゥザワールド(若駒S(1)→5着)
2013:★◆ロゴタイプ(なし→5着)、☆エピファネイア(京都2歳(1)→2着)、*コディーノ(東スポ(1)→×)
2012:★ゴールドシップ(共同通信(1)→5着)、☆ワールドエース(きさらぎ(1)→4着)、*ディープブリランテ(東スポ(1)、共同通信(2)→1着)、◆グランデッツァ(なし→×)、◇コスモオオゾラ(なし→×)
2011:★オルフェーヴル(シンザン(2)、きさらぎ(3)→1着)、☆◆◇サダムパテック(東スポ(1)→×)
2010:★◆◇ヴィクトワールピサ(京都2歳(1)→3着)、☆ヒルノダムール(若駒(1)→×)、*エイシンフラッシュ(萩(3)→1着)
2009:★アンライバルド(京都2歳(3)、若駒(1)→×)、☆トライアンフマーチ(なし→×)、*セイウンワンダー(なし→×)、◆◇ロジユニヴァース(なし→1着)
2008:☆タケミカヅチ(共同通信(2)→×)、*◆◇マイネルチャールズ(なし→4着)
2007:★ヴィクトリー(なし→×)、☆サンツェッペリン(なし→4着)、*フサイチホウオー(東スポ(1)、共同通信(1)→×)◆◇アドマイヤオーラ(シンザン(1)→3着)
2006:★メイショウサムソン(東スポ(2)、きさらぎ(2)→1着)、☆ドリームパスポート(京都2歳(2)、きさらぎ(1)→3着)、*フサイチジャンク(若駒(1)→×)、◆◇アドマイヤムーン(共同通信(1)→×)
2005:★◆◇ディープインパクト(若駒(1)→1着)、☆シックスセンス(京都2歳(3)→3着)、*アドマイヤジャパン(なし→×)
2004:★ダイワメジャー(なし→×)、☆◆◇コスモバルク(なし→×)
2003:★◆ネオユニヴァース(きさらぎ(1)→1着)、☆サクラプレジデント(なし→×)、*◇エイシンチャンプ(京都2歳(1)→×)
2002:★ノーリーズン(なし→×)、☆タイガーカフェ(なし→×)、*◆タニノギムレット(シンザン(1)、NHKMC(3)→1着)、◇バランスオブゲーム(なし→×)
2001:☆ダンツフレーム(きさらぎ(2)→2着)、*ジャングルポケット(共同通信(1)→1着)
2000:★エアシャカール(なし→2着)、☆◆ダイタクリーヴァ(シンザン(1)→×)
1999:★テイエムオペラオー(なし→3着)、☆オースミブライト(京都3歳(1)→4着)、◆アドマイヤベガ(なし→1着)、*◇ナリタトップロード(きさらぎ(1)→2着)
1998:★セイウンスカイ(なし→4着)、☆キングヘイロー(東スポ(1)→×)、*◆◇スペシャルウィーク(きさらぎ(1)→1着)
1997:★サニーブライアン(なし→1着)、*フジヤマビザン(なし→×)、◆メジロブライト(共同通信(2)→3着)、◇ランニングゲイル(京都3歳(1)、若駒(2)、プリンシパル(3)→5着)
1996:★イシノサンデー(なし→×)、☆◆ロイヤルタッチ(きさらぎ(1)→4着)、*メイショウジェニエ(なし→3着)、◇ダンスインザダーク(きさらぎ(2)、プリンシパル(1)→2着)
1995:★ジェニュイン(なし→2着)、☆タヤスツヨシ(共同通信(2)→1着)、*オートマチック(なし→3着)、◆ダイタクテイオー(なし→×)
1994:★◆ナリタブライアン(京都3歳(1)、共同通信(1)→1着)、*フジノマッケンオー(なし→4着)、◇サクラエイコウオー(なし→×)
1993:★ナリタタイシン(シンザン(2)→3着)、☆ビワハヤヒデ(共同通信(2)→2着)、*シクレノンシェリフ(なし→×)、◆◇ウイニングチケット(なし→1着)
1992:★◆ミホノブルボン(なし→1着)、☆ナリタタイセイ(若駒(1)、NHK杯(1)→×)、*スタントマン(京都3歳(1)→5着)
全体(16.8.9.7.5.29)
うち、共同通信杯又はきさらぎ賞で3着以内の実績がある馬は(8.4.2.2.1.3)となっています。このうち、4着以下の馬は、4角で二桁番手だった、ゴールドシップ、ワールドエース、タケミカヅチ、アドマイヤムーン、ロイヤルタッチと引っ掛かったフサイチホウオー。
ドゥラメンテとリアルスティールは控えすぎなければ好走可能と思われます。サトノクラウンは、東スポ杯の価値が、過去の傾向を見る限り大きくないので、このデータでは特に推奨できないです。一方、東京と京都で目立った実績のないキタサンブラックは軽視材料になります(「なし」の馬は(5.2.3.4.1.17)と着外が多くなっています)。
なお、過去23年の弥生賞馬の成績をまとめると(4.2.2.1.2.7)。このうち、皐月賞1番人気だった馬は(4.0.2.1.1.3)。更に、弥生賞のテン3F-上がり3Fが0.9秒以上のスローペースだった年を除くと、(4.0.2.0.1.1)。このデータではサトノクラウンも好走できそうに思います。
上位人気馬の敗退パターンは大きく分けて、「位置取り(展開)」、「距離条件(適性)」、「折り合い(気性)」、「能力」。近年、能力がなくて上位人気になることはほぼないので、3パターンについて検討しておく必要があります。
ドゥラメンテの推奨要素としては、指数1位であること、データアート(http://baryutensei.com/31derb.htm)で『★皐月追』に該当し、唯一の称号馬となっていることに加え、1番人気であること。過去23年のダービー1番人気馬の成績は(14.4.2.1.0.2)。消えた3頭は、前のデータにも登場したワールドエースとフサイチホウオー、極悪の不良馬場だった年のアンライバルドです。アンライバルドも4角二桁番手でした。思いきり下げなければまず安定かと思うのですが、共同通信杯で引っ掛かったことがある馬で、外枠、皐月賞で追い込んでいる(BPRは追込となる)点は気になります。また、今年の皐月賞はマイラーの台頭しやすい高速時計決着であったこと、手応えが良いこと、父が過去データで圧倒的なSS系でないこと(キングマンボ系は実績があるので問題ないかもしれないが)という面も考慮すると、「位置取り(展開)」、「距離条件(適性)」、「折り合い(気性)」の全てにおいて実は弱点があったというケースも考えられます。鞍上のイメージから、当初はここから流せば簡単と考えていたのですが、もう少し考えましょう。
リアルスティールは指数3位で、データアートでは称号も烙印もなし。推奨要素はスタートが良く先行力もあって、好位を楽に取りにいけること、前述の皐月賞2着かつ共同通信杯好走歴ありに該当するだろうこと、血統系統が黄金パターンであることです。リスクについては、馬の素質を殺してまで鞍上が控えすぎてしまわないかという観点で「位置取り(展開)」、マイル実績馬が多い矢作厩舎であり、この馬もマイラーだったという「距離条件(適性)」のオチか。しかし、レースVTRを見直した感じでは距離はこなせると思います。例えばスプリングSはスローでしたが、直線に入ってからようやく進路を確保するという乗り役のヘグり。また、データの観点で減点要素を提示しておくと、過去23年の当日2番人気馬の成績は(2.3.0.2.5.11)。ライバルと目された馬は惨敗が異様に多いです。ジンクスといえども気持ちが悪いです。ちなみに、2番人気で馬券に絡んだ馬は、ロジユニヴァース、インティライミ、アドマイヤベガ、ジェニュイン、ビワハヤヒデの5頭。
サトノクラウンが指数2位で、データアートでは称号も烙印もなし。皐月賞の指数出しをやり直したところ、出遅れ及び大きく外に膨らむロス等を考慮し、リアルスティールとは同程度の能力があるという結果になりました。元々は中団くらいの位置を取れる先行センスは持っていて、前につける意識の高いルメール騎手ですから、後方におかれることはほぼないと考えます。また、血統系統にSS系がないのは不安材料ですが、父ND系は距離不安のある馬が少なく、この馬は平坦ラップだった2000mの弥生賞で優勝していますから、スタミナの証明はできているかと思います。
現時点では、多少妙味込みで◎サトノクラウン、○ドゥラメンテ、▲リアルスティールの順とします。
残留馬の中から、まずは軽視対象馬を。
・キタサンブラック(北村宏騎手 上がり:新馬二位、血統系統:SS系×PG系)
上がり連対実績は新馬戦まで遡らなければなく、血統系統では過去10年で一度も登場していないPG(プリンスリーギフト系)が母父に入っています。データアートでは「関連無」に該当しており、外枠に入ってしまったことを踏まえれば、基本的には軽視で良いでしょう。サトノラーゼンに圧勝したこともあるので、良くて3着のイメージです。
・ミュゼスルタン(柴田善騎手 上がり:G1一位、血統系統:MP系×ND系)
NHKマイルCでは本命に推しましたが、スローペースの展開に泣き、3着に上がるのが精一杯。それでも、指数はメンバー1位であり、今回のメンバーでも調整指数は4位と通用しておかしくないもの。ただ、データアートでは「関連無」、「哩杯削」に該当しており、黄色信号。この馬は1600mまでしか連対経験がないのですが、過去23年、1800m以上で連対経験のない馬の馬券圏は1995年のオートマチック、1992年のライスシャワーの2頭しかおらず、近年は挑戦する馬も少なくなっていますが、いずれにせよ全滅しています。上記の2頭も父の血統がブライアンズタイムとリアルシャダイなので、血で走ったと思しき激走です。ミュゼスルタンは父ロベルト系ではありませんので、経験値が足りないように思われます。
・ミュゼエイリアン(横山典騎手 上がり:G3二位、血統系統:RO系×MP系)
昨年穴をあけたマイネルフロストと似た馬柱ですが、あれは内の良いバイアスで内枠から終始内を走って粘りこんだもの。上がり実績が強調できないこと、スタートもあまり良くなく思い切った先行策を採れるかも疑問であること、血統系統的にSS系が入っていないこと、データアートでも「関連無」「基礎格」「毎日削」の3項目の減点データに該当していることから、軽視妥当と思います。
また、おさえ候補馬を紹介します。
△ポルトドートウィユ(武豊騎手 上がり:OP一位、血統系統:SS系×ND系)
きさらぎ賞の好走(2着)が、ダービーとは相性が良く、データアートでも烙印がついていません。指数も最近はやや停滞していますが、それなりの高さをキープしており、G1で好走の多いディープインパクト産駒。内枠の利が得られるならおさえて良い馬でしょう。流石武豊と唸らせてほしいです。
△アダムスブリッジ(和田騎手 上がり:OP一位、血統系統:SS系×ND系)
順調さを欠いて皐月賞を回避しました。データアートでは「関連無」に該当していますが、それまでのレースぶりから能力はポルトドートウィユ以上とも考えられ、差せる馬場であれば狙ってみたい1頭です。ゼンノロブロイ産駒は阪神コースを苦手としており、東京でパフォーマンスを上げてくるとも考えられます。
注レーヴミストラル(川田騎手 上がり:条件一位、血統系統:MP系×GS系)
G2になってから青葉賞勝ち馬はコンスタントに馬券に絡んでいます。データアートでは「青葉削」に該当していますが、好走可能な指数水準をクリアしているので、追込みが通用するバイアス条件であればおさえておいてもよいかと思います。キャリア2戦目の未勝利戦ではサトノラーゼンに負けていますが、内容(指数)はこちらがかなり上回っており、その後の3連勝は順当のものでした。
注サトノラーゼン(岩田騎手 上がり:条件二位、血統系統:SS系×RO系)
データアートでは「京新削」に該当してしまっています。先行センスはメンバー中でもかなり良いほうで、まず、強引に行くだろうスピリッツミノルのすぐ後ろにつけて抜け出すだけの形を狙えるのではないでしょうか。ただし、展開的にスピリッツミノルが強引に行きすぎた場合、4角あたりで脱落するおそれもなきにしもあらずで早めに先頭に立たされると辛いような。あくまでも嵌ったらという印象です。
馬場バイアスは、TBIの分析上、縦も横もフラットとなりました(雨の影響はなしと想定)。昨年の内粘りによる穴もこれでほぼないと考えられ、サトノラーゼンは消しとします。また、ポルトドートウィユとアダムスブリッジの評価も、直接対決で勝利しているアダムスブリッジを上とします。ドゥラメンテやリアルスティールの好走率も上がりそうで、本命はサトノクラウンのままとしますが、馬券選択においては、あまり差がつかない組み方になりそうです。
(参考)http://baryutensei.com/report/1505bt-derbTBI.pdf
tipmonaとは?