08期 予想歴14年
◎ディープスカイ
1着/1人気
○レッツゴーキリシマ9着/8人
▲セッカチセージ16着/16人
×サトノプログレス
×ファリダット
【ヒモ穴注】ペース:M~H
パンパンの良馬場ならディープスカイで「頭鉄板」と思えた一戦もあいにくの雨馬場で難解。終日雨の土曜の東京・芝コースは水準より1秒ほど時計のかかる状態、日曜も引き続き小雨が降り続くという。土曜メインのプリンシパルSでは勝負処2番手以下が内を空けて進路をとっていたが、2着アグネススターチが内ラチ一杯を逃げ粘ったこと、9R高尾特別1着コスモベルが内を突いてきたことからインが全くダメというわけではなく、若干外有利の馬場状態とみる。
☆タイム分析に基づくスピード指数比較
(当該レース基準タイム=「104」)
108ディープスカイ
106ゴスホークケン
105ファリダット
102レッツゴーキリシマ
100ドリームシグナル
098サトノプログレス・ブラックシェル
ダート
099セッカチセージ
※古馬1000万クラス=「100」、0.1秒=「1」
大波乱となった昨年は指数のMAXが102(トーホウレーサー)の構成で、指数95→100→96の3頭で決着。今年は昨年に比べると若干底上げされたメンバー構成という感。
古馬OP級の時計決着となった毎日杯、そのレースレベルの高さは2着アドマイヤコマンドの青葉賞快勝が証明済み。毎日杯1着ディープスカイはそれまでにも豪快な差し脚を披露していたが、前走はHペースでの追走になったにもかかわらず脚色が鈍ることなく突き抜けた。阪神芝1800外回りコースでのHペース快勝は、条件近似のNHKマイルC制覇へ向けて視界良好。極端にノメるような場面さえなければ「頭鉄板」とまでいかずとも「単有望」と判断して本命。
前走ひと息のゴスホークケン。好内容だった朝日杯とほぼ同様の追走ペースだった前走惨敗は落鉄だけではかたづけられず、全幅の信頼は置き辛い。連下まで。
良血ファリダットの懸念は距離延長。前走は時計優秀も掛かり気味の追走。阪神芝1400m内回りコースでは誤魔化せても、東京マイルでは不安の残る内容だった。当レースで距離延長組は過去〔2・2・5・63〕で、距離短縮組〔5・4・5・49〕と比較して明らかに劣勢。また距離延長で連対果たした4頭は東京芝1400で施行されたNZTからの臨戦。渋化した馬場で折合の不安が多少緩和されるかもしれないが、そもそも上がりの脚の絶対値もイメージほど高くなく、人気も衡量して危険馬としたい。
皐月賞で対抗に推したレッツゴーキリシマ。能力の裏付けは当時述べた通りだが、前走は見せ場たっぷりもラストひと息は距離の壁か。距離短縮+馬場渋化歓迎(父メジロライアン)と条件好転して今回は見せ場以上の期待。朝日杯、京王杯2歳SでLキリシマと差のない競馬をみせたドリームシグナルも、同様に距離短縮+馬場渋化歓迎で要注目。
NZT快勝のサトノプログレスは前走が特殊なペースでの勝利+本質的に斬れる脚がないことから、府中での大一番への適性疑問。
大穴ならヒヤシンスS3着のセッカチセージ。芝は未経験も、好時計決着の前走で2着ダイワマックワン(芝OP勝ちの実績)、4着ナンヨーヒルトップ(次走芝OP2着)らと接線を演じており大駆けの可能性は秘めている。
☆展開
例によってダンツキッスイの離し逃げ。離れた番手にエイムアットビップ、レッツゴーキリシマ、好位でゴスホークケンら、中団以降にディープ、ファリダットなど。バラけた展開で直線に向いての差し比べ濃厚。
☆結論
◎ディープスカイ
○レッツゴーキリシマ
▲セッカチセージ
☆ドリームシグナル
△ゴスホークケン・ブラックシェル・エーシンフォワード
☆馬券
今回の肝はディープスカイの馬場への適性。適性の有無だけで単オッズが5倍もつくのであればギャンブルとしては上等。
単勝を厚めに。
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