宝塚記念2015予想
これなら逆らえない

nige
11期 予想歴22年

◎ゴールドシップ
  15着/1人気

○ワンアンドオンリー11着/4人
▲ヌーヴォレコルト5着/3人
△ラブリーデイ1着/6人


本命は、ゴールドシップ
前走は、適性に合わない天皇賞・春でしたが、仕掛けるタイミングが絶妙。

2015年 天皇賞(春) 12.7-11.4-12.0-12.5-12.8-12.2-12.1-12.8-12.4-12.3-12.5-12.0-11.7-11.8-11.5-12.0

ゴールドシップが進出したのは、残り1200〜1000mの12.5秒と緩んだところ。
仕掛けがもう少し遅かったら全体のペースが上がっていたので、去年と同じ結果になっていたはず。紙一重の勝利。


先週の馬場で、内枠なら、嫌う予定でしたが、中間で雨がしっかり降って、昨日の馬場を見ていると、今日は良馬場ですが時計がかかる馬馬で、枠は外枠。
これなら逆らえない。

この馬は、軽い馬場が苦手。
理由は簡単で、瞬発力がないので後方から早めに動いてスピードに乗らせて長くいい脚を使って勝つ馬なので、早めに動くところの残り1000~600mのラップが軽い馬場だと11.5~11.0秒になる。
それを外から捲るには、かなり速い脚を使わないと無理でその脚がゴールドシップは使えません。
これが重い馬場だと12.0秒ぐらいになるので早めに動いて前に行くことが可能になり、いいパフォーマンスを出せます。

また、2200mは距離としては短いのですが、阪神2200mはスタートから1コーナーまでが長いので、スタートで遅れてもじっくり前に出して行けることで、距離不足を位置取りでカバーして良い結果が出ています。

今回の出走メンバーは、去年と同じ前に行く馬が少ないので、1コーナーまで速いペースにはならないはず。
そうなれば、いい位置が取りやすく、前半は好位外で追走して、後半のロングスパートからの持続力勝負に持ち込みやすくなる。
横山典弘騎手が、しっかりいい位置を取りに行って、仕掛けるタイミングさえ間違えなければ、勝てると考えています。



対抗は、ワンアンドオンリー
ドバイ帰りの状態は気になりますが、逆転があるならこの馬が、一番可能性があるかと思っています。

軽い馬場で瞬発力勝負だったダービーで勝っていますが、これまでにない好スタートが決まったことで勝てたレース。
この馬の適性が見えるレースが、神戸新聞杯。

このレースは、スタートは半馬身ほど遅れて無理して前に出して行かず、そのまま出たなりで後方3番手の内で追走。残り900mから動いて大外から動いてサウンズオブアースに蓋をしつつ、サトノアラジンに並びかけて直線へ。
しばらく並走してサトノアラジンを競り落として、外から伸びてきたサウンズオブアースに完全に交わされたが、もう一度差し返して勝利。

最後は差し返したように見えるが、実際はワンアンドオンリーが粘っているところを、サウンズオブアースが坂で失速しただけ。


この馬は、上がり上位の脚を使いますが瞬発力はあまりなく、トップスピードに入るまでが時間がかかるので、勝負どころではあまり差は縮まらず、相手が止まりだしたラスト1Fのところで一気に差を詰めて来る馬。
だから、早めに動いて瞬発力勝負にせず、最後差し返したのはこの馬の特徴がよく出たレース。
※菊花賞の出走予定馬評価にも同じことを書いています。


この適性は、重い馬場で急坂がある阪神コースで、ゴールドシップが早めに動いてロングスパート勝負からの持続力が問われる流れは大歓迎。
ゴールドシップを追いかけるように進出して、どこまでついて行けるか楽しみな馬。



単穴は、ヌーヴォレコルト
前走は、高速馬場の東京1600mの流れに対応できずに6着。
オークスを勝っていますが、速い上がりで勝ったのではなく、早めに抜け出してそのまま粘ってハープスターの追撃をしのいだレースなので、軽い馬場が得意というわけではない。

それでも、能力が抜けていると考えて、前走で本命にして「不安は、スローで33秒台前半の速い上がりが求められる展開になった場合」と書いたレースになり撃沈。


この馬は、総合力が高い馬。
その為、ペースが落ち着いてしまうと、抜けて速い上がりを使える馬(トップスピードの速い馬)に差される可能性が出てきます。
それで負けたのが、エリザベス女王杯であり、下げ過ぎた秋華賞。

時計がかかる馬場で、平均ペースで地力が問われるレースになった、中山記念では、ロゴタイプを撃破して、時計がかかる馬場で適性を見せているので歓迎。

今回は、重い馬場でロングスパート勝負で、この馬の力が出せる条件になると考えています。
勝つとしたら、先行て追走して、ゴールドシップより先に抜けだして、一瞬の脚で差を広げてそのまま押し切るレース。
後ろにいると、追いつくまでは出来ても、ラスト1Fの持続力勝負でついて行けなく。


4番手は、ラブリーデイ
2走前・3走前は、分かりやすく距離が長くて、結果出ず。
前走の鳴尾記念で、中距離に戻して、内回りで中山金杯でみせた持続力が活きる舞台で、あっさり勝利。
重い馬場の適性があるかは、時計の出る馬場ではあったが中山金杯を勝ち、稍重だった小倉記念で2着があり、高速馬場よりかは、上がりがそれなりに掛かった方がいい馬なので、サッパリではないはず。

中距離の平均的なラップで、持続力が問われるレースは歓迎。
好位追走で、粘ることができれば、馬券圏内に残っても。



<予想>
◎15ゴールドシップ
○7ワンアンドオンリー
▲11ヌーヴォレコルト
△16ラブリーデイ

<買い目>
3連複BOX(4点)
7,11,15,11
(30.8〜145.1倍)


馬連+3連単1着固定にしようとしましたが、馬連のオッズは低く、押さえを買うとゴールドシップが勝っても3連単にする意味がほとんどなくなるので、3連複にしました。

去年よりは、メンバー揃っているし、無理をしなくてもという気持ち。
当然、強弱を付けます。


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