安田記念2009予想
9回目は当てます。

みみくん
09期 予想歴8年

◎スーパーホーネット
  7着/3人気

○ウオッカ1着/1人
▲スズカコーズウェイ12着/7人
×ディープスカイ


コースはCコース。前々日段階での馬場状態は良とのこと。雨が降っているようですが…。

本命はスーパーホーネット。
去年の惨敗から1年。当馬は力をつけました。本命視されたマイルチャンピオンシップは惜敗。香港でのレースを経ての4月の復帰戦。レース結果は僅差だったのですが、勝利を収めたこと自体を評価します。
間隔をしっかり取っての本番。最終追い切りは、前回同様の併せ馬。全体時計も早く、鞍上の指示にもしっかり反応。頭の低いフォームにも好感が持てます。前回以上の状態は間違いないと思われますし、そうでなくては掲示板すら難しいでしょう。
そのうえで、ウオッカクラスに勝つためにはレースでの鞍上の捌きは不可欠な要素。騎乗する藤岡騎手はGI勝利で弟に先を越されスーパホーネット自身も『トライアルホース』などと呼ばれて
久しいのですが、今回それを払しょくして去年の雪辱を果たしてほしいです。

対抗はウオッカ。
ヴィクトリアマイルは先行集団の後ろにつけながら、上がり3ハロンは全メンバー中最速の脚を繰り出して圧勝。
強いといえば確かに強い結果ですが、あのメンバーではあまりにも順当な結果。
今回、メンバーも強化されますがそれ以上に問題なのはコンディションでしょう。前回も触れましたが、調教段階で仕上がりすぎです。調子の維持は正直、難しいと思います。
直前の調教パターンは前回とほぼ同じですが、パートナーのレベルは大幅に低下。調教相手のレースが終了してしまったということもあるのですが、
角居調教師自ら『今回の追い切りは動かない相手を選んだ』と言っています。タイムは前回同様非凡なものでしたが、その内容から調子の維持に専念しているように私には見えます。
もっとも、そのレベルが他の馬とは段違いの高レベルなのですが…。
実績、適性ともに出走馬中ナンバーワンなのは間違いないので、普通に走れば当馬が勝つと思います。

単穴がスズカコーズウェイ。
前走京王杯スプリングカップは展開が向いたとする向きが一般的のようですが、中段からしっかり伸びて追い込んだトウショウカレッジに差し切りを許さなかった当馬の能力は
相当高いと思われます。最終追い切りは坂路単走でしたが、力強い走り。1ハロン短いですが、東京コースで直近の結果を出しているところに興味をひかれます。
 
 自在性の高いウオッカですが、現在の東京競馬場の馬場状態を考えると前回同様、先行から中段前目で競馬する可能性が高いと思われます。馬場状態、枠順を考えると、引っ張るのはローレルゲレイロかコンゴウリキシオー。ディープスカイはローレルゲレイロが作ってくれた流れに乗る形で中段に位置してラストを伸ばす形をイメージしてレースをする…というのが妥当な考えではないでしょうか。
一方、スーパーホーネットは矢作調教師が『今回は瞬発力勝負になる』『挑戦者の気持ちで気軽に』と言っていることから後方からの一発逆転を狙ってくる可能性があります。これまでの東京の馬場状態、出走メンバーを見てみると、スローは考えにくく、ハイペースを考慮に入れた展開が予想されます
(もっともこれは、本命馬スーパーホーネットには不得手な展開。ただしこれまでの乗り方であれば、ですが…)。
なお、出走する有力馬の中に昨年のダービー馬、ディープスカイがいますが、今回初めて『消し』にします。
理由は、古馬との対戦になってから一度も勝っていないことと、前走の内容。調教を1週間前と合わせてみましたが、ラストを一杯に伸ばした最終追い切りでの反応がいまいちのように見えました。
加えて、陣営のコメントからも宝塚記念を見据えての姿勢が見え見え。下手をすれば、掲示板もないように思えます。辛口ですが。
ところで、名前を挙げた以外では、リザーブカードとアルマダに期待しています。リザーブカードは前走出遅れての大敗ですが、敗因がはっきりしているだけに巻き返しも期待できます。調教も良く見えました。
アルマダは去年の安田記念以降、いいところが全くない、という印象なのですが、映像を見る限り、調教はきっちり動いているように見えました。着順よりも負けていないような気もします。
…とここまで書き上げたところで、枠順を見たのですが、今までの流れだとウオッカがかなり有利そうです。ですので本命に挙げたスーパーホーネットにはいわゆる外枠の不利を克服してレースでの華麗なハチの一刺しを見せてほしいです。


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安田記念2009回顧
今回は反省だらけ。下手な予想でした。

みみくん
09期 予想歴8年

次走狙い:スーパーホーネット


『普通に走れば、勝てる』と書いていたウオッカが勝利。
あらためてこの馬の強さを思い知らせられると同時に私自身の安田記念の連続的中も途絶えてしまいました。直線であれだけの致命的な不利を受けたにも関わらず、
残り200メートルを切って前をこじ開けると、一気に抜け出して先頭でゴール。見た目以上の圧勝。普通に走れなくても勝たれてしまいました。

本命にしたスーパーホーネットは7着。
展開面で、『スローにはならない』と書いておきながら、スローの上り勝負にならないと勝てない当馬を本命馬にする始末。馬場状態、展開に対して有利な馬を挙げて予想を組み立てていくのが私のスタンスなのに、思い入れからそれを変えてしまったことに今は反省(もちろん、そうした予想、応援の仕方もあっていいとは思います)。
レースでは外にうまく外に持ち出すも、直線での脚が続かず自身のさらに外からやってきたファリダットに差される始末。
スローの上り勝負の馬はペースが速くなると、直線の勝負どころまでになし崩し的に脚を使ってしまう傾向があるのは分かっているつもりだったのですが…。
一昨年も同じような競馬を試みて惨敗していたということが分かっていれば、本命馬に対する検討も多少変わっていたのかもしれません。
ただ、馬自体の調子は本当に良かったと思います。負けてしまいましたがこの馬自身に対する思い入れそのものは今も変わりません。
ですので、次走以降もメンバーと展開さえあえば勝つチャンスはまだまだあると思いますし、応援し続けたいと思います(秋以降になりそうですが)。

対抗馬ウオッカに関しては省略。

単穴スズカコーズウェイは、内枠でいいスタートをきれたと思います。ですがその後自ら下げてしまったように見えました(映像ではそのあたりは良く映っていないので、間違ってたらゴメンなさい)。
結果として直線に入った時の位置は実質最後尾。直線にかける形になってしまったのですが、この馬もスーパーホーネット同様、直線半ばで脚が止まってしまいました。
不利を受けながらも内に入って競馬したスマイルジャックと比べると、位置取りの選択の結果が明暗を分けたような気もします(といってもスマイルジャックも9着ですが)。
もっとも、当馬の得意な競馬がスーパーホーネット同様、スローの上り勝負タイプだった場合今回のようなケースはどうしようもないのかもしれません。

今回の予想の結果は惨敗でしたが、その原因がレース展開がある程度予想できていながらその展開に合わない馬を挙げていた、という結構初歩的?なミスでした。
でも馬券的中のためには、好きな馬、嫌いな馬、といった思い入れやわだかまりを捨てなければならないのか?
そうまでして当てた馬券に喜びはあるのだろうか…(そんなのなら買うな!なんて意見がありそうですが)。
あらためてそんなことを考え、ちょっと悩んでいます。


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