08期 予想歴14年
◎タイセイハニー
2着/17人気
○ビーチアイドル3着/7人
▲エイシンパンサー18着/2人
トップハンデが56キロ。それでいて最軽量が51キロなのだから、いかにメンバー中に抜けた馬がいないことか、よく分かる。
タイセイハニーのブラッドストーンＳ４着に注目。勝ち馬には離されたが、中山ダート1200の急流に対応し、一瞬ではあったが終いの脚は目立っており、昇級後では一番競馬の内容が良く、改めて短距離への適性の高さを示した。どちらかといえばダートで成績が安定しているが、芝でも勝ち鞍はあり、しかも今回は比較的この馬には負担の少ない、平坦小回りのハンデ戦。あとは極端に時計が速くならなければ、昨年の東京のような波乱の再現が期待できる。
ビーチアイドルも内枠をうまくさばけば面白い１頭。成績はややムラでアテになりにくいが、小回り平坦の芝1200はピッタリ。叩き３戦目でそろそろ変わり身あっても。
エイシンパンサーはかつて同じ舞台であじさいＳを勝ったように、レース条件は文句なし。近２走を見た限りでは若干迫力不足な現状も否めないが、大崩れしていないのも事実。安定感を評価して注目に。
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08期 予想歴14年
次走狙い:グッドキララ
次走危険:ゼットカーク
次走危険:エイシンパンサー
勝ったメジロシリング、２着のタイセイハニー、共通するのは近着順が冴えない割に着差は大きく負けていなかったこと。そこにハイペースと外差し馬場が加わり、結果として強烈な波乱が演出された。メジロシリングは中京で現級を勝っている分、最後タイセイハニーとのハナ差にも繋がったようだ。そこだけが個人的にはかなり残念ではあったのだが。
次走反撃が期待できるのは、逃げてハイペースを演出して７着に沈んだグッドキララ。逃げ馬に不利なコンディションを思えば、負けてコンマ0.6秒差は健闘の部類。上位馬は軒並み差し追込だったことも踏まえれば、その価値はなおさら。昨夏では小倉芝1200で波乱を演出した実績もあり、馬場に逃げ先行が不利となるようなバイアスでもかからない限り、単騎で逃げると簡単には止まらない。次走はシーズン的にもローカル出走が濃厚、スムーズな競馬なら巻き返しは必至。
危険馬筆頭はグッドキララを追っかけて16着に沈んだゼットカーク。グッドキララの踏ん張りとその着差を比較してみれば、これが両馬の地力の差そのものと考えても差し支えないだろう。今回の3番人気も結果的には過剰だったということ。次走も急激には人気を落とさないだろうが、嫌って妙味あり。
エイシンパンサーはよもやの最下位。実力を出しての敗戦でもないだろうが、一呼吸置いて考えると、３歳夏以降の成長力がどうもイマイチなのかもしれない。また、昨夏のテレビユー福島賞や佐世保Ｓを振り返っても、速い上がりは使えても厳しい流れになると若干甘くなる傾向も見られた。次走の反撃は現実的だが、高支持率に応えるだけの爆発力が足りないのも事実ではないか。
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