09期 予想歴26年
◎ヒカルオオゾラ
2着/1人気
○ショウナンラノビア4着/6人
▲マストビートゥルー6着/10人
×シンゲン
このレースのポイントの一つにペースがあるでしょう。
逃げると思われるショウナンラノビアのペース次第で、シンゲンやヒカルオオゾラの折り合いを欠く要素がちらほらとしてきます。
3走前、阪神仲春特別は前半1000m60.6通過1着、ペース的には同日アイアンルックが全体時計は平凡も後半外から上がり33秒台で決めていることからラノビアのペースは遅めですね。
次走、中山卯月特別は前半57.6通過1着、ひとつ前の皐月賞で速い時計が出てますから、中山16ならMペースでの持続的なレースをしたと考えられます。
前走のビクトリアMの前半1000m58.6、先行して2着のブラボーデイジーと逃げて3着の同馬の結果からMペース以下と考えられ、1ハロン伸びる今回は、4着ザレマに詰め寄られた内容からややスローに落とすと考えれます。
とすると、シンゲンにとって折り合いを欠く恐れが出てきます。ラノビアに柴田善Jが騎乗ならば、TV静岡賞で道中シンゲンのすぐ後ろに着けていたザレマに騎乗の柴田善Jは、前半58.5速めのペースでうまく折り合いをつけ直線いい伸びをしていたシンゲンを真後ろで見ながら敗戦になっている。
これを踏まえるなら騎手の心理から速いペースでのシンゲンの適性を感じたはずで、先手を奪いスローに落とす作戦に出ると思われ、今の同馬なら1800mをこなしてもいいでしょう。
シンゲンの成績で下級条件時はスピードに任せた先行策、クラスが上がるにつれ通用しなくなり控える差し競馬に。
TV静岡賞と新潟大賞典はHペース(58秒台)、白富士SはMペースでともに1着。
ウエルカムSでは61.9と遅く10着に敗れる。
内で包まれるとスムーズさを欠くのでなるべく外が良く、東京5勝のうち先行策の3勝は除き、参考データとしては近走の控えた2戦から。
クラスが上がった方がレースがしやすいタイプなため、G3戦で強力な逃げ馬がいない以上展開が向かないかもしれない。
平均ペースを境に明暗が分かれそうに思います。
ヒカルオオゾラも昨年Mペースでの2着、前走マイラーズCの超スローで決め手の差はあったがゴール前巻き返していて見どころがあり見劣る内容ではないはず。
以前よりは我慢が利くようになってきていて成長が見られる。詰めの甘さはあるが乗り難しい面が解消されつつあり、休み明け3走目での調整過程もマイラーズC同様に坂路とコースを併用して、DW82.0-66.1-51.5-38.0-11.9馬なりと同じようなタイムを出し、順調に来ていることから中心視したい。
距離面からマストビートゥルー。
2走前の大阪杯では強豪相手に先行策で1秒以内の差と好走している部類と思います。僅差だったメンバーにはシャドウゲイト、マツリダゴッホ、サンライズマックスなどでしたから、健闘してます。
1800m戦に限っては、16戦4勝ですが掲示板外が2回という適性の良さにあります。距離実績では3着圏内を匂わせていますね。
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