アイビスSD2015予想

カタストロフィ
10期 予想歴18年

◎アースソニック
  3着/4人気

○フレイムヘイロー9着/8人
▲マコトナワラタナ13着/10人


 土曜を見る限り極端な超高速馬場までにはいっていないと思うがそれでもかなり速い時計が出ているし、このレースでも普通のペースなら54秒前後が走破時計ということになるだろうなと。


 今回は逃げ馬がそんなにいない。ネロがいたらかなり楽だっただろうけど、いないのでエーシントップがじわっとハナを取り切る形になるだろうと。韋駄天Sで甘くなった意識がどう働くかで、恐らくじわっと行く。外枠からこれに対抗できそうな馬がベルカントぐらいだがミルコだしゲートが良いというタイプでもないのでどうなるかはちょっと読みにくい面もある。この2頭が先頭列で外ラチ沿いに行くとして、内からじわっとリトルゲルダとサカジロロイヤルあたりが2列目雁行状態の中で外に切り込んでくる。外からはアースソニック、レンイングランド辺りが2列目でという感じ。恐らくセイコーライコウやヘニーハウンドは3列目以降になる。フレイムヘイローがサカジロやリトルを見ながら2~3列目で様子を見ながらという感じ。絶対的なスピードタイプがいないのでペースはそんなに上がらないだろうし、恐らく入りの2Fでせいぜい22秒前後だろう。後半が32秒前後でまとまる馬場だしスロー気味をイメージしても良いぐらいかなと。トップスピードの質、持続力の高さを優先しつつ、前を向いて動ける馬を狙いたい。特に外枠の馬はポジショニング、2列目までにはつけたいし内の馬はトップスピード…特に持続力を優先したい。


◎アースソニックは人気しないでくれよ~と思いながら見ていたが4番人気なら悪くない。この馬は函館スプリントSで好走してしまったのが個人的には残念だが、33.0-35.3のかなりのハイペース、消耗戦で後方で脚を溜めて直線で大外一気の2着。走破時計の平凡さが示す通り、この馬が無理せず後半に徹しただけで突っ込んでこれるレベルの低さだったと思っている。適性的には京阪杯を勝った時が示しているように平均~スローでのTS持続タイプであり、特に韋駄天Sでも好位3列目で捌きながらL1で強襲という形。22.2-10.6-21.9とややスローぐらいから12.0 - 10.2 - 10.6 - 10.5 - 11.4とL1でグンと伸びてきていてL2で進路確保しきれずにワンテンポ置かれたのが響いた形。前走で崩れてここというのが理想だったけど、まあ同タイプのセイコーライコウより前走頑張れたというのは評価したいし状態面の不安もない。適性的には最高に合うこの条件で今回は逃げ馬がそんなに飛ばすこともないと思うので2列目に付けられる可能性が枠的にも並び的にも高い。セイコーライコウの前にさえ入ってしまえば楽ができるので、その点も含めて色々と最序盤で有利に進めやすい条件がそろったといえる。韋駄天Sからの斤量差もあるしここは素直に狙いたい。


〇フレイムヘイローはちょっとだけ悩んだけど対抗にした。韋駄天Sはかなりハイレベル戦ではあったし、斤量の恩恵はあったにしてもネロを撃破できたというのは普通に評価していい。アースソニックは捌くのにちょっと手間取った分もあったので力で勝ち切ったとは言わないけど、それでも内からしっかりとポジションを押し上げながら最後まで伸びてきていたようにTS持続力は非凡。それと西田が前走CBC賞でかなり出して行っていて、まあこれは単独で見ればなんという無謀な…という内容だがアイビスを見据えての乗り方だと本人は言っていた(それでもやめてくれと思うが)。新潟1000と言えば村田・西田でもあるわけで、韋駄天Sでは出足で足りなかった分をここで意識付けしてくれれば面白い。それとこれと言って飛ばす馬もいない今回、フラットなペースで良さが出るこの馬としては競馬がしやすいだろうと。斤量増は明らかなマイナス材料だが、韋駄天Sの内容はやはり侮ってはいけないなと。


▲マコトナワラタナ
この馬は個別の展望では触れていないが、ちらほらと名前は出していた。最初から狙うつもりだったが、新潟1000の穴パターンに該当しそう。この馬の良いところは時計が出やすい馬場でのTS持続力の非凡さにある。京都1200の準OP勝ちの時が34.0-33.9の平均ペース、10.8 - 10.9 - 11.2 - 11.8と分かりやすいTS持続戦となっていて中団の最内で上手く立ち回ったとはいえ直線外目からぐんと伸びてきて勝ち切っている。勝った相手が手間取ったとはいえダンスディレクター、理想的なペース配分ができたネロとか平均ペースで強い馬がいた中でインパクトの強い競馬になった。この馬は典型的な1200路線で自身スローバランスからTS持続力を爆発させるタイプの馬なので、新潟1000で見てみたかった馬。それとフレイムヘイローや昨年のセイコーライコウなんかがそうだが、こういうトップスピードの質、持続力を活かしてくるタイプの馬は外枠で捌きながらより各馬が外ラチ沿いに切り込んでいく過程の中で上手くエンジンをかけられる内目の枠というのは結構プラスに働くとみている。先行馬なら外枠の方が良いのは間違いないが、この馬やフレイムヘイローのケースの場合は内枠でも問題ないだろうと。現段階で二桁人気はしめしめでここで一発を狙いたい一頭。


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